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*17:01JST 英ポンド週間見通し：原油価格下落と総選挙への警戒感 ■下げ渋り、10-12月期GDP確定値の上方修正などが意識される 先週のポンド・円は下げ渋り。10-12月期国内総生産(GDP)確定値が上方修正されたことや英中央銀行のカーニー総裁が「次に金融政策の変更は、政策金利引き上げ」と述べたことが意識された。取引レンジは176円69銭-178円44銭。 ■弱含みか、原油価格下落と総選挙への警戒感 今週のポンド・円は弱含みか。イラン核協議の枠組み合意を受けて原油価格の下落が予 想されており、ポンド売りにつながる可能性がある。ただし、日本の機関投資家によるポンド建て資産への新規投資が予想されていることや英金利上昇の可能性があることから、ポンドの対円レートが大きく下げる状況ではないとみられる。 ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント ・9日・2月商品貿易収支(予想：-90億ポンド、1月：-84.14億ポンド) ・9日・イングランド銀行（英中央銀行）金融政策決定会合 ・10日・2月鉱工業生産(前月比予想：+0.3％、1月：-0.1％) 予想レンジ： 175円00銭-179円00銭 《TN》