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ケアネット、ルネサス、コナミGなど

2024/1/5 15:37 FISCO
<2150> ケアネット 934 -137急落で下落率トップ。昨年末につけた高値水準からの下落率は17.2%に達している。特に悪材料は観測されていないものの、TOPIX組み入れに伴うパッシブファンドの買い一巡など、需給要因が株価下落の背景とみられる。昨年12月には安値から高値までの上昇率が50.2%と大幅に水準訂正を果たしており、組み入れ日となる28日には144円高と一段高になっていた。 <3099> 三越伊勢丹 1599.5 +52大幅続伸。前日に百貨店大手5社が発表した12月の売上高は総じて好調な推移となっている。国内富裕層による高額品消費がけん引役となり、インバウンド客の回復も続いているようだ。同社の既存店売上高は13.1%増と2ケタ成長、相対的にも高い増収率となっている。また、24年に入ってからも、伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店の3店累計で2-3日の売り上げが2%増加しているもよう。 <9843> ニトリHD 17500 -645大幅続落。米国では経済指標の上振れを受けて長期金利が足元で反転基調にあり、一方の国内では能登半島地震の発生によって日銀の緩和政策修正時期の先送りが意識される状況となっている。これにより、為替市場ではドル高円安への反転の流れが年初から強まっている。円高メリットの代表格と位置付けられる同社や神戸物産などには換金売りの動きが優勢となりつつあるようだ。 <8570> イオンFS 1308.5 +33.5大幅続伸。NTTドコモ、マネックスG、マネックス証券の3社が業務提携を開始したことを発表。協業第1弾として、ドコモショップ店舗やマネックス証券のオウンドメディアで、資産形成に資するコンテンツを提供する。今後は新NISAの開始に伴い、「dポイント」「d払い」「dカード」「dアカウント」などとマネックス証券のサービスとの連携を強化する。イオングループで金融サービスを手掛ける同社には恩恵期待高まる。 <7202> いすゞ自 1917 +19.5続伸。普通免許で運転できるEVの小型トラック「エルフミオEV」を発売したと発表している。車両総重量は普通免許の条件である3.5トン未満となっており、航続距離は115km。夏にはディーゼル車も発売予定で、合計で年間4000-8000台の販売を目指しているようだ。「2024年問題」が接近する中で、人材不足に悩む運送会社などからの需要拡大を期待する動きが先行。 <6723> ルネサス 2388.5 -106大幅続落。先進運転支援システム実現に向けた車載用半導体を手掛けるイスラエルのモービルアイが、決算発表を受けて株価急落となっている。24年通期の売上高見通しを18.3億-19.6億ドルと示したが、市場予想の25.8億ドルを大きく下回る水準となっている。過剰在庫の解消に向けて顧客からの需要が減退しているもよう。国内での車載用半導体大手企業である同社にも売りが波及へ。 <4565> SOSEI 1510 +49大幅続伸。代表執行役社長CEOの新年の挨拶が前日にリリースされており、材料視されているもようだ。毎年少なくとも1件の新たな大型提携を目標としているが、24年の早い時期に価値創出につながる提携の実現を期待としている。また、日本ではピヴラッツの販売拡大とダリドレキサントの上市を見込むなど、24年は飛躍の年になるとも期待しているようだ。 <8801> 三井不 3551 +112大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、インフレ経済への移行によって不動産業界にバリュエーション修正の機会が訪れているとして、業界投資判断を「Attracthive」としている。同社の目標株価は4100円としている。日本は主要国では稀な実質金利マイナスを維持、不動産リスクプレミアムは低下しやすいとしている。都心オフィス市況の好転も出遅れ解消のカタリストになるとみている。 <9766> コナミG 7874 +322大幅続伸。Play Stationの公式Youtubeチャンネルで、PS5向けに今年発売予定のタイトルに関する動画が公開された。「SILENT HILL 2」リメイク、「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」などで、発売日未定の同社タイトルなども含まれている。野村證券ではともに200万本程度の販売が期待できるとみており、25年3月期の業績期待につながったようだ。 <7581> サイゼリヤ 5150 +160大幅反発。野村證券では投資判断を新規に「バイ」、目標株価を6300円としている。短期的には国内採算改善、中期的には中国中心にアジアでの店舗網拡大で、着実な利益成長が予想できると評価。24年8月期第1四半期以降の決算を確認することで、中期的な利益成長力の蓋然性が高まるとみているようだ。直近での小売企業の株価下落によって、投資魅力が高まったとも判断している。 《ST》
関連銘柄 10件
2150 東証プライム
608
11/22 15:30
-45(-6.89%)
時価総額 28,498百万円
製薬企業の医薬情報を医師会員にネット配信するサービス「MRPlus」などを手掛ける医薬DX事業が主力。医師・医療従事者向け会員制サイトの運営等も。医薬DX事業では既存サービスの販売体制強化を進める。 記:2024/10/06
2,151.5
11/22 15:30
-40(-1.83%)
時価総額 839,773百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
4565 東証プライム
1,132
11/22 15:30
-5(-0.44%)
時価総額 101,770百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
2,012
11/22 15:30
-3(-0.15%)
時価総額 3,763,677百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
7202 東証プライム
1,999
11/22 15:30
+17.5(0.88%)
時価総額 1,500,995百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7581 東証プライム
5,210
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 272,337百万円
イタリアンカジュアルレストラン「サイゼリヤ」をチェーン展開。中国中心に海外でも事業展開。価格競争力などが強み。店舗数は1500店舗超。メニュー再構築や主力商品の改善、食材の供給体制再構築などに取り組む。 記:2024/08/06
1,258
11/22 15:30
+10(0.8%)
時価総額 271,741百万円
イオン系の金融サービス会社。イオン銀行、イオン保険サービス、エー・シー・エス債権管理回収などを傘下に収める。オリコと業務提携。イオン銀行の預金口座数は850万口座超、預金残高は4兆5300億円超。 記:2024/06/03
8801 東証プライム
1,257
11/22 15:30
+11.5(0.92%)
時価総額 3,534,336百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
9766 東証プライム
14,675
11/22 15:30
+375(2.62%)
時価総額 2,105,862百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9843 東証プライム
18,025
11/22 15:30
+710(4.1%)
時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13