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スクリーンHD、SUMCO、ダイキン工など

2024/5/10 15:20 FISCO
<5406> 神戸鋼 1982.5 +139.5大幅反発。前日に24年3月期の決算を発表、経常利益は1609億円で前期比50.6%増となり、会社計画1500億円を上回る着地に。25年3月期は1500億円で同6.8%減の見通し、電力事業の大幅減益を見込んでいる。一方、純利益は税効果会計の影響で同9.5%の増益見通し、これに伴い年間配当金は90円を継続の計画。比較的、減配を織り込んでいた向きが多かったもようで、ポジティブな反応につながっている。 <5401> 日本製鉄 3310 -100大幅反落。前日に24年3月期の決算を発表、事業利益は8697億円で前期比5.1%減、従来計画の8000億円を上振れ。一方、25年3月期は6500億円で同25.3%減の見通しとしており、予想外の大幅減益見通しに。スプレットの悪化に加えて、人件費や償却費の増加を見込んでいるもよう。なお、構造改革費用などで純利益は同45.4%減と大幅減益見込みながら、年間配当金は160円を維持する計画。 <8830> 住友不 5502 +113大幅続伸。前日に24年3月期決算を発表、営業利益は2547億円で前期比5.6%増となり、市場想定線で着地した。25年3月期は2670億円で同4.8%増を見込み、コンセンサスは100億円程度下振れの水準。一方、毎年の増配ペースを年7円から年10円に引き上げ、「7年以内に倍増、年100円配」を2年前倒しで実現させるとしている。加えて、政策保有株比率を10%以下とする目標も3年前倒しするとしている。 <3436> SUMCO 2591 +200大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は87億円で前年同期比66.5%減となったが、70億円程度の市場予想は上振れ。4-6月期は90億円の見通しでほぼ市場コンセンサス通りの水準。300ミリウエハの需要底打ちにより売上高は前四半期比6%増の計画だが、人件費や電力費の増加で利益の前四半期比伸び率は限定的とみているもよう。需要ボトムアウトをポジティブに捉える動きが先行。 <7012> 川崎重 5821 +214大幅続伸。前日の取引時間中に24年3月期の決算を発表、直後は買い優勢で反応した本日も続伸の展開に。事業利益は462億円で前期比43.9%減となったが、25年3月期は1300億円で同2.8倍の見通しとしている。140円の為替前提にもかかわらず、市場コンセンサスを200億円近く上回る水準に。パワースポーツ&エンジン事業の利益計画などが市場想定を大きく上回る状況のようだ。 <7735> スクリーンHD 15445 -2155急落。前日に24年3月期の決算を発表、営業利益は942億円で前期比23.2%増となり、市場予想は20億円程度上振れ。25年3月期は1000億円で同6.2%増の見通し、コンセンサス水準は小幅に下振れ。決算数値に大きなサプライズはなし。また、26年度までの新中計を発表しているが、こちらも数値目標や株主還元方針などほぼ事前期待通り、短期的な出尽くし感につながっているようだ。 <6367> ダイキン工 24685 +1860大幅続伸。前日に24年3月期の決算を発表、営業利益は3921億円で前期比4.0%増となり、従来予想の4000億円はやや下振れたが市場予想は上振れ着地に。また、25年3月期は4250億円で同8.4%増の見通し。為替前提138円の中で市場コンセンサスの4200億円水準を上回っている。新工場稼働などによるシェア上昇などで、特に欧州での販売拡大を想定しているようだ。 <4348> インフォコム 3485 +504ストップ高比例配分。ソニーグループなど複数陣営が同社の買収を検討していることが分かったと報じられている。買収総額は最大で2000億円規模になる可能性があるとされている。前日終値ベースでの時価総額は約1700億円であり、買収プレミアムへの期待が先行する状況になっているもよう。約55%を保有する帝人は持ち分全ての売却を目指しているもようだが、ファンドなどは全株式の取得を想定しているようだ。 <9066> 日新 3795 +700ストップ高比例配分。前日に24年3月期決算と同時に中期計画の数値目標の修正を発表。配当指標としてはこれまでのDOE2%以上から4%以上を目安にするほか、自己株取得は26年までに100億円程度の取得から24年度に140億円程度の取得などとしている。これに伴い、25年3月期年間配当金は前期比90円増の200円を計画。立会外取引で発行済み株式数の23.61%に当たる450万株の自社株買いを実施した。 <9055> アルプス物 5050 +700ストップ高比例配分。旧日立物流のロジスティードが1株5774円でTOBを実施すると発表している。同社ではTOBへの賛同を発表、将来的に非公開化される見込み。TOB価格は前日終値を33%上回る水準となっており、サヤ寄せを目指す動きとなっている。8日の取引時間中に、ロジスティードのTOB観測報道が伝わっており、前日にかけて株価は大きく上昇する展開になっていた。 《ST》
関連銘柄 10件
3436 東証プライム
2,477.5
5/20 15:00
+2.5(0.1%)
時価総額 867,559百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
4348 東証プライム
3,910
5/20 15:00
+50(1.3%)
時価総額 225,216百万円
国内最大級の電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を運営。介護領域向けITソリューション等も。電子コミック配信サービスは従量課金コースの利用が伸びる。特別損失は減少。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/26
5401 東証プライム
3,355
5/20 15:00
+73(2.22%)
時価総額 3,188,327百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5406 東証プライム
2,000
5/20 15:00
+89(4.66%)
時価総額 792,692百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
6367 東証プライム
24,775
5/20 15:00
-330(-1.31%)
時価総額 7,261,899百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
7012 東証プライム
5,629
5/20 15:00
+109(1.97%)
時価総額 945,233百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
15,800
5/20 15:00
+150(0.96%)
時価総額 1,605,122百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8830 東証プライム
5,206
5/20 15:00
+67(1.3%)
時価総額 2,478,504百万円
総合不動産大手。首都圏のビル賃貸が収益柱で、東京都心を中心に競争力のあるオフィスビルを多数保有。既存ビルは空室率改善。不動産販売事業は堅調。計上戸数の増加や利益率の改善等が寄与。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/24
9055 東証プライム
5,660
5/20 15:00
+20(0.35%)
時価総額 200,783百万円
アルプスアルパイン傘下の物流会社。電子部品物流に強み。生協関連の消費者物流も。24.3期3Q累計は電子部品の生産停滞を受けて貨物取扱量が足踏み。消費者物流のコスト増も利益に響く。親会社が同社株売却を検討。 記:2024/04/12
9066 東証プライム
4,775
5/20 15:00
+280(6.23%)
時価総額 96,804百万円
港運で出発の物流会社。国際複合一貫輸送に強み。旅行業なども。24.3期上期は取扱物量が停滞。海上・航空運賃高騰の反動も出る。ただ倉庫堅調。旅行も回復続く。27.3期までに政策保有株を約50億円縮減の意向。 記:2024/01/17