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《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!

2015/1/19 8:43 FISCO
*08:43JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想! 【小幅高となる】16900-17150円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一 シカゴ先物が17000円を回復しているほか、円相場は1ドル117円35銭辺りと落ち着いた動きをみせており、自律反発の展開が期待される。日経平均は先週の下げで、昨年10月待つの異次元緩和前の水準まで下げた。また、週末は大幅下落ではあるが、長い下ひげを残しての陽線を形成しており、売り一巡感が意識されそうだ。ボリンジャーバンドでは-2σまでの調整を経て、-1σと中心値(25日)とのレンジでの推移か。ただし、買い一巡後に-1σレベルでの攻防が続くようだと、次第に戻り売り姿勢が強まりやすい。16900-17150円のレンジを想定する。 【大幅高となる】下ヒゲ形成でまずはリバウンド=フィスコ田代 昌之 前週の日経平均は週間ベースで333.57円の下落となった。スイス国立銀行が対ユーロでのスイスフラン上限撤廃を発表したことから為替市場が大きく混乱。日経平均はこうした外部環境の悪化を受けてさえない展開となった。ただ、週末一時前日比600円超の急落となったが、売り一巡後の先物市場では買戻しが進んだことから下ヒゲを形成。終値ベースでは75日移動平均線を回復した。 市場では、16500円レベルが強い下値サポートとして認識されている。この水準を下回ることは、昨年10月31日に実施されたダブルバズーカ(日銀による追加緩和、GPIFの運用比率見直し)を否定することにつながる。アベノミクス3本の矢のうち、最も評価されている「第1の矢」を失墜させることは安倍政権が行わないとの見方もある。 円建てCME先物は日中225先物比270円高の17070円。先週末の欧米株が上昇したことや為替の混乱も落ち着いたことなどから、週明けの日経平均は17000円台回復が期待できよう。今週は20、21日に日銀金融政策決定会合が開催される。一部では、今回の日銀会合で15年度消費者物価上昇率見通しの下方修正が発表されると伝わっていることで、3回目の黒田バズーカ(追加の金融緩和)を期待するような動きが入る可能性はある。 ただ、22日に欧州中央銀行(ECB)理事会、25日にはギリシャ総選挙と重要なイベントが多く控えていることから上値は限定的か。ギリシャ総選挙後も、内閣組閣、施政・財政方針などを確認するまではネガティブな要素として市場では意識されそうだ。下向きの25日移動平均線をクリアするには、足元の方向感を明確に示すポジティブな材料が必要。 《KO》