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*06:13JST NY株式：ダウは236ドル高、ドル安やギリシャ情勢を好感 10日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は236.36ドル高の18000.40、ナスダックは62.82ポイント高の5076.69で取引を終了した。日銀総裁の発言をきっかけに為替相場でドル安が進行、原油価格など商品相場も上昇したことが好感され買いが先行。ギリシャ政府が国際債権団が要求する財政黒字目標を受け入れる意向であることが報じられると、欧州株が全面高となり、米国株も上げ幅を拡大する展開となった。ダウは約1週間ぶりに18,000ドル台を回復した。セクター別では全面高となり、保険やソフトウェア・サービスの上昇が目立った。 動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、株式分割への期待感に加えて、高級ホテルのマリオット・インターナショナル(MAR)との業務提携が好感され、上昇。堅調な原油相場を受け、深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)、資源のフリーポート・マクモラン（FCX）などが堅調推移。空調設備のジョンソン・コントロールズ(JCI)は自動車事業の売却検討が報じられ、買われた。一方で、電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)はCFOの退任が報じられ下落。 石油輸出国機構（OPEC）は本日公表した月次報告で、年内における原油需要の増加はないものの、現在の過剰供給は数四半期で緩和されるとの見方を示した。 Horiko Capital Management LLC 《TM》