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豪ドル週間見通し:インフレ率低迷、同関連指数を見極める展開
2014/11/8 21:11
FISCO
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*21:11JST 豪ドル週間見通し:インフレ率低迷、同関連指数を見極める展開 ■豪ドル弱含み、豪準備銀行による豪ドル安誘導で 先週の豪ドル・円は上げ渋り。日本銀行の追加緩和政策、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による外貨建て資産投資増額を受けて豪ドル買いが強まる場面があった。しかしながら、豪失業率は高止まりするとの見方が出ている事や豪準備銀行理事会で金融政策の現状維持が決定され、豪ドル安誘導が再表明されたことで、対円レートの上昇はやや抑制された。取引レンジは98円06銭-99円72銭。 ■住宅価格指数と賃金指数に要注目 今週の豪ドル・円は、商品価格の下落による豪インフレ率低迷を受けて、住宅価格指数や賃金指数などのインフレ関連指標を見極める展開となる。なお、豪準備銀行の四半期金融政策報告では、「日本銀行の金融政策と年金基金の新資産構成で、オーストラリアへの資金流入が続き、豪ドルの支援材料になる可能性が高まる」と指摘されており、投機的な豪ドル買いが継続する可能性は残されている。 ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント ・11日:7-9月期住宅価格指数(前期比予想:+1.5%、4-6月期:+1.8%) ・12日:7-9月期賃金指数(前期比予想:+0.6%、4-6月期:+0.6%) 予想レンジ:95円00銭-100円00銭 《TN》
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