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北陸電工、郵船、不動テトラなど

2024/1/4 15:30 FISCO
<6707> サンケン電 7445 -330大幅続落。米SOX指数の連日の下落によって半導体関連株が本日は全般売り優勢の流れとなっており、同社にもその影響が波及した。また、同社に関しては能登半島地震の影響も懸念された。石川サンケンの生産拠点(堀松工場、志賀工場、能登工場)が震源に近く、生活インフラなどへの影響も大きいことから、被害状況の調査に一定の時間が必要な状況となっている。調達・物流面の影響についても確認を進めている状況としている。 <6444> サンデン 213 +14連日の急伸。米グループ会社のSanden Internationalが生産体制拡充のため、北米エリアでは初となるEV向け電動コンプレッサーの生産ラインを本格稼働させたと28日に発表。株価の値頃感の強さも相まって、買い続いた。北米での年間生産台数は60万台となり、グローバル全体で電動コンプレッサーの生産可能台数は300万台となるもよう。EV向けへの展開強化による今後の収益改善期待が高まる形に。 <1930> 北陸電工 1209 +187急騰で上昇率トップ。同社は北陸電力の子会社で、北陸を地盤とする電気工事会社。1日に発生した能登半島地震を受けて、電力設備や空調管など復興需要の急拡大が想定される状況となっており、業績インパクトも大きいとの見方が先行。北陸地盤の建設関連会社では、同社の他、福田組、植木組、大谷工業、三谷セキサンなどの上昇が目立っている。 <2753> あみやき 4110 +285大幅続伸。24年3月期の第3四半期決算を本日発表している。累計営業利益は13.7億円で前年同期の0.5億円から急拡大、10-12月期も4.3億円で前年同期比4.1倍の水準となっている。国内の人流回復で各セグメントともに大きく売り上げを伸長させているほか、ニュールックの子会社化効果も寄与しているもよう。据え置きの通期予想18億円、前期比4.3倍の超過達成期待は一段と高まる状況に。 <6981> 村田製 2908 -85大幅続落。米アップルが今年に入って2営業日で4.3%安と大幅に下落、アップル関連とされる同社など電子部品株の一角に売りが波及する展開となった。バークレイズ証券がアップルの投資判断を「アンダーウェイト」に、目標株価も160ドルに引き下げた。販売台数やiPhone15のラインアップを考慮すると見通しは引き続きネガティブで、iPhone16の魅力を高めるアップグレードもなさそうだとしているもよう。 <9501> 東京電力HD 755 +16.5大幅続伸。柏崎刈羽原発に関して原子力規制委員会が27日に運転禁止命令を解除するなど、足元で再稼働への期待も高まっていたが、今回の能登半島地震発生を受けて先行き不透明感も台頭、一時は59.5円安まで下落する展開に。ただ、今回の地震を受け、柏崎刈羽原発1-7号機の原子炉に異常はなく、核燃料を冷却保管する装置も正常に作動、外部への放射能の影響もないとされており、過度な懸念は徐々に後退の方向に。 <9101> 郵船 4730 +359大幅反発。大手海運軒並み高で、海運セクターが業種別上昇率のトップに。デンマークのAPモラー・マースクでは、フーシ派による紅海での商船への攻撃が相次ぐ中、コンテナ船の紅海航行を当面停止すると発表している。コンテナ運賃の先行き一段の上昇が想定される状況となっているようだ。なお、12月29日時点のSCFIは1759.57、22日時点の1254.99から約4割の急上昇となっている。 <1813> 不動テトラ 2437 +176大幅続伸。1月1日に最大震度7を観測する能登半島地震が発生、建物倒壊や津波による甚大な被害が明らかになっている。今後は復興に向けた取り組みの活発化が想定される中で、本日は震災関連と位置付けられる同社や日特建設、ライト工などの他、大手ゼネコンも含めて建設株の一角に買いが向かっている。新潟県最大のゼネコンとされる福田組などは上昇率上位に入った。 <2685> アダストリア 3350 -125大幅続落。昨年末に第3四半期決算を発表。累計営業利益は163億円で前年同期比46.0%増となったが、9-11月期は59.9億円で同7.1%増と増益率が鈍化する形になった。国内子会社の決算期変更の影響が6億円ほどプラス寄与したとみられる中、市場の期待値には届かない格好となったもよう。残暑や暖冬の影響により冬物アウターの販売などが軟調であったほか、人件費・設備費増などのコスト負担も重しに。 <6920> レーザーテック 35220 -1950大幅続落。2024年に入って米SOX指数が連日の大幅安、2日は3.7%安、3日も2.0%安となった。欧米の利下げペースが市場の期待ほどは速まらないとの見方が台頭、米10年債利回りが一時4.0%台に上昇、ハイテク株安につながった。東京市場でも半導体関連に売りが波及、同社の他、アドバンテス、ディスコ、KOKUSAI、東エレクなどの主力株、日マイクロ、野村マイクロなど中小型株まで幅広く売りが優勢に。 《ST》
関連銘柄 10件
1813 東証プライム
2,221
5/10 13:54
-98(-4.23%)
時価総額 36,624百万円
土木・地盤改良が主力の建設会社。海上土木に強み。消波・根固ブロック用鋼製型枠の賃貸なども。24.3期3Q累計は地盤改良の採算良化。だが土木の複数工事において工程に遅れ。ブロックは売上が期末に集中の見込み。 記:2024/04/15
1930 東証プライム
1,140
5/10 13:49
-6(-0.52%)
時価総額 34,159百万円
電気工事会社。単体完工高の33%が親会社の北陸電力向け。大都市圏を開拓中。24.3期3Q累計は前期買収会社が上乗せ。受注堅調で昨年末単体受注残は前年末比43%増の422億円に。神奈川県の管工事会社を買収。 記:2024/02/08
2685 東証プライム
3,500
5/10 13:54
+5(0.14%)
時価総額 170,800百万円
複数のアパレルブランドを展開する製造小売り。海外は中華圏を中心に東南アジア進出を狙う。新事業として飲食を育成。24.2期3Q累計は国内が堅調。海外は中国の回復に遅れも台湾が好調。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/05
2753 東証プライム
6,070
5/10 13:54
+50(0.83%)
時価総額 41,573百万円
国産牛使用の焼き肉「あみやき亭」を展開。地盤の東海から関東に進出。焼き鳥店も。24.3期3Q累計は柱の焼き肉業態に客足戻る。新業態の格安ステーキレストランも好調で収益急回復。通期大幅増収増益・増配を計画。 記:2024/02/06
6444 東証スタンダード
165
5/10 13:52
-2(-1.2%)
時価総額 18,429百万円
自動車機器メーカー。カーエアコン用コンプレッサに強み。中国ハイセンス系傘下。高耐久仕様コンプレッサーの生産を開始。自動車生産台数の改善等により、23.12期通期は増収。24.12期は小幅増収見通し。 記:2024/04/14
6707 東証プライム
6,683
5/10 13:54
-204(-2.96%)
時価総額 167,730百万円
パワー半導体メーカー。モータドライバやパワーマネジメントIC、ディスクリート半導体等を自動車や家電、産業機械分野に提供する。今期3Q累計は自動車向けが増加、円安も寄与した一方、白物家電向けが足踏み。 記:2024/02/07
6920 東証プライム
40,510
5/10 13:54
-510(-1.24%)
時価総額 3,819,526百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
2,729
5/10 13:54
-55.5(-1.99%)
時価総額 5,532,892百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
9101 東証プライム
4,616
5/10 13:49
+187(4.22%)
時価総額 2,354,922百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
956.7
5/10 13:49
+4.9(0.51%)
時価総額 1,537,434百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。フュエル&パワー部門は黒字転換。燃料費調整制度の期ずれの影響が好転。営業費用減少。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25