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ユーロ週間見通し:財務相会合における財政出動の有無に注目

2014/9/6 22:40 FISCO
*22:40JST ユーロ週間見通し:財務相会合における財政出動の有無に注目 ■ユーロ下落、欧州中央銀行(ECB)の利下げと資産担保証券(ABS)購入で 先週のユーロ・ドルは下落。欧州中央銀行定例理事会で3つの主要な政策金利が引き下げられたこと、資産担保証券(ABS)の購入開始が決定されたことで、1.3160ドルから1.2920ドルまで下落した。 先週のユーロ・円は弱含み。欧州中央銀行定例理事会での追加緩和やポジション調整とみられるユーロ売り・円買いが増えたことで138円28銭から一時135円82銭まで下落した。取引レンジはユーロ・ドル1.2920ドル-1.3160ドル、ユーロ・円135円82銭-138円28銭。 ■ユーロ圏財務相会合に要注目 今週のユーロ・ドルは、ユーロ圏財務相会合に注目する展開となる。ドラギ欧州中銀(ECB)総裁は、伝統的金融政策を使い果たしたことで、ユーロ圏各国の財政出動への期待感を示している。12日に開かれるユーロ圏財務相会合で財政出動に向けた前向きな協議が行われた場合、ユーロ買いにつながる可能性がある。 今週のユーロ・円は、日本の4-6月期国内総生産(GDP)、黒田日銀総裁の講演に注目する展開となる。日本のGDP改定値が予想通りならば、追加緩和への思惑が再浮上するが、黒田日銀総裁の講演で追加緩和の可能性が示唆されなかった場合、リスク選好的な円売りは抑制されるとの見方がある。 主な経済指標の発表予定は、8日(月):(ユーロ圏)9月センティックス投資家信頼感、12日(金):(ユーロ圏)7月鉱工業生産、12日(金):(ユーロ圏)ユーロ圏財務相会合。 予想レンジ:ユーロ・円133円00銭-138円00銭/ユーロ・ドル1.2600ドル-1.3100ドル 《TN》