マーケット
10/9 15:15
39,277.96
+340.42
42,080.37
+126.13
暗号資産
FISCO BTC Index
10/10 1:24:30
9,240,559
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

16日の米国市場ダイジェスト:ダウは190ドル高、原油価格上昇でエネルギー関連株を中心に堅調

2015/1/19 6:59 FISCO
*06:59JST 16日の米国市場ダイジェスト:ダウは190ドル高、原油価格上昇でエネルギー関連株を中心に堅調 ■NY株式:ダウは190ドル高、原油価格上昇でエネルギー関連株を中心に堅調 NYダウ       ナスダック 終値 :17511.57  終値 :4,634.38 前日比:+190.86   前日比:+63.56 始値 :17320.00  始値 :4,566.38 高値 :17528.37  高値 :4,635.82 安値 :17243.55  安値 :4,563.11 16日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は190.86ドル高の17511.57、ナスダックは63.56ポイント高の4634.38で取引を終了した。朝方は小動きで始まったものの、原油価格の上昇を受けてエネルギー関連株を中心に堅調推移となった。12月消費者物価指数(CPI)が前月より低下し、インフレ指標が弱まったことから早期利上げ観測後退したほか、ミシガン大1月消費者景況感指数が市場予想を上回ったことも支援材料となった。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器を除いて全面高となっており、特にエネルギーや医薬品・バイオテクノロジーの上昇が目立った。 投資銀行のゴールドマン・サックス(GS)は予想を上回る決算を発表したものの、トレーディング収入などの落ち込みが嫌気されて下落。半導体のインテル(INTC)も予想を上回る決算を発表したものの、慎重な業績見通しを示したことが上値を抑えた。為替証拠品取引のFXCM(FXCM)は、スイスフランの急伸による顧客損失の肩代わりで資本不足に陥ったことを明らかにして急落となり、終日取引停止となった。一方で、動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、アナリストの投資判断引き上げで上昇。製薬会社のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)はエボラ熱ワクチンの早期開発の為、EU機関から1.15億ドルの助成金を受けることが明らかとなり堅調推移となった。 資本不足に陥ったFXCMに対しては投資銀行のジェフリーズを傘下に抱えるルーカディア・ナショナル(LUK)が3億ドルの融資を行うもよう。 (Horiko Capital Management LLC) ■NY為替:ドル・円は117円65銭、ミシガン大学消費者信頼感指数を好感したドル買い ドル・円は116円34銭から117円76銭へ上昇し117円65銭で引けた。米国のミシガン大学消費者信頼感指数が2004年1月以降11年ぶりの高水準に達したことを好感したドル買いが加速した。 ユーロ・ドルは、1.1609ドルから1.1460ドルへ下落し1.1565ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が量的緩和(QE)を導入するとの思惑を受けたユーロ売りが継続。ユーロ・円は134円86銭から136円17銭へ上昇。原油価格の反発や米国の消費者信頼感指数を好感した株高に連れリスク選好の円売りが再燃した。ポンド・ドルは、1.5189ドルから1.5075ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.8773フランから0.8453フランへ下落。スイス国立銀行による対ユーロでのフラン上限撤廃に伴うフラン買いが継続した。 [経済指標] 米・12月消費者物価指数:前年比+0.8%(予想:+0.7%、11月:+1.3%) 米・12月消費者物価コア指数:前年比+1.6%(予想:+1.7%、11月:+1.7%) 米・12月消費者物価指数:前月比-0.4%(予想:-0.4%、11月:-0.3%) 米・12月消費者物価コア指数:前月比0.0%(予想:+0.1%、11月:+0.1%) 米・12月鉱工業生産指数:前月比-0.1%(予想:-0.1%、11月:+1.3%) 米・12月設備稼働率:79.7%(予想:79.9%、11月:80.0%←80.1%) 米・1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:98.2(予想:94.1、12月:93.6) 米・11月対米証券投資・長期有価証券(株式スワップ等除く):+335億ドル(10月:-14億ドル) 米・11月対米証券投資:-63億ドル(10月:+1795億ドル←+1784億ドル) ■NY原油:反発で48.69ドル、IEAの生産見通し下方修正で買い優勢 NY原油は反発(NYMEX原油2月限終値:48.69 ↑2.44)。46.62ドルから一時48.87ドルまで上昇した。国際エネルギー機関(IEA)が月報で、石油輸出国機構(OPEC)非加盟国による今年の原油生産見通しを下方修正する一方、原油価格の回復を予想したことから、買いが優勢になった。 また、16日発表の米国の1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が、11年ぶりの高水準を記録。それをきっかけに、NYダウが上昇に転じたことも、原油相場の下支えになった。ブレント原油先物3月限は、一時50.25ドルまで上昇した。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC)  15.38ドル +0.18ドル(+1.18%) モルガン・スタンレー(MS) 34.89ドル +0.31ドル(+0.90%) ゴールドマン・サックス(GS)177.23ドル -1.26ドル(-0.71%) インテル(INTC)    36.45ドル +0.26ドル(+0.72%) アップル(AAPL)      105.99ドル -0.83ドル(-0.78%) グーグル(GOOG)      508.08ドル +6.29ドル(+1.25%) フェイスブック(FB) 75.18ドル +1.13ドル(+1.53%) キャタピラー(CAT)     83.86ドル -0.46ドル(-0.55%) アルコア(AA)       15.28ドル +0.31ドル(+2.07%) ウォルマート(WMT)     86.77ドル -0.61ドル(-0.70%) 《KO》