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後場に注目すべき3つのポイント~中小型株への資金流入が継続

2015/4/14 12:21 FISCO
*12:21JST 後場に注目すべき3つのポイント~中小型株への資金流入が継続 14日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・底堅い展開、需給妙味銘柄は利食い売りに対しても下げ難く ・ドル・円は119円83銭付近、浜田内閣官房参与発言などで軟調推移 ・マザーズ指数が1%超の上昇と中小型株への資金流入が継続 ■底堅い展開、需給妙味銘柄は利食い売りに対しても下げ難く 日経平均は小幅に続落。8.52円安の19896.94円(出来高概算8億6000万株)で前場の取引を終えている。13日の米国市場では本格化する決算発表を前に利益確定の売り圧力が強まり、NYダウ、ナスダックともに下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の19865円となるなか、利益確定の流れが先行した。その後は一時プラスに転じるなど、前日終値を挟んでの模様眺めムードの強い相場展開に。 セクターではパルプ紙、水産農林、海運、非鉄金属、石油石炭、ガラス土石、繊維、陸運などが堅調。半面、証券、その他金融、鉱業、その他製品、精密機器、食料品などが小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の6割を占めている。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>が軟調な半面、ソフトバンク<9984>、塩野義<4507>が日経平均を下支え。 ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>が日経平均の重石となっているが、東証1部の値上がり数が6割を占めているほか、TOPIXのほか、東証2部、マザーズがプラス圏での推移となるなど、全体としては底堅い相場展開であろう。また、日経平均は5日線を割り込んで始まったものの、その後は5日線レベルでの推移であり、ボリンジャーバンドでは+1σが支持線として機能している。19900円割れでは押し目拾いの動きも出やすいようである。 今晩の米国ではJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、インテルなどの決算が予定されている。決算の結果を受けた米国市場の動向を見極めたいとのムードから全体としては引き続きこう着感の強い展開になりやすいだろう。ただし、中小型株を中心とした物色意欲は強いと考えられ、また、需給妙味の大きい銘柄等は利食い売りに対しても下げ難いだろう。 ■ドル・円は119円83銭付近、浜田内閣官房参与発言などで軟調推移 ドル・円は119円83銭付近で推移。ドル・円は、浜田内閣官房参与の発言や東京株式市場が上げ渋る展開となったことで軟調に推移。ユーロ・ドルは、1.0565ドルから1.0594ドルで推移。ギリシャの債務問題への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、126円70銭から126円97銭で推移。 【要人発言】 ・浜田内閣官房参与 「円安は徐々に限界に近づいている」 「1ドル=125、130円と思っている人は注意必要」 ・麻生財務相&甘利経済再生担当相 「為替レートの水準についてはコメントしない」 12時19分時点のドル・円は119円83銭、ユーロ・円は126円78銭、ポンド・円は175円88銭、豪ドル・円は91円25銭で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・売り一巡後の日経平均は先高期待の根強さなどから一時プラス転換 ・マザーズ指数が1%超の上昇と中小型株への資金流入が継続 ・後場も出遅れ感の強い中小型株主体の物色へ ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 12:45 5年国債入札の結果発表 《KO》
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