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*08:26JST 今日の為替市場ポイント：年内総選挙の思惑 昨日11日のドル・円相場は、東京市場では114円64銭から115円86銭まで堅調推移。欧米市場では一時116円11銭まで続伸し、115円79銭で取引を終えた。 本日12日のドル・円は116円前後で推移か。年内総選挙の可能性が高まっているが、選挙後も株高・円安は継続するとの思惑が広がっており、ドル・円は115円台後半で下げ渋る見込み。 マスコミ報道によると、安倍首相は自民党幹部に対して「年内の衆院解散・総選挙は選択肢にある」と伝えたようだ。安倍首相は17日に公明党の山口代表と会談する予定であると報じられている。野党側も年内総選挙は避けられないとの見方に傾いており、選挙準備に入っているようだ。 年内総選挙の可能性が高くなったことで外為市場ではドル買い・円売りが再び優勢となっている。市場参加者の間からは、12月に総選挙を行った場合、自民・公明の勝利を想定して、株高は継続するとの見方が多い。株高を想定してリスク選好的な円売りが増えるとの声も聞かれている。なお、自民党が総選挙で大勝した2005年と2012年は、選挙後に株高・円安の相場展開となっている。 《KO》