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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反発、イベント通過後の仕切り直し意識による押し目拾い

2017/6/14 12:35 FISCO
*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反発、イベント通過後の仕切り直し意識による押し目拾い 14日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、イベント通過後の仕切り直し意識による押し目拾い ・ドル・円は110円02銭、下げ渋り、米利上げ織り込み売りは限定的 ・値上がり寄与トップは京セラ、同2位はユニー・F ■日経平均は反発、イベント通過後の仕切り直し意識による押し目拾い 日経平均は反発。20.34円高の19919.09円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えた。13日の米国市場では、足元で売り込まれていたハイテク株に買い戻しの動きが広がり、NYダウ、ナスダックともに上昇。この流れを引き継ぐ格好から、日経平均は反発して始まると、寄付き直後には一時20009.93円と節目の2万円を回復する場面もみられた。ただ、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとする流れから上値追いは慎重とみられ、買い一巡後はこう着感の強い相場展開となっている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは空運、その他製品、陸運、精密機器がしっかり。一方で、石油石炭、鉄鋼、保険、海運、非鉄金属、化学が小安い。売買代金上位では任天堂<7974>、小野薬<4528>、ファナック<6954>、ローム<6963>、PD<4587>、キーエンス<6861>が堅調。 日経平均は朝方に節目の2万円を回復した後は上げ幅を縮めており、5日線レベルでの攻防をみせている。FOMCの結果待ちの中では想定されたこう着であろう。また、ハイテク株がしっかりではあるが、米テック株の流れをもうしばらくは見極めが必要であり、積極的に押し目も拾いづらいところである。メガバンクは、買い先行後はマイナス圏での推移であるが、米金融改革への思惑から押し目を拾う動きがみられてくるかが注目される。 その他、中小型株物色が活発であるが、資金回転が速く、逃げ足の速さから値動きの荒さも目立ってきている。もっともイベント前のポジション圧縮であれば、イベント通過後の仕切り直しが意識されやすい。押し目拾いのスタンスになろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は110円02銭、下げ渋り、米利上げ織り込み売りは限定的 14日午前の東京外為市場でドル・円は下げ渋り。日本株は伸び悩んでいるが、米利上げを織り込みドル売りは限定的となった。 ドル・円は、日経平均株価の20000円回復を受け、一時110円13銭まで上昇した。その後、日経平均が失速し再び20000円を割り込んだことでドル買いは一服し、一時109円96銭まで下げる場面もあった。 ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが確実視されるため、引き続き下値の堅い展開となっている。目先もドルは売りを仕掛けにくいため、底堅い値動きが続きそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円96銭から110円13銭、ユーロ・円は123円31銭から123円44銭、ユーロ・ドルは1.1207ドルから1.1215ドルで推移した。 12時29分時点のドル・円は110円02銭、ユーロ・円は123円39銭、ポンド・円は140円25銭、豪ドル・円は82円97銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ジーエヌアイ<2160>、システムディ<3804>などがストップ安 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは京セラ<6971>、同2位はユニー・F<8028>となり、2銘柄で日経平均を約22円押し上げ ・トランプ米大統領 「上院は素晴らしいヘルスケア案に取り組んでいる」 「オバマケアを撤廃」 「失業率が16年ぶりの低水準に達するなど、経済は良好」 「経済はより良くなる」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・15:00  独・消費者物価指数改定値(5月)  -0.2%  -0.2% 《HT》
関連銘柄 10件
2160 東証グロース
2,857
10/11 15:00
+4(0.14%)
時価総額 135,673百万円
中国拠点に新薬探索から臨床開発、製造・販売まで行う。中国に自社製薬工場を保有。IPF治療薬「アイスーリュイ」が主力製品。骨移植関連製品等の医療機器事業も。米国子会社中心に新規開発候補化合物の開発図る。 記:2024/08/05
3804 東証スタンダード
1,346
10/11 14:23
-5(-0.37%)
時価総額 8,746百万円
業種・業務特化型の業務支援ソフトウェアメーカー。学園ソリューション、公教育ソリューションが柱。AI機能の開発強化を図る。クラウド型会員管理・会費回収システム「Smart Hello」は引き合い順調。 記:2024/05/10
4528 東証プライム
1,992.5
10/11 15:00
-37.5(-1.85%)
時価総額 1,030,969百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
4587 東証プライム
2,740
10/11 15:00
+19.5(0.72%)
時価総額 356,227百万円
東京大学発の創薬ベンチャー。創薬開発事業、放射性医薬品の研究開発、製造・販売等を行う放射性医薬品事業を展開。ペプチド創薬開発プラットフォームなどが強み。Novartis社とペプチド創薬における提携を拡大。 記:2024/08/26
6861 東証プライム
68,410
10/11 15:00
-530(-0.77%)
時価総額 16,637,859百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(0.2%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6963 東証プライム
1,721.5
10/11 15:00
-33.5(-1.91%)
時価総額 709,258百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
6971 東証プライム
1,712
10/11 15:00
-7(-0.41%)
時価総額 2,585,931百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7974 東証プライム
7,878
10/11 15:00
-35(-0.44%)
時価総額 10,231,080百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07