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*07:25JST 3日の米国市場ダイジェスト：ダウは10ドル高、アップルの大幅下落などが重しに ■NY株式：ダウは10ドル高、アップルの大幅下落などが重しに NYダウ　　　　　　　ナスダック 終値　：17078.28　　終値　：4572.57 前日比：+10.72　　　前日比：-25.62 始値　：17067.24　　始値　：4610.14 高値　：17151.89　　高値　：4610.14 安値　：17060.21　　安値　：4565.38 3日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は10.72ドル高の17078.28、ナスダックは25.62ポイント安の4572.56で取引を終了した。ウクライナとロシアが停戦で大筋合意したとの報道を好感して買いが先行。しかし、その後、合意には達していないと相反する報道も伝わり、下落に転じた。来週に新製品発表会を控えるアップルが今年1月以来となる大幅下落となったことも重しとなった。セクター別では、公益事業やヘルスケア機器・サービスが上昇する一方、テクノロジー・ハード・機器や耐久消費財・アパレルが下落した。 アップル(AAPL)は一部アナリストが利益確定を推奨したことで下落。デルタ航空(DAL)は、燃料費が想定を上回ることを理由に慎重な業績見通しを示し下落。住宅メーカーのトールブラザーズ(TOL)は概ね良好な決算を発表したものの、足元の受注動向が低調だったことが嫌気されて軟調推移となった。一方で、大手行のJPモルガン・チェース(JPM)は野村證券の投資判断引き上げで上昇。ドラッグストアのCVSケアマーク(CVS)は社名をCVSヘルスに変更することと、店舗でのタバコの取扱いを中止することを発表して堅調推移となった。 4日の欧州中銀理事会や日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑から、一旦手仕舞う動きも広がったようだ。 （Horiko Capital Management LLC） ■NY為替：ドル・円は104円78銭、米7月製造業受注指数の予想下振れが上値を抑制 ドル・円は105円04銭から104円72銭まで下落して104円78銭で引けた。米国の7月製造業受注指数が予想を下振れたことやオプション絡みの売りに上値が抑制された。 ユーロ・ドルは、1.3154ドルから1.3133ドルへ下落し1.3151ドルで引けた。欧州中央銀行（ECB）の定例理事会を控えて根強い追加緩和観測がユーロの圧力となったが、ウクライナ停戦期待が下値を支えた。ユーロ・円は、138円16銭から137円69銭へ下落した。ウクライナ停戦合意に懐疑的な見方や米国の著名投資家、サム・ゼル氏が異例な地政学的リスクなどを受けて株式相場の調整を警告したことなどが材料視され、リスク回避の円買いが再燃。 ポンド・ドルは、1.6477ドルから1.6440ドルへ下落した。ドル・スイスは、0.9192フランから0.9176フランへ下落した。 ■NY原油：反発で95.54ドル、ウクライナ停戦期待や米経済期待で買い先行 NY原油は反発（NYMEX原油10月限終値：95.54　↑2.66）。93.78ドルから95.83ドルまで上昇した。まず、ウクライナ東部での停戦に向けた動きが好感された。停戦の可能性が高まれば、ロシアに対する制裁緩和が見込まれることから、欧州などの経済にプラスとなり、原油の需要増につながるとの見方。 次に、この日発表された米国の7月製造業受注指数が下振れだったものの、前月比+10.5％を記録したこと。そして、米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、「全地区で経済活動は拡大」とされたことなどが、買いの材料となった。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比（騰落率） バンクオブアメリカ（BAC）　 16.10ドル　-0.12ドル（-0.74％） モルガン・スタンレー（MS）　34.56ドル　+0.01ドル（+0.03％） ゴールドマン・サックス（GS）179.60ドル　-0.17ドル（-0.09％） インテル（INTC）　 　　34.57ドル　±0.00ドル（±0.00％） アップル（AAPL）　　　　　　98.94ドル　-4.36ドル（-4.22％） グーグル（GOOG）　　　　　　577.94ドル　+0.61ドル（+0.11％） フェイスブック（FB） 75.83ドル -0.85ドル（-1.11％） キャタピラー（CAT）　　　　 108.46ドル　-0.46ドル（-0.42％） アルコア（AA）　　　　　　　16.93ドル　+0.26ドル（+1.56％） ウォルマート（WMT）　　　　 76.01ドル　+0.26ドル（+0.34％） 《KO》