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後場に注目すべき3つのポイント~自律反発は半日持たず、物色は好業績中小型株に

2018/10/26 12:42 FISCO
*12:42JST 後場に注目すべき3つのポイント~自律反発は半日持たず、物色は好業績中小型株に 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続落、自律反発は半日持たず、物色は好業績中小型株に ・ドル・円は弱含み、米株安観測で円買い ・値下がり寄与トップは、ソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は続落、自律反発は半日持たず、物色は好業績中小型株に 日経平均は続落。47.23円安の21221.50円(出来高概算6億7000万株)で前場の取引を終えている。 25日の米株式市場でNYダウは4日ぶりに反発し、401ドル高となった。世界経済減速や金利上昇への懸念を背景とした足元の株価下落は行き過ぎとの見方が広がり、ハイテク大手など主要企業の決算が相次いで予想を上回ったことも好感された。投資家心理の持ち直しでシカゴ日経225先物清算値も前日の日経平均終値を上回る21565円となったが、米国市場の時間外取引でアマゾン・ドット・コムやアルファベットの株価が決算を受けて下落したことが重しとなり、本日の日経平均は172.11円高の21440.84円からスタートした。寄り付き後は上値の重い展開となり、アジア市場がさえないことも響いて前場中ごろを過ぎるとマイナスに転じる場面が度々あった。 個別では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、コマツ<6301>、ファナック<6954>、キーエンス<6861>などが軟調。ファナックは目標株価引き下げの動きが観測されている。ソニー<6758>は小安い。業績下方修正のキヤノン<7751>は5%超、前期が営業減益となったサイバー<4751>は8%超の下落。その他売買代金上位では東海カーボ<5301>や安川電<6506>の下げも目立った。一方、ファーストリテ<9983>が2%超の上昇で日経平均の下支えとなった。トヨタ自<7203>や三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>といったメガバンク株は小じっかり。スズキ<7269>は急反発し、4%近い上昇で前場を折り返した。また、堅調な決算や大幅増配が好感されたアサヒHD<5857>はストップ高水準まで買われた。セクターでは、サービス業、その他製品、精密機器などが下落率上位。半面、パルプ・紙、輸送用機器、非鉄金属が上昇率上位だった。 NYダウの急反発を受けて日経平均は朝方こそ高かったものの、力なく失速して前場を折り返した。前日は800円を超える下落となったが、自律反発は半日も続かなかった格好だ。アジア株安が重しとなっているうえ、アマゾンやアルファベットの時間外取引での株価下落を受けて週末の米株安を織り込む動きもあるだろう。 前日の決算発表企業ではキヤノンやサイバーのみならず、エムスリー<2413>、NRI<4307>などが大きく売られており、今後発表される決算への警戒感も高まりやすいと考えられる。コマツやファナック、キーエンスの軟調ぶりは米中貿易摩擦などを背景とした世界経済の減速懸念が根強いことを映している。東証1部の上昇率上位にはアサヒHDやJBCC HD<9889>、日本トリム<6788>などがランクインしているが、物色の向かう先は外部環境の影響を受けにくいとみられる中小型の好決算銘柄に限られそうだ。なお、本日は信越化<4063>、日立<6501>、富士通<6702>などが決算発表を予定している。 ■ドル・円は弱含み、米株安観測で円買い 26日午前の東京市場でドル・円は弱含み。米株式先物のマイナス圏推移を受け日本株が反落し、円買いがドルを押し下げた。 ドル・円は、引き続き株価にらみの展開。上海総合指数の上昇で日経平均株価が上昇すると円買いが後退し、ドルは112円40銭台に戻した。ただ、米株式先物が下げに転じ、今晩の米株反落への警戒から、ドルは112円20銭台に値を下げた。 その後も上海総合指数はプラス圏を維持するものの、米株式先物のマイナス圏推移でランチタイムの日経平均先物は下げ幅を拡大。後場の日経平均株価の軟調継続が予想され、ドルは112円24銭まで弱含んだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円24銭から112円44銭、ユーロ・円は127円61銭から127円90銭、ユーロ・ドルは1.1362ドルから1.1377ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・アサヒホールディングス<5857>や地域新聞社<2164>など、6銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは、ソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・メスター米クリーブランド連銀総裁 「経済見通しに対するリスクは依然として均衡」 「トランプ政権の税制改革によって長期的な見通しを変更することはない」 ・ムボウェニ南ア財務相 「IMFの好き嫌いは問題ではない。債務地獄にはまったらおしまい」 「(税収減の)問題を抱えているのは明白」 <国内> ・日中首脳会談(北京) <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 24件
2164 東証グロース
355
10/2 15:00
+26(7.9%)
時価総額 1,533百万円
千葉県や茨城県で発行する地域フリー情報誌「ちいき新聞」の広告枠販売が柱。週間発行部数は約173万部。富裕層向け情報誌、子育て支援情報誌を発行。求人情報紙「Happiness」の需要が引き続き堅調。 記:2024/05/16
2413 東証プライム
1,460
10/2 15:00
-33.5(-2.24%)
時価総額 991,241百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
5,950
10/2 15:00
-202(-3.28%)
時価総額 12,043,532百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4307 東証プライム
5,160
10/2 15:00
-123(-2.33%)
時価総額 3,154,581百万円
大手システムインテグレーター。金融ITソリューション、産業ITソリューションが柱。戦略コンサル、IT基盤サービス等も。業界トップクラスの収益力が強み。26.3期売上810億円目標。海外売上の拡大等を図る。 記:2024/05/10
4751 東証プライム
993.6
10/2 15:00
-28.4(-2.78%)
時価総額 502,686百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
5301 東証プライム
916.7
10/2 15:00
-7(-0.76%)
時価総額 206,205百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
5857 東証プライム
1,809
10/2 15:00
-3(-0.17%)
時価総額 144,194百万円
電子基板や半導体装置部品などから貴金属を回収して販売。産業廃棄物処理も手掛ける。産業廃棄物処理施設の稼働率は安定。貴金属事業は増収。国内の金販売量、北米の精錬収入の増加が寄与。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/14
6301 東証プライム
4,031
10/2 15:00
-20(-0.49%)
時価総額 3,922,752百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6501 東証プライム
3,827
10/2 15:00
-105(-2.67%)
時価総額 17,744,150百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6506 東証プライム
4,978
10/2 15:00
-20(-0.4%)
時価総額 1,327,583百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6702 東証プライム
2,969
10/2 15:00
-73(-2.4%)
時価総額 6,149,120百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6758 東証プライム
2,750.5
10/2 15:00
-83.5(-2.95%)
時価総額 17,171,641百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6788 東証プライム
3,565
10/2 15:00
-90(-2.46%)
時価総額 30,862百万円
整水器メーカー最大手。電解水素水整水器等の製造・販売を行うウォーターヘルスケア事業が主力。電解水透析等の医療関連事業も。ステムセル研究所を傘下に持つ。スポーツ分野、美容分野の販路開拓は順調に進捗。 記:2024/06/11
6861 東証プライム
68,140
10/2 15:00
-1,260(-1.82%)
時価総額 16,572,193百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,117
10/2 15:00
-69(-1.65%)
時価総額 4,156,305百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,569.5
10/2 15:00
-26.5(-1.02%)
時価総額 41,921,359百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,583
10/2 15:00
-34.5(-2.13%)
時価総額 3,109,940百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7751 東証プライム
4,720
10/2 15:00
-74(-1.54%)
時価総額 6,295,361百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
7974 東証プライム
7,672
10/2 15:00
-24(-0.31%)
時価総額 9,963,550百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
1,450
10/2 15:00
-29.5(-1.99%)
時価総額 19,258,893百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
3,032
10/2 15:00
-69(-2.23%)
時価総額 11,899,181百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
4,075
10/2 15:00
-185(-4.34%)
時価総額 72,429百万円
システム開発などの情報ソリューションを手掛けるJBCCを中核とする持株会社。クラウドデータ連携基盤「Qanat Universe」等の製品開発製造も。超高速開発では基幹システム刷新の案件規模が大型化。 記:2024/08/27
9983 東証プライム
46,780
10/2 15:00
-1,930(-3.96%)
時価総額 14,886,378百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,476
10/2 15:00
-206(-2.37%)
時価総額 14,603,758百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17