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前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテの影響は織り込み済み、金融株への物色意識

2017/7/14 8:31 FISCO
*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテの影響は織り込み済み、金融株への物色意識 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ファーストリテの影響は織り込み済み、金融株への物色意識 ■外資系証券の注文動向:差し引き70万株の買い越し ■前場の注目材料:三菱UFJ、フィンテック拡大、オンライン決済企業に出資 ■ファーストリテの影響は織り込み済み、金融株への物色意識 14日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。13日の米国市場は予想を上回る経済指標のほか、FRB議長による利上げ慎重姿勢により投資家心理が改善し、緩やかに上昇する展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の20115円となっている。 一方で、オプションSQに絡んだ売買が小幅に売り越しと観測されているほか、前日取引終了後に決算を発表したファーストリテ<9983>については、ADRで2.6%下落しており、これが重石になりそうである。また、AMDが5%を超える下げとなっていることが、ハイテク株を手掛けづらくさせそうである。 もっとも、ファーストリテについては足元の調整でトレンドが悪化傾向にあったこともあり、織り込まれていた感はある。仕掛け的な売りが出てくる可能性もありそうだが、それ程市場の関心は高まらないだろう。下落影響があったとしても、その後の日銀のETF買い入れへの思惑にもつながりそうだ。 日経平均は引き続き2万円固めのなか、週末要因もあって物色対象も広がりづらく、結局のところは値動きの軽い中小型株に資金が向かいやすいだろう。決算など個別の材料のほか、テーマ性のある銘柄での循環物色といったところか。その他、米国ではJPモルガンなど金融機関の決算が予定されている。波及効果を意識した金融株への物色がみられるかが注目される。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き70万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り460万株、買い530万株、差し引き70万株の買い越しとの観測。 07月06日(木):750万株の買い越し 07月07日(金):70万株の買い越し 07月10日(月):110万株の買い越し 07月11日(火):590万株の売り越し 07月13日(木):100万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NYダウは最高値更新(21553.09、+20.95)、 ・ナスダックは上昇(6274.44、+13.27) ・米週間新規失業保険申請件数、24.7万件で予想より減少 ・米6月生産者物価指数、前月比0.1%増で予想上振れ ・NY原油は上昇(46.08、+0.59) ・シカゴ日経225先物(20115、+35) ・東京電力HD<9501>、19年再建に道筋 ・楽天<4755>、バルサとパートナー契約 ・ヤマトHD<9064>、トラック輸送、他社と連結、東名道など実験へ ・東芝<6502>、監査法人を会計士協会が調査、「新日本」は会員権停止 ・三菱UFJ<8306>、フィンテック拡大、オンライン決済企業に出資 ・三菱電<6503>、他社製も監視、板金機械一元管理、顧客の生産性向上 ・バンドー化<5195>、車載用に透明粘着剤シート提案、光学向け ・ニチリン<5184>、ロボ導入ノウハウ提供、中小の人手不足支援 ・パナソニック<6752>、温・冷風交互で毛先ケア、高級ドライヤーで新製品発売 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 10件
4755 東証プライム
960.7
9/24 15:00
-9.9(-1.02%)
時価総額 1,980,012百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5184 東証スタンダード
3,390
9/24 15:00
+20(0.59%)
時価総額 48,721百万円
自動車用ホース、住宅設備用ホースなどの製造・販売を行う。1914年創業。二輪車用ブレーキホースで国内トップシェア。検査・監視録画機器等も。日本は北米向け輸出が順調。住設分野等の製品群の拡大を図る。 記:2024/07/05
5195 東証プライム
1,818
9/24 15:00
-2(-0.11%)
時価総額 85,835百万円
自動車・二輪車用や産機用、農機用の電動ベルト製品の製造・販売を行う。機能フイルム製品や精密機能部品、ロボット関連デバイス等も。配当性向は40%目処。中期経営計画では26年度に売上1200億円目指す。 記:2024/04/29
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6503 東証プライム
2,276.5
9/24 15:00
±0(0%)
時価総額 4,888,105百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
1,247.5
9/24 15:00
+3(0.24%)
時価総額 3,061,436百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
1,482.5
9/24 15:00
+0.5(0.03%)
時価総額 19,690,558百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9064 東証プライム
1,633
9/24 15:00
-14.5(-0.88%)
時価総額 620,254百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
675.1
9/24 15:00
+19.8(3.02%)
時価総額 1,084,898百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9983 東証プライム
47,930
9/24 15:00
+120(0.25%)
時価総額 15,252,333百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10