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*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント～SHIFTが東証マザーズに新規上場 13日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し：中小型株に物色資金がシフトしやすいか ■外資系証券の注文動向：差し引き40万株の売り越し ■前場の注目材料：SHIFT<3697>が東証マザーズに新規上場（公開価格:1300円） ■中小型株に物色資金がシフトしやすいか ☆日経225想定レンジ：上限17350円-下限17150円 13日の東京市場は手掛けづらい相場展開になりそうだ。欧州市場は軒並み下落しているほか、12日の米国市場はまちまちの展開。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の17225円、円相場は1ドル115円55銭辺りでの推移となっている。12日の東京市場は大引けにかけて急速に上げ幅を縮める格好だったが、まずはシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行のスタートになりそうだ。 ただし、ウクライナ情勢の悪化を嫌気したリスク回避のほか、国内では消費増税先送り、衆院解散・総選挙への思惑が手掛かり材料となるなか、本日も閣僚による発言に翻弄される可能性がありそうだ。14日のオプションSQを前に、先物市場での仕掛け的な動きなども警戒しておく必要がありそう。 なお、いったん調整に入ると一方向に資金が集中しやすい。そのため大幅な下げとなる銘柄も少なくないが、資金回転が速いため需給調整は一気に進むだろう。日銀のETF買入れとGPIF改革などから、引き続き押し目拾いのスタンスは維持しておきたいところである。 日経平均の水準としては、オプション権利行使価格の17250円辺りでの推移が落ち着き処とみられる。もっとも、17250円処を支持線として意識させてくるようだと、昨日の上ひげ部分の吸収を意識させた動きも出てくる可能性はありそう。そのほか、昨日は中小型株の下げが目立っていたが、全般こう着が意識されそうであり、本日のところは主力大型株から中小型株に物色資金がシフトしやすいだろう。 ■外資系証券の注文動向：差し引き40万株の売り越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1130万株、買い1090万株、差し引き40万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 11月6日（木）：1600万株の買い越し 11月7日（金）：1980万株の買い越し 11月10日（月）：800万株の買い越し 11月11日（火）：100万株の買い越し 11月12日（水）：180万株の買い越し ■前場の注目材料 ・日経平均、円相場は衆院解散を巡る思惑に左右される展開が継続へ ・関西電力<9503>、高浜原発1、2号機の運転延長を申請へ ・SHIFT<3697>が東証マザーズに新規上場（公開価格:1300円） ☆前場のイベントスケジュール ＜国内＞ 08：50　9月機械受注（前月比予想：-1.0％、8月：+4.7％） 08：50　10月国内企業物価指数（前年比予想：+3.3％、9月：+3.5％） 08：50　先週分対外対内証券売買 《KO》