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前場に注目すべき3つのポイント~円安進行で買い先行へ、先物動向を注視

2014/11/12 8:18 FISCO
*08:19JST 前場に注目すべき3つのポイント~円安進行で買い先行へ、先物動向を注視 12日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均はもち合いレンジを上放れへ ■外資系証券の注文動向:差し引き180万株の買い越し ■前場の注目材料:10月工作機械受注、前年同月比31.2%増と好調続く ■日経平均はもち合いレンジを上放れへ 12日の東京市場は堅調な相場展開が見込まれる。11日の米国市場は、ベテランズデー(退役軍人の日)で債券市場が休場となるなか、終日小動きだった。一方、為替市場では日本の消費増税先送り、衆院解散・総選挙への思惑から円売りが観測され、シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円高の17225円となっている。シカゴ先物は高いところで17370円まで上げ幅を広げており、東京市場は幅広い銘柄に買いが先行しよう。 週末14日にはオプションSQを控えており、ここに来ての急ピッチの上昇によってヘッジ等に伴う買いの動きも、日経平均の押し上げ要因になりそうである。また、11日は前引け段階でTOPIXがプラスとなるなか、後場は日銀によるETF買入れは期待できず、こう着感の強い相場展開が続くと見られていた。しかし、大引けにかけて上げ幅を拡大させており、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による資金流入の観測や、衆院の年内解散観測が高まる中、年末高を期待する声も挙がっていた。 日経平均は昨日の反発でこれまでのレンジ(16700-17100円)上限を捉えてきた。本日はこのレンジを明確に上放れてくることになり、先高期待が物色意欲を高めてきそうだ。先物主導での上昇となるなか、指数インパクトの大きい主力大型株への物色が中心になりやすい。また、年内の衆院解散・総選挙への思惑から、改めて選挙関連銘柄への物色も意識されやすいだろう。 そのほか、安倍首相は11日、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉について「いよいよ出口が見えてきた」と述べたと報じられている。商社や農業関連などへの物色も強まる可能性がありそうだ。 ■外資系証券の注文動向:差し引き180万株の買い越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1000万株、買い1180万株、差し引き180万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 11月5日(水):1590万株の買い越し 11月6日(木):1600万株の買い越し 11月7日(金):1980万株の買い越し 11月10日(月):800万株の買い越し 11月11日(火):100万株の買い越し ■前場の注目材料 ・10月工作機械受注、前年同月比31.2%増と好調続く ・再増税見送りでも子育て支援などの充実策の実施検討と伝わる ・ダイキン<6367>は通期業績予想を上方修正も事前観測通りの水準 ☆前場のイベントスケジュール <国内> 08:50 9月第3次産業活動指数(前月比予想:+0.8%、8月:-0.1%) 08:50 10月マネーストック 10:00 宮尾日銀審議委員講演(長崎) 10:30 本田内閣官房参与講演 《KO》
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6367 東証プライム
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時価総額 5,300,967百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07