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国際帝石、三精テクノロジ、しまむらなど

2018/11/26 16:02 FISCO
<6357> 三精テクノロジ 2049 +279急騰。2025年国際博覧会の開催地が大阪に決定した。大阪での万博開催は1970年以来2度目となる。同社は遊戯機械や舞台機構のメーカーだが、前回の大阪万博のほか、つくば博、愛・地球博などでも豊富な納入実績を持っており、メリットが期待される関連銘柄として物色されている。同社のほか、淺沼組<1852>や森組<1853>、南海辰村建設<1850>など、大阪に地盤を置く建設株で高いものが目立つ。 <1605> 国際帝石 1158.0 -29.0大幅続落。原油相場の下落が嫌気されている。先週末のNY原油相場は7.7%の大幅な下落となり、2017年10月以来の安値水準になっている。サウジアラビアの生産拡大などを背景に協調減産への期待が後退し、原油相場を押し下げている。米国石油株も原油安を嫌気する動きになっており、国内の関連株もつれ安する展開に。石油資源<1662>や出光興産<5019>なども売りが優勢の展開となっている。 <6335> 東京機 453 +35大幅続伸。先週末に業績修正を発表。通期営業益は従来予想の4.8億円から5.0億円にわずかに上方修正し、最終利益は3億円から7.3億円に上方修正した。固定資産の譲渡に伴う特別利益約4.3億円を計上したことが要因。先に2度の固定資産譲渡を発表しており、特別利益の計上は想定線であるが、上半期業績は下方修正で赤字決算となっていたことから、本業ベースの上方修正と合わせてポジティブに捉えられている。 <3328> BEENOS 1564 +121急反発。先週末の取引終了後に自社株買いの実施を発表しており、需給改善期待が先行しているようだ。発行済み株式数の1.72%に当たる21万株、4億円を上限としており、取得期間は11月26日から19年2月25日までとしている。株価がほぼ年初来の安値水準と下値圏にあることで、積極的な買い付けが期待できるとの見方も先行へ。 <9843> ニトリHD 14690 +415続伸。先週末に11月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比1.3%増、5カ月連続でのプラス成長となっている。客数が同0.9%減となった一方、客単価は同2.2%の上昇となっている。客単価の上昇は8カ月連続。今期の既存店累計は前年同期比2.1%増、全店累計は同6.2%増に。気温の低下とともに秋冬物の寝具・寝装品の売上が伸長、キャンペーン実施の効果などもあったもよう。 <3038> 神戸物産 3420 +200年初来高値。先週末に発表した10月の月次動向が好感されている。売上高は230.8億円で前年度同月比16.7%増、営業利益は11.4億円で同51.9%増となった。増収率は前10月期を通して最大の伸び率、営業利益も3カ月連続のプラス、かつ、伸び率は前期最大となっている。前10月期トータルでの単体売上高は前期比9.7%増、営業利益は同10.7%増となった。 <6113> アマダHD 1190 +75大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を1700円から2000円に引き上げている。日米など先進国を中心に主力製品の販売が堅調に推移していること、重点施策である海外企業の買収、バランスシート改革、株主還元の強化が着実に実行されていることを評価ポイントとし、マクロ景気に依存しない個別要因を中心とする評価改善要素が多いと指摘。 <8227> しまむら 9200 -380大幅反落。先週末に11月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比12.3%減となり、7カ月連続でのマイナス成長となっている。減収率は今2月期で最も高水準にもなっている。客数が同7.6%減となったほか、客単価も同3.3%の低下となっている。休日が2日少なかったほか、気温が高く推移したことで、防寒アウターや肌着など冬物の販売が伸び悩んだようだ。 <3903> gumi 716 +100ストップ高。昨日行われた舞台「ザンビ」の千秋楽公演において、スマホ向けアプリゲーム『乙女神楽 ~ザンビへの鎮魂歌~』の制作決定を発表。同アプリは乃木坂46のメンバーが出演する「ザンビプロジェクト」の一環として開発され、来年の配信を予定している。また、同アプリのティザーサイトおよび公式Twitterアカウントも公開しているもよう。以前から思惑視する向きもあったが、正式発表で期待感も高まる。 <9307> 杉村倉庫 1115 +150ストップ高比例配分。2025年国際博覧会の大阪開催決定を受け、関連銘柄として最も短期資金が流入する形になっている。同社は、万博会場となる夢洲に近い大阪市港区に土地を保有しており、含み益の拡大が期待される状況とみられる。また、万博開催に伴って周辺地域での荷動き活発化も想定されることから、本業へのプラス影響なども期待される形に。 《US》
関連銘柄 15件
1605 東証プライム
2,005
11/22 15:30
+25(1.26%)
時価総額 2,524,568百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
1662 東証プライム
1,090
11/22 15:30
+20(1.87%)
時価総額 280,130百万円
石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。海外はイラク・ガラフ油田など。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。人件費増が重し。 記:2024/09/04
1850 東証スタンダード
300
11/22 15:30
+2(0.67%)
時価総額 8,651百万円
関西地盤の南海建設、関東地盤の辰村組が合併して誕生。南海電鉄グループ。なんばパークスなどで施工実績。不動産事業なども手掛ける。建設事業では手持工事が順調に進捗。DXによる生産性の向上などに取り組む。 記:2024/08/02
1852 東証プライム
664
11/22 15:30
+1(0.15%)
時価総額 53,642百万円
民間建築主力の中堅ゼネコン。1892年創業。高層ビル等の建築や大規模土木、官公庁工事など幅広く手掛ける。宮内庁正倉院事務所などで施工実績。配当性向70%以上目安。中計では27.3期営業利益64億円目指す。 記:2024/06/13
1853 東証スタンダード
303
11/22 15:30
+2(0.66%)
時価総額 9,938百万円
旭化成グループの老舗建設会社。1899年創業。道路やトンネル、鉄道等の土木に加え、マンションや商業施設等の建築を行う。兵庫県陶芸美術館で施工実績。配当性向35%以上基準。繰越工事高は民間建築中心に増加。 記:2024/06/13
3038 東証プライム
3,580
11/22 15:30
+29(0.82%)
時価総額 979,488百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート、菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。業務スーパーの総店舗数は1070店舗超。中計では26.10期売上高5430億円目標。 記:2024/10/24
3328 東証プライム
3,445
11/22 15:30
+220(6.82%)
時価総額 46,866百万円
海外向け購入サポートサービス「Buyee」が主力。日本の通販商品の海外発送代行サービス、海外通販サイト「セカイモン」の運営等を手掛ける。グローバルコマース部門では積極プロモーションによる流通拡大図る。 記:2024/08/02
3903 東証プライム
382
11/22 15:30
+20(5.52%)
時価総額 18,897百万円
モバイルオンラインゲーム制作会社。自社オリジナルや他社IPを活用したゲームの開発・運用で成長。OSHIトークン等のブロックチェーン等事業も。アスタータタリクスは24年9月末で運用終了。コスト最適化図る。 記:2024/10/25
5019 東証プライム
1,030.5
11/22 15:30
+20(1.98%)
時価総額 1,435,118百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
6113 東証プライム
1,478
11/22 15:30
+23.5(1.62%)
時価総額 504,168百万円
金属加工機械メーカー。板金加工機械で国内トップシェア。溶接機や研削盤、プレスマシン等も手掛ける。海外売上高比率は6割超。配当性向50%目安。受注残高は高水準。中計では26.3期売上高4000億円目標。 記:2024/06/13
6335 東証スタンダード
350
11/22 15:30
-5(-1.41%)
時価総額 3,055百万円
国内最大手の新聞印刷機メーカー。1874年創業。国内主要新聞社などが主要取引先。商業印刷用輪転機、自動化・省力化機器等も手掛ける。新規事業の拡大等に注力。自律走行清掃ロボットを西尾レントオールと共同開発。 記:2024/06/29
6357 東証スタンダード
1,262
11/22 15:30
+9(0.72%)
時価総額 24,397百万円
ジェットコースターなどの遊戯機械が主力。舞台設備、昇降機等も。1951年設立。ナガシマスパーランドのハイブリッドコースター「白鯨」などで実績。遊戯機械では海外中心に大型案件が順調。舞台機構は工事が順調。 記:2024/09/01
8227 東証プライム
7,969
11/22 15:30
+308(4.02%)
時価総額 588,327百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」、ベビー業態「バースデイ」等も展開。アベイルはアウター衣料の品揃えを拡充。27.2期営業利益660億円目標。 記:2024/10/24
9307 東証スタンダード
611
11/22 15:30
+2(0.33%)
時価総額 10,032百万円
関西地盤の倉庫老舗。1895年創業。運送業務、駐車場賃貸等の不動産事業、ゴルフ練習場の運営等も。野村HD系列。中計では27.3期営業利益13億円目標。アウトソーシング領域の拡大、拠点拡大などに取り組む。 記:2024/06/09
9843 東証プライム
18,025
11/22 15:30
+710(4.1%)
時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13