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前場に注目すべき3つのポイント~米アマゾン決算好感、SUBARUに失望、次第に中小型株にシフトも

2017/10/27 9:06 FISCO
*09:06JST 前場に注目すべき3つのポイント~米アマゾン決算好感、SUBARUに失望、次第に中小型株にシフトも 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米アマゾン決算好感、SUBARUに失望、次第に中小型株にシフトも ■外資系証券の注文動向:差し引き620万株の売り越し ■前場の注目材料:三菱ケミHD、ウェアラブルで健康支援、従業員5万人対象 ■米アマゾン決算好感、SUBARUに失望、次第に中小型株にシフトも 27日の日本株市場は買い先行で始まろう。26日の米国市場は、米下院で18年度予算案が可決され、税制改革への実現期待が一段と強まったことが好感された。一方で医薬品が軟調となるなか、まちまちの展開。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の21855円だった。 まずはシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買いが先行しよう。また、米アマゾン・ドット・コムの7-9月決算では売上高と利益が市場予想を上回っており、時間外で上昇している。米FANG銘柄の上昇はセンチメントを明るくさせよう。ソニー<6758>の4-9月期の営業利益が3000億円弱と20年ぶりに過去最高との観測報道も材料視されそうだ。 一方でSUBARU<7270>も無資格者による完成車の検査があったと伝えられている。ブランドイメージの後退につながるなか、失望売りが向かいそうだ。また、決算発表が本格化してくる中、昨日のファナック<6954>は好材料視されて始まったが、説明会での印象が悪かったとの見方などもあり、じりじりと値を消す格好となっていた。 決算反応が見極めづらくなってきているほか、強いトレンドが続いていた銘柄等には「強気」から「中立」といった投資判断の格下げの動きも散見されてきている。買われ過ぎも意識されやすく、次第に中小型株にシフトしていきそうだ。なお、昨日の全市場の値上り率上位30社では20社以上が中小型株(東証2部、マザーズ、JASDAQ)となっている。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き620万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1620万株、買い1000万株、差し引き620万株の売り越しとの観測。 10月 20日(金):80万株の買い越し 10月 23日(月):140万株の買い越し 10月 24日(火):370万株の買い越し 10月 25日(水):280万株の買い越し 10月 26日(木):650万株の買い越し ■前場の注目材料 ・米アマゾン7-9月決算、売上高と利益が市場予想を上回る ・NYダウは上昇(23400.86、+71.40) ・ドル円は1ドル114円05銭-10銭 ・シカゴ日経225先物(21855、+85) ・日経平均は反発(21739.78、+32.16) ・マザーズ指数は上昇、(1101.57、+7.58) ・NY原油は上昇、(52.64、+0.46) ・7-9月産業ロボ出荷額4割増 ・米下院も予算決議可決 ・三菱ケミHD<4188>、ウェアラブルで健康支援、従業員5万人対象 ・マツダ<7261>、次世代ガソリンエンジン、圧縮着火実現 ・王子HD<3861>、耐水CNFシート開発、酸素遮断ガスバリアー性 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:00  アルミ出荷統計(9月) ・10:10  国債買い入れオペ(残存期間5年超10年以下と10年超)(日本銀行) <海外> ・10:30  中・工業利益(9月)    24.0% 《HT》
関連銘柄 6件
3861 東証プライム
577.8
9/25 15:00
+3.4(0.59%)
時価総額 586,110百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
4188 東証プライム
954.2
9/25 15:00
+14.4(1.53%)
時価総額 1,437,300百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
6758 東証プライム
13,775
9/25 15:00
+20(0.15%)
時価総額 17,371,405百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,130
9/25 15:00
+179(4.53%)
時価総額 4,169,429百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7261 東証プライム
1,111
9/25 15:00
+12(1.09%)
時価総額 701,934百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
7270 東証プライム
2,548
9/25 15:00
+66(2.66%)
時価総額 1,959,860百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14