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*08:25JST 今日の為替市場ポイント：3月米雇用統計への期待でリスク回避の円買い縮小 2日のドル・円相場は、東京市場では119円52銭から119円76銭で推移。欧米市場では一時119円90銭まで反発し、119円71銭で取引を終えた。 本日3日のドル・円は主に119円台後半で推移か。3月米雇用統計はまずまず良好な内容になるとの見方が増えており、リスク回避的な円買いは縮小する見込み。 日本時間3日夜に発表される3月の米非農業部門雇用者数が予想通りならば、労働市場の改善は継続しているとの見方が広がり、6月利上げへの期待が再び高まる可能性がある。ただし、3日はグッドフライデーの祝日となり、欧米外為市場は休場状態となるため、雇用統計の影響が表面化するのは6日以降になりそうだ。 非農業部門雇用者が市場予想を下回った場合、6月利上げの期待は後退し、リスク選好的なドル買いは縮小するとの声が聞かれている。また、20万人以上の増加でも、平均時給が0.1％-0.2％の伸びにとどまった場合、インフレ抑制の思惑が強まることでドルは伸び悩む可能性がある。米労働市場の急速な改善や悪化は想定されていないことから、インフレ見通しに対する市場の関心はやや高まりそうだ。 《KO》