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*09:26JST 日経平均寄り付き＆為替概況：日経平均は103円高、年金や投信資金流入などを意識 【日経平均は103円高、年金や投信資金流入などを意識】 9時26分現在の日経平均株価は、19416.77円（前日比+103.98円）で推移。日経平均は小幅反落で始まった後に、プラスに転じてきている。3日の欧米市場は聖金曜日の祝日で休場になることから、海外勢のフローが減少するなか、利益確定の流れが先行した。しかし、その後は年金や投信資金流入なども意識されるなか、切り返しをみせている。 セクターではガラス土石、その他製品、保険、鉱業、ゴム製品、電気機器、石油石炭、証券、食料品、機械などが堅調。半面、金属、水産農林、陸運、精密などが小安い。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに上昇。売買代金上位では、トヨタ<7203>、ソニー<6758>、ディーエヌエー<2432>、任天堂<7974>、キヤノン<7751>が堅調。半面、ソフトバンク<9984>、マツダ<7261>、SUMCO<3436>、アドウェイズ<2489>が小安い。 【ドル・円は119円71銭付近、3月米雇用統計への期待で下げ渋り】 ドル・円は119円71銭付近で推移。日経平均株価の続伸が期待されており、リスク回避的な円買いが増える状況ではないとみられている。日本時間3日夜に発表される3月の米雇用統計への期待があることもドル相場を下支えしている。 3月の非農業部門雇用者数は+24.5万人程度になると予想されており、増加数は2月実績をやや下回る見込み。ただし、予想通りであれば労働市場の改善は継続しているとの見方が強まり、6月利上げの思惑が再浮上するのではないか、との声が聞かれている。 ■今後のポイント ・3月米雇用統計の期待でドル下げ渋りも ・日経平均株価の続伸は想定の範囲内 9時26分時点でドル・円は119円71銭、ユーロ・円は130円07銭、ポンド・円は177円52銭、豪ドル・円は90円72銭で推移している。 《KO》