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新都HD、スーパーV、東洋建など

2022/5/19 16:32 FISCO
<6036> キーパー技研 3115 +196大幅続伸。5月下旬を目標に策定を進めてきた新中期経営計画の公表を22年6月期決算発表以降に延期すると一昨日に発表し、前日に続き買い材料視されている。延期の理由として、トヨタ販売会社への営業活動が順調に進んできたこと、トヨタ販売会社向けの新商品として6月から「ECO ダイヤ」の発売が急遽開始されることなど、プラス要素が出てきたことを挙げており、成長期待の再燃につながっているようだ。 <5852> アーレスティ 359 -12大幅反落。前日に22年3月期決算を発表。営業損益は24.2億円の赤字で前年同期比1.3億円の損益改善にとどまり、子会社減損発生などで純損益は51.9億円の赤字となった。純損益の赤字幅は2月14日の修正値を上回る水準。一方、23年3月期営業損益は19億円の黒字転換見通し。自動車生産正常化やアルミ市況上昇一服などを見込んでいる。ただ、四季報予想などとの比較では水準が低く、ポジティブな反応は乏しい。 <3094> スーパーV 1169 +124前日ストップ高に続き急伸。神奈川県を地盤に食品スーパーを展開する大株主のロピアHDが、同社に対して業務提携案を提示したことが前日に判明。提携案の内容として、事業や展開地域、商品、人材について両社で補完することを目指すとしているもよう。足元の業績が低迷しているなか、業容改善につながっていくとの期待感が先行しているようだ。 <9202> ANA 2484.5 -16.5反落。SBI証券は投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価も2690円から2450円に引き下げている。国内線旅客需要は新たな需要の創出などで25年3月期にコロナ前水準を回復するとみているが、国際線旅客需要はインバウンド需要が完全に戻らないとみられ、コロナ前の需要回復は難しいとみている。25年3月期営業利益は1300億円を予想しており、市場予想を200億円強下回る水準となっている。 <2776> 新都HD 152 -42伸び悩んで急落。未定としていた23年1月期の業績見通しを前日に発表。営業利益は1.7億円で前期比3.8倍の水準を見込む。前期に黒字化を果たしており、順調な収益改善が続く形ではあるが、前1月期第4四半期(11-1月期)で1.6億円を計上していたことから、今回の業績見通しにサプライズは乏しいもよう。2月以降、株価は大幅な水準訂正を果たしており、出尽くし感からの利食い売りにつながっているようだ。 <7203> トヨタ自 2005 -39反落。一時3月18日以来の2000円割れとなった。愛知県の工業用水の供給が一部停止、取水施設での漏水で18日未明から川の水をくみ取れなくなったなどと伝わっている。取水施設の復旧のめどは立っておらず、同社では長草工場の稼働を一部停止するもよう。同取水施設を利用するグループ企業も多く、長期化の際の影響懸念も強まっている。前日の海外市場における円高の進行もマイナス視へ。 <7974> 任天堂 59160 -110朝高後もみ合い。サウジアラビア政府系ファンドのパブリック・インベストメント・ファンドが株式5.01%を取得したことが明らかに。保有目的は「純投資」。同ファンドは今年に入ってネクソンやカプコンなど日本のゲーム株を相次ぎ取得、サウジのムハンマド皇太子は日本のゲームやアニメ好きとして知られ、今後も資源高を背景としたオイルマネーの流入が期待できるとの声も。ただ、地合いの悪化もあり、朝高後は伸び悩んだ。 <4849> エン・ジャパン 1954 -98大幅反落で安値更新。大和証券では投資判断を「2」から「3」に、目標株価も3800円から2000円にまで引き下げた。23年3月期の大幅減益計画を受けて株価は大きく下落しており、業績のダウンサイドは限定的と見ているが、現状の人材市場環境では短期的なアップサイドも限定的と捉えているようだ。新規事業では「新規メディアへのユーザー集客」などが主眼のため、ユーザー獲得費用が先行する点に留意としている。 <1890> 東洋建 921 +80大幅続伸。任天堂創業家の資産運用会社では、同社に対して1株1000円でのTOBを正式に提案したと発表している。取締役会がTOBに賛成を表明し、株主に対し応募を推奨することなどをTOB実施の前提としており、同意が得られれば6月下旬にもTOBを開始するようだ。同社に対しては、本日までインフロニアHDが1株770円でTOBを実施中だが、現株価は同TOB価格水準を大きく上回る状況になっている。 <3649> ファインデクス 604 -10伸び悩んで反落。前日に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の1.4億円から4億円、前年同期比17.2%減に引き上げ。医療情報システム事業における直販・代販案件の追加獲得、第3四半期以降に予定していた導入の前倒しになどが業績上振れの背景としている。ただ、第1四半期の段階で3.7億円を計上、従来上半期計画を大幅に上回っていたことからも、上方修正が出尽くし感につながっているようだ。 《ST》
関連銘柄 10件
1890 東証プライム
1,297
11/22 15:30
+9(0.7%)
時価総額 122,399百万円
海上土木に強みを持つ総合建設会社。1929年設立。陸上土木や建築工事、不動産事業等も。中部国際空港などで施工実績。フィリピンなど海外でも実績多数。成長ドライバーに位置付ける洋上風力建設事業に注力。 記:2024/08/02
2776 東証スタンダード
143
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 5,458百万円
日用雑貨品等の輸出、ポリエチレンテレフタレートの輸入、プラスチック再生製品等の輸出入業務を行う貿易事業が主力。アパレル事業、不動産関連サービス事業も。廃プラスチック、廃金属リサイクル事業の拡大図る。 記:2024/10/27
3094 東証スタンダード
930
11/22 15:30
+1(0.11%)
時価総額 11,787百万円
食品スーパーとホームセンターを併設した複合型小売店鋪などを運営。埼玉県、東京都中心に展開。埼玉県上尾市に本社。OICグループ傘下。ロピアとのシナジー効果の早期発揮目指す。27.2期営業利益6.4億円目標。 記:2024/10/27
3649 東証プライム
800
11/22 15:30
-12(-1.48%)
時価総額 21,287百万円
医療従事者が診療業務で使用するシステムの開発・販売を行う。国立大学の7割超が同社の医療システムを利用。視線分析型視野計などのヘルステックビジネス等も。医療システムの総利用ユーザー数は2000施設を突破。 記:2024/07/01
4849 東証プライム
2,042
11/22 15:30
+4(0.2%)
時価総額 101,520百万円
総合転職情報サイト「エン転職」、人材派遣会社の集合サイト「エン派遣」などを運営。人材紹介「エンエージェント」、インドでのIT人材派遣なども。engage、人財プラットフォームの育成などに取り組む。 記:2024/10/13
5852 東証プライム
534
11/22 15:30
+1(0.19%)
時価総額 13,642百万円
大手アルミダイカストメーカー。1938年創業。エンジンブロックなどが主要製品。トヨタ自動車などが主要取引先。フリーアクセスフロア「モバフロア」等も。生産体制の合理化、電動車向け売上比率の向上図る。 記:2024/08/09
6036 東証プライム
4,345
11/22 15:30
-40(-0.91%)
時価総額 122,881百万円
カーコーティング&洗車の専門店「KeePerLABO」の運営、洗車用ケミカルの製造・販売等を行う。愛知県大府市に本社。KeePerLABO店舗数は130店舗超。25.6期は30店舗の新規出店を計画。 記:2024/08/29
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(-0.37%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(-0.45%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9202 東証プライム
2,838
11/22 15:30
+0.5(0.02%)
時価総額 1,374,426百万円
国内最大手の航空会社。全日本空輸(ANA)が中核。ピーチ、エアージャパンなども傘下に持つ。航空事業のほか、旅行事業、商社事業等も手掛ける。国際線、国内線ともに旅客需要増。貨物事業の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02