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ユーロ週間見通し:軟調推移か、ドラギECB総裁の通貨安誘導政策

2014/11/8 21:09 FISCO
*21:09JST ユーロ週間見通し:軟調推移か、ドラギECB総裁の通貨安誘導政策 ■対米ドルでユーロは弱含み、ドラギ欧州中銀総裁の量的緩和示唆で 先週のユーロ・ドルは軟調推移。ドラギ欧州中銀総裁がが 「購入プログラムは、少なくとも2年続く。欧州中央銀行(ECB)のバランスシートは他の中銀のバランスシートが縮小する中で拡大、これが最も重要なメッセージ」と、量的緩和導入の可能性を示唆したことで、1.2577ドルから1.2358ドルまで下落した。 先週のユーロ・円は上昇。日本銀行による追加緩和策と年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による外貨建て資産投資増額を受けて、円売り・ユーロ買いが優勢となり、対円レートは一時144円22銭まで上昇した。取引レンジはユーロ・ドル1.2358ドル-1.2577ドル、ユーロ・円140円40銭-144円22銭。 ■ウクライナ情勢緊迫化とドラギECB総裁のユーロ安誘導政策で軟調推移 今週のユーロ・ドルは、ウクライナ情勢が緊迫化しつつあること、ドラギ欧州中銀総裁が量的緩和の導入を示唆し、ユーロ安誘導政策を継続していることで、ユーロは弱含みに推移することが予想される。 今週のユーロ・円は、安倍トレード(日本株買い・円売り)継続で対円レートは強含みに推移することが予想される。ただし、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測が消えていないこと、ウクライナ緊迫化への警戒感から、ユーロが大幅高となる可能性は低いとみられる。 主な発表予定は、12日(火):(ユーロ圏)9月鉱工業生産、14日(金):(ユーロ圏)7-9月期域内総生産。 予想レンジ:ユーロ・円140円00銭-145円00銭/ユーロ・ドル1.2000ドル-1.2500ドル 《TN》