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今日の為替市場ポイント:ウクライナ情勢懸念は後退

2014/8/12 7:50 FISCO
*07:50JST 今日の為替市場ポイント:ウクライナ情勢懸念は後退 昨日11日のドル・円相場は、東京市場では102円19銭から102円02銭で軟調推移。欧米市場では一時102円23銭まで反発し、102円20銭で取引を終えた。 本日12日のドル・円は、主に102円台前半で推移か。日経平均株価の続伸が期待されていることから、ドル・円は102円台を維持し、底堅い動きを続ける可能性がある。 報道によると、ロシアのプーチン大統領は、赤十字国際委員会(ICRC)と協力し、支援物資を載せた車両を現地に派遣していると述べた。ウクライナ政府は、ロシア、欧州連合(EU)と協力し、ウクライナ東部に人道支援団を派遣すると表明している。 EU側(欧州委員会)は、ウクライナに対する一方的な軍事行動を行わないようプーチン大統領に要請したようだ。ラスムセン北大西洋条約機構(NATO)事務総長は、「ロシアによるウクライナへの軍事介入はありうる」と警告しているが、ウクライナ国境地帯にロシア軍が残っているのはICRCと連携して支援物資などをウクライナに運ぶためではないかとみられている。 欧米諸国はロシアの行動を監視しているが、ロシアとNATO軍の軍事衝突のリスクは小さくなっているとの見方が増えている。イラク情勢が悪化する可能性は消えていないが、地政学的リスクの増大を警戒した安全逃避の円買いは縮小しつつある。 《KO》