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*08:38JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる～フィスコ・アナリスト別予想！ 【大幅高となる】17250-17375円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、これまでの16700-17100円のレンジを明確に上放れてくることになろう。過熱感が警戒されるなかで買い一巡後は強弱感が対立しやすいだろうが、週末14日にはオプションSQを控えており、ヘッジ等に伴う買いの動きも、日経平均の押し上げ要因になりそうである。また、年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）による資金流入の観測なども意識されており、先高期待は強そうである。オプション権利行使価格の17250-17375円辺りでのレンジを想定するが、17500円への意識も次第に高まりそうである。 【小幅高となる】懐疑的な個人を尻目に解散アルゴ炸裂=フィスコ田代 昌之 円建てCME先物の終値は前日の225先物比135円高の17225円。為替市場では、ドル・円は115円90銭台、ユーロ・円は144円50銭台（8時00分時点）。一部報道では「来月14日投開票」と伝わるなど衆議院解散の流れはほぼ規定路線となりつつある。思惑的な買いを誘発するにはもってこいのテーマと言えよう。海外投資家は買いで反応していることで本日も上に動きやすい地合いとなりそうだ。思惑先行のため現物株の追随は難しいが、投資家心理としては悪くない。もっとも、17日の7-9月期GDP速報値が想定よりも良かった場合のヘッジは必要か。 一方、市場関係者から「05年の郵政解散を彷彿させる」との声も聞かれるが、自民党の議席が大きく増加したあの時と同じ感覚を持つことには危うさを感じる。「解散=株買い」というアルゴリズムでも組んでいるのかと思うほどの反応の良さだ。確かに09年の麻生政権の解散以外は株高の反応となるケースが多いものの、個人投資家（日本国民）は足元の解散風を懐疑的に見ており様子見姿勢を強めている。 《KO》