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今日の為替市場ポイント:日銀が消費者物価コア指数の見通しを引き下げる可能性

2015/1/19 8:09 FISCO
*08:10JST 今日の為替市場ポイント:日銀が消費者物価コア指数の見通しを引き下げる可能性 先週末16日のドル・円相場は、東京市場では115円86銭から116円84銭で堅調推移。欧米市場では117円77銭まで上昇し、117円62銭で取引を終えた。 本日19日のドル・円は117円台で推移か。欧米諸国の株高や原油先物の反発を意識してドル・円は底堅い動きを続ける見込み。 日銀は今週開催の金融政策決定会合で経済・物価情勢の展望の中間評価を行う予定となっている。市場参加者の間では、日銀は2015年度の消費者物価コア指数の見通しを引き下げるのではないか、との見方が広がっている。 日銀は昨年10月末に公表した「経済・物価情勢の展望」で、「消費者物価の前年比は次第に上昇率を高め、2015年度を中心とする期間に物価安定の目標である2%程度に達する可能性が高い」と予測していた。しかしながら、いくつかの要因で物価見通しは従来の+1.7%から下方修正される可能性が高い。 原油価格が大幅に下落したことは想定外だったかもしれないが、賃金上昇は抑制されており、需要拡大への期待は後退している。日銀は今年前半に追加緩和を行うとの見方が増えているようだが、国債買い入れ額をこれ以上増やすことは難しいとの意見が出ており、日銀は新たな手段を模索することになるかもしれない。 《KO》