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後場に注目すべき3つのポイント~目先調整も業績期待が下支え

2018/10/2 12:42 FISCO
*12:42JST 後場に注目すべき3つのポイント~目先調整も業績期待が下支え 2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日ぶり小幅反落、目先調整も業績期待が下支え ・ドル・円は弱含み、日本株の反落で円売り後退 ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は3日ぶり小幅反落、目先調整も業績期待が下支え 日経平均は3日ぶり小幅反落。0.31円安の24245.45円(出来高概算7億2000万株)で前場の取引を終えている。 1日の米株式市場でNYダウは3日続伸し、192ドル高となった。米国とカナダの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉が合意に至り、先行き不透明感が払拭されたほか、9月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数などの経済指標が堅調な内容だったことも好感された。円相場は1ドル=114円台まで下落する場面があり、本日の日経平均は米株高や円安を好感して130円高からスタートした。朝方には一時24448.07円(202.31円高)まで上昇して連日で取引時間中の年初来高値を更新したものの、その後伸び悩み前日終値近辺で前場を折り返した。 個別では、日経平均寄与度の大きいソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>といった値がさ株に加え、ソニー<6758>、東エレク<8035>などが軟調。一部証券会社が業績予想と目標株価を引き下げたZOZO<3092>は2%近く下落し、昭電工<4004>なども下げが目立った。また、業績下方修正の象印マホービン<7965>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、トヨタ自<7203>、伊藤忠<8001>などが堅調で、任天堂<7974>やキーエンス<6861>は小高い。京都大学の本庶佑特別教授らがノーベル生理学・医学賞を受賞することが決まり、がん免疫薬「オプジーボ」を手掛ける小野薬<4528>は朝方に7%近い上昇となる場面があった。ファナック<6954>やパナソニック<6752>は3%高。また、フェリシモ<3396>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、不動産業、水産・農林業、情報・通信業などが下落率上位。半面、石油・石炭製品、非鉄金属、ゴム製品が上昇率上位だった。 NAFTA再交渉での合意を受けた米株高を好感し、続伸で始まった日経平均だが、為替の円安一服などを背景に伸び悩んだ。9月安値(22172.90円、取引時間中)から本日の高値までの上昇幅は2300円近くに達し、短期的な過熱感が意識されやすいことから、目先の調整は想定内だろう。東京市場ではNAFTA再交渉での合意は前日に織り込み済みといった面もある。 しかし、為替の実勢レートは1ドル=107円程度とされる企業の想定為替レートより円安水準にあり、輸出企業を中心に上期業績の上振れや通期予想の上方修正に対する期待が高まるだろう。日経平均の予想PERは前日終値ベースで14倍弱の水準となっており、業績上振れの可能性を考慮するとなお出遅れ感があるとも捉えられる。今週末には米9月雇用統計の発表が控えており、これを見極めたいとするムードが強まる可能性もあるが、業績期待から押し目買いも入りやすく、日経平均は底堅く推移しそうだ。 ■ドル・円は弱含み、日本株の反落で円売り後退 2日午前の東京外為市場でドル・円は弱含み。日経平均株価の反落で円売りが後退し、ドルは113円80銭台に値を下げる場面があった。 ドル・円は、朝方の取引で114円を挟んでもみあい、日経平均が寄り付きから前日比100円を超える上昇で円売りが先行。その後、日経平均は下げに転じたことで円買いに振れ、ドルは一時113円82銭まで弱含んだ。 ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いとなり、日本株安継続を意識した円買いは続きそうだ。また、欧米株式先物のマイナス圏推移で今晩の欧米株安観測の円買いも観測される。114円付近の上値の重さも意識されている。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円82銭から114円02銭、ユーロ・円は131円77銭から132円00銭、ユーロ・ドルは1.1568ドルから1.1580ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・カイオム・バイオサイエンス<4583>やALBERT<3906>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・9月マネタリーベース:前年比+5.9%(8月: +6.9%) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・10年国債入札の結果発表 ・内閣改造・自民党役員人事 <海外> ・13:30 豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想) ・15:00 英・9月全国住宅価格(前月比+0.2%、8月:-0.5%) ・休場:中国(国慶節、7日まで)、インド(マハトマ・ガンジー生誕日) 《HH》
関連銘柄 17件
3092 東証プライム
5,483
10/15 15:00
+109(2.03%)
時価総額 1,708,744百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3396 東証スタンダード
895
10/15 15:00
-2(-0.22%)
時価総額 8,989百万円
服飾・服飾雑貨、生活関連品など自社企画商品中心の定期便事業が柱。フェリシモチョコレートミュージアム、神戸ポートタワーの運営等も行う。定期便事業では新規開拓、継続商品の開発強化等で顧客数の拡大を図る。 記:2024/05/16
3906 東証グロース
9,160
12/23 15:00
±0(0%)
時価総額 41,165百万円
AI搭載のビッグデータ自動分析ツールを開発。AIアルゴリズム構築とシステム開発も手掛け、データ分析人材育成も展開。自動車衝突シミュレータのパラメータ最適化AIを開発。一部事業の譲渡もあり3Q累計は純増益。 記:2022/11/24
3,855
10/15 15:00
+62(1.63%)
時価総額 712,793百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4528 東証プライム
1,994.5
10/15 15:00
+2(0.1%)
時価総額 1,032,004百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
100
10/15 15:00
±0(0%)
時価総額 5,932百万円
独自の抗体作製技術を用いた医薬品を開発中の創薬ベンチャー。抗体創薬技術の供与も。武田薬品と業務委託基本契約を締結。創薬支援事業は売上増。既存顧客との安定取引の継続。がん治療向け抗体の導出で契約一時金獲得へ。 記:2024/06/10
1,283.5
10/15 15:00
-15(-1.16%)
時価総額 3,149,782百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6758 東証プライム
2,814
10/15 15:00
-1(-0.04%)
時価総額 17,568,078百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
68,800
10/15 15:00
+390(0.57%)
時価総額 16,732,710百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,027
10/15 15:00
-52(-1.27%)
時価総額 4,065,446百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,555
10/15 15:00
-7(-0.27%)
時価総額 41,684,792百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7965 東証プライム
1,701
10/15 15:00
+22(1.31%)
時価総額 123,493百万円
1918年創業の家庭用品メーカー。炊飯ジャーなどで国内シェアトップクラス。調理家電の売上構成比率が高い。ステンレスボトル、ふとん乾燥機等も。配当性向は50%以上目安。価格競争力の強化などに取り組む。 記:2024/07/28
7974 東証プライム
7,944
10/15 15:00
+66(0.84%)
時価総額 10,316,793百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8001 東証プライム
7,684
10/15 15:00
-48(-0.62%)
時価総額 12,178,295百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
26,770
10/15 15:00
+1,150(4.49%)
時価総額 12,625,615百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
53,520
10/15 15:00
-970(-1.78%)
時価総額 17,031,188百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,470
10/15 15:00
+516(5.76%)
時価総額 16,316,374百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17