マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
43,065.22
+201.36
暗号資産
FISCO BTC Index
10/15 9:22:43
9,869,335
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

NY株式:ダウは16ドル高、ウクライナ情勢の緊張後退を好感

2014/8/12 7:00 FISCO
*07:00JST NY株式:ダウは16ドル高、ウクライナ情勢の緊張後退を好感 11日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は16.05ドル高の16569.98、ナスダックは30.43ポイント高の4401.33で取引を終了した。先週、ウクライナ国境付近でのロシア軍事演習が終了したことが引き続き好感され、欧州株式相場が全面高となった流れを受け買いが先行。エネルギー関連の大型企業グループ再編も好感され、終日堅調推移となった。セクター別では、半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方、公益事業や銀行が下落した。 エネルギー大手のキンダーモーガン(KMI)は、総額440億ドルでオイル・ガスパイプラインなどの関連企業4社を買収統合する方針を明らかにして上昇。旅行予約サイトのプライスライン・グループ(PCLN)は32%の増益となる好決算を発表して堅調推移となった。電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)はドイツ証券の投資判断引き上げを受けて上昇。一方で、食品のディーン・フーズ(DF)は、予想以上に赤字幅が拡大する決算を発表し、通年の業績見通しも撤回したことで軟調推移となった。 エネルギーセクターでは1990年代後半以降、パイプラインなどの事業をパートナーシップ形態(MLP)で分離独立する動きが盛んになったが、11日のキンダーモーガンの発表はこれに逆行する動きで注目を集めている。 (Horiko Capital Management LLC) 《KO》