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マネーフォワード、SHIFT、エスプールなど

2024/1/15 15:58 FISCO
<9107> 川崎船 7121 +624大幅続伸。海運株が強い動きに。上海発のコンテナ船スポット運賃であるSCFIは先週末に2206.03となり、前週末比で16%強の上昇と上昇率は再加速する形に。また、年間等の契約運賃が反映されている中国発のコンテナ船運賃であるCCFIも、これまではSCFIと比較して上昇が目立っていなかったが、先週末は1140.31で前週末比21%強の上昇に。コンテナ運賃の上昇基調がより鮮明化と捉えられたようだ。 <2651> ローソン 7951 +558大幅反発。先週末に第3四半期決算を発表、事業利益は222億円で前年同期比17.2%増となり、市場予想を40億円程度上振れる形になっている。上半期決算時に続いて通期予想を上方修正、事業利益は従来の850億円から880億円、前期比36.8%増に引き上げている。こちらはコンセンサスを70億円程度上回る水準。国内コンビニ事業の収益拡大が牽引役となっている。 <6532> ベイカレント 3920 -672一時ストップ安。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業益は242億円で前年同期比15.8%増となった。据え置きの通期計画355億円に対する進捗率は68.2%にとどまった。9-11月期は87億円で前年同期比4.8%増と伸び率は鈍化へ。ポテンシャル採用で入社した未経験者の増加により、コンサルティングフィーの水準が低下した。グロース株の代表格と位置付けられる中、収益成長鈍化にネガティブ反応強まる。 <3697> SHIFT 28090 -7000ストップ安。先週末に第1四半期決算を発表、営業益は18.2億円で前年同期比0.4%増となった。上半期予想レンジ下限値である46億円に対する進捗率は39.5%にとどまった。前四半期比では45.5%の減少に。成長に向けた人的投資および体制強化など積極投資を行ったことで、利益率が低下する状況となった。高い成長期待から高バリュエーション水準にあるため、収益成長鈍化に対するネガティブ反応は強いようだ。 <3994> マネーフォワード 5196 +700ストップ高。前日に23年11月期決算を発表、売上高は304億円で前期比41.5%増、SaaS ARRは231億円で同42.0%増となり、従来予想レンジの上限レベルでの着地に。24年11月期ガイダンスは、売上高が395-420億円、SaaS ARRは300-316億円のレンジ予想と、それぞれ約3割の伸びを見込む。売上高はレンジ下限水準が市場予想を上回り、高い成長性があらためて見直される形に。 <4443> Sansan 1430 -66大幅反落。先週末に上半期決算を発表、累計営業利益は3.1億円で前年同期比3.8億円の損益改善となったが、9-11月期は1.9億円で同1.5%の減益となった。株式報酬関連費用が増加したことが背景。また、第2四半期の調整後営業利益は3.8億円で同0.8億円の増加となったが、第1四半期は同3.7億円の増加であったため、9-11月期の伸びは鈍化している状況。割高感への意識も強い中で、売り圧力が優勢に。 <8237> 松屋 1107 +145急騰。先週末に第3四半期決算を発表、営業利益は20.8億円で、前年同期比25.3億円の損益改善となっている。また、通期予想は従来の17億円から23億円、前期比6.6倍の水準に上方修正している。国内顧客による売上高が堅調に推移したことに加え、訪日外国人の増加に伴い免税売上高が想定以上に拡大しているもよう。上振れ期待は高かったとみられるが、想定以上の収益拡大で見直しの動きが強まる展開に。 <2471> エスプール 341 -80ストップ安。先週末に23年11月期決算を発表。営業利益は26.2億円で前年同期比15.4%減となり、従来計画の36.2億円を大きく下回った。人材ソリューション事業において、コールセンター派遣の売上がコロナ関連業務の反動減の影響で大きく減少したもよう。24年11月期は27.5億円で同5.1%増を見込むが、従来の前期予想を大きく下回る水準であり、短期的な収益成長鈍化をネガティブに捉える動きへ。 <6506> 安川電 6065 -6小反落。先週末に第3四半期決算を発表、9-11月期営業利益は135億円で前年同期比20.1%減となり、約160億円の市場予想を下回る。7-9月期水準166億円も下振れ。会社側通期計画では12-2月期営業利益水準235億円が必要となり、下振れ懸念が先行した。9-11月期受注高はコンセンサスをやや上回り、12-2月期は前四半期比増加を見込むも、株価も高値圏にあり、足元の収益水準下振れが嫌気された。 <3073> DDグループ 1410 +160急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は23.1億円で前年同期比25.9億円の損益改善となっている。上半期決算時に上方修正した通期予想29.5億円に対する進捗率も78.2%にまで達している。新型コロナウイルスの影響が弱まり、主力の飲食事業が大幅な増収増益となっている。上半期決算後に株価が大幅安となり、現在安値圏での推移となっていたことからも、見直しの動きが進んでいるもようだ。 《ST》
関連銘柄 10件
2471 東証プライム
340
11/22 15:30
-5(-1.45%)
時価総額 26,863百万円
人材派遣や人材アウトソーシング、プロフェッショナル人材活用、障がい者雇用支援、行政BPO等を手掛ける。ビジネスソリューション事業は増収。障がい者雇用支援サービスや自治体の環境経営支援も拡大。IFRS移行。 記:2024/09/29
2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(0%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
3073 東証プライム
1,315
11/22 15:30
+3(0.23%)
時価総額 24,268百万円
ダイヤモンドダイニング、エスエルディー、湘南レーベル等を傘下に収める持株会社。飲食・アミューズメント事業、ホテル・不動産事業を展開。飲食事業では新規出店店舗が業績貢献。26.2期売上高400億円目標。 記:2024/10/20
3697 東証プライム
15,620
11/22 15:30
+185(1.2%)
時価総額 278,551百万円
ソフトウェアテスト関連サービス、ソフトウェア開発関連サービスが柱。Web企画制作、マーケティング等も。連結エンジニア数は1.1万人超。エンジニア採用、事業開発投資進める。27.8期売上2000億円目指す。 記:2024/10/25
3994 東証プライム
4,330
11/22 15:30
-104(-2.35%)
時価総額 236,743百万円
経理・確定申告、人事労務等の「マネーフォワード クラウド」が主力。家計簿アプリや事業用プリペイドカード、企業間請求・決済代行サービスなども。課金顧客数は35万超。企業間請求・決済代行サービスは好調。 記:2024/10/28
4443 東証プライム
2,016
11/22 15:30
+47(2.39%)
時価総額 254,238百万円
営業DXサービス「Sansan」、インボイス管理サービス「Bill One」等を手掛ける。Sansanは契約件数が9400件超。Bill Oneの有料契約件数は2600件超。Bill Oneは高成長続く。 記:2024/06/07
6506 東証プライム
4,157
11/22 15:30
-70(-1.66%)
時価総額 1,108,630百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6532 東証プライム
5,469
11/22 15:30
+81(1.5%)
時価総額 849,943百万円
大手経営コンサルティング会社。全体戦略や事業戦略の立案など経営課題を解決するサービスを提供。24年9月に持株会社に移行、M&A推進。採用活動を積極化。コンサルタントの増加により人件費増も案件拡大で堅調。 記:2024/10/31
8237 東証プライム
881
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 46,948百万円
1869年創業の老舗百貨店。東京の銀座(本店)、浅草に店舗。飲食業、ビル総合サービス等も。松屋銀座では化粧品、ラグジュアリーブランド、宝飾時計を強化。新規優良個人口座の拡大など外商部門の売上向上に注力。 記:2024/08/12
9107 東証プライム
2,155
11/22 15:30
-34(-1.55%)
時価総額 1,454,996百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17