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今日の為替市場ポイント:外債投資の大幅拡大は期待できないとの声も

2014/9/4 8:27 FISCO
*08:29JST 今日の為替市場ポイント:外債投資の大幅拡大は期待できないとの声も 昨日3日のドル・円相場は、東京市場では105円31銭から104円87銭で推移。欧米市場では一時104円74銭まで下落し、104円79銭で取引を終えた。 本日4日のドル・円は、主に104円台後半で推移か。日銀の金融政策は今回も現状維持の見込み。黒田日銀総裁の会見内容を点検したいとの声が聞かれているが、ウクライナにおける停戦合意への期待は残されており、リスク回避的な円買いが拡大する可能性は低いとみられる。 3日の欧米市場でドル・円は一時104円74銭まで下げたが、その要因として、第二次改造内閣で厚生労働相に起用された塩崎氏が「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産構成見直しについては、専門家に任せるべき」と発言したことがドル売りにつながったとの見方が出ている。 塩崎厚労相はGPIFの改革について、「リスク低減には分散投資が必要だ」と指摘しているが、「しっかりした運用には強固なガバナンスが必要」と述べている。塩崎厚労相は、ガバナンスと運用面の改革を同時に進める意向であることが改めて確認されたことになる。国内債投資を減らして外債投資を拡大すれば、リスクが現在よりも軽減されるとは言い切れないだけに、外債投資の大幅な拡大は期待できないとの声が聞かれている。 《KO》