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*16:02JST 底堅さ意識も資金は中小型株や低位材料株へ【クロージング】 14日の日経平均は小幅に反発し、3.22円高の19908.68円（出来高概算17億3000万株）で取引を終えた。米株安の流れを受けて利食い先行で始まった日経平均だが、寄り付きにつけた19828.65円が本日の安値となるなど、その後は底堅い展開に。円相場が1ドル119円70銭辺りと円高に振れる状況ながらも大引けにかけては押し目買いの動きも強まり、小幅ながらプラスで終えている。 もっとも、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>といった指数インパクトの大きい銘柄の下落が影響しており、一方で東証1部の値上がり数は6割を超える状況だった。中小型株の強い値動きも目立っているため、地合いの悪さは感じられていない。また、ソフトバンク<9984>の強い値動きなども安心感につながっている。 ひとまず日柄調整が続いており、米国では主要企業の決算が本格化する中、積極的には動きづらいところではある。上方修正を発表した大林組<1802>は842円まで急伸したものの、大引けでは799円とマイナスで終えている。目先は新興市場などを中心とした中小型株や低位材料株での物色が続きそうだ。 《KO》