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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は個人主体の中小型株物色か

2015/1/19 8:15 FISCO
*08:18JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は個人主体の中小型株物色か 19日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:シカゴ先物サヤ寄せ後は個人主体の材料株に ■外資系証券の注文動向:差し引き540万株の買い越し ■前場の注目材料:TPP日米実務者協議終了、農産物合意に向け前進も ■シカゴ先物サヤ寄せ後は個人主体の材料株に ☆日経225想定レンジ:上限17150円-下限16900円 19日の東京市場は、自律反発の流れが期待される。16日の米国市場では、原油価格の上昇を受け、エネルギー関連株を中心に堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円高の17075円となり、これにサヤ寄せする格好からの上昇が意識されそうである。また、日経平均は先週の大幅調整によって、昨年10月末の異次元緩和前の水準まで下げており、売り一巡感も意識されやすい水準である。 今週は20、21日に日本銀行が政策委員会・金融政策決定会合を開くため、追加の緩和期待が高まりやすい。また、22日に欧州中央銀行(ECB)が金融政策会合を開く。今回のスイスフランの上限撤廃により、ECBによる緩和期待が一段と強まることになった。ECBが追加緩和に踏み切るとの見方が大勢のなか、ショートカバーを含めた先回り的な動きが出てくる可能性はありそう。 もっとも、19日の米国市場はキング牧師の誕生日の祝日で休場になるため、海外勢のフローは期待しづらい。日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好となろうが、現在のもち合いレンジの突破を見極めるまでは、神経質な状況が続きそうだ。 一方で、個人主体の売買は活発である。中小型株中心で資金の逃げ足は速くなっているが、個別材料のほか、テーマ株なども循環的に物色されている。決算発表が本格化してくるなか、株主還元策等の発表も相次いでおり、増配が見込まれる企業のほか、値がさの中小型株などには、分割等も意識されやすく、こちらは先回り的な資金が向かいやすい。 ■外資系証券の注文動向:差し引き540万株の買い越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り950万株、買い1490万株、差し引き540万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 1月9日(金):150万株の買い越し 1月13日(火):480万株の売り越し 1月14日(水):130万株の買い越し 1月15日(木):170万株の売り越し 1月16日(金):490万株の買い越し ■前場の注目材料 ・TPP日米実務者協議終了、農産物合意に向け前進も ・ギリシャ大手2行が中銀へ支援要請、信用不安も ・個人主体の売買は活発、買い一巡後は中小型株での値幅取りか ☆前場のイベントスケジュール <海外> 08:30 豪・12月TDセキュリティーズインフレ指標(11月:前年比+2.2%) 09:01 英・1月ライトムーブ住宅株価(12月:前月比-3.3%) 《KO》