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セガサミーHD、パイオニア、JFEなど

2017/8/24 15:56 FISCO
<6702> 富士通 806.9 -8.2小幅安。18年3月期上期の営業利益は400億円前後と前年同期に比べ5割ほど増えそうだと報じられている。スマホ向けLSI(大規模集積回路)や通信事業者向け基地局の好調が寄与、為替変動も追い風になるもよう。なお、今期見通しには携帯電話事業売却の影響は織り込まれていない。好調な第1四半期を受けて、上期のコンセンサスは420億円前後まで切り上がっており、観測報道は堅調ながら想定内との見方に。 <4061> デンカ 714 +10年初来高値更新。傘下企業が手掛ける心疾患リスクマーカー「sd LDL-C」測定試薬が、米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したと発表。米国における死因の第1位を占めている心疾患リスクを簡便かつ、迅速・安価に評価することが可能であることから、業績期待が先行する展開に。また、独アイコン社について、8月21日付で残りの49%の株式を取得し完全子会社化が完了したことも同日発表した。 <5706> 三井金 575 +10続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を400円から570円に引き上げた(「Neutral」継続)。成長コア事業は機能材料における触媒と銅箔。極薄銅箔については、スマホ新規用途向けの採用拡大で今18.3期以降の収益けん引を実現しつつあると指摘。なお、銅箔と触媒が2本柱のけん引役となり、着実な収益寄与が確認できれば、バリュエーション自体が切り上がる可能性も考えられるとみているようだ。 <6460> セガサミーHD 1544 +72大幅続伸。スマホ向けRPG「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」が22日から配信開始され、好調なスタートを見せている。大人気コンテンツということもあり、同ゲームを企画開発した企業を傘下に持つ同社に関心が向かっているようだ。加えて、傘下のセガゲームスが「龍が如く」シリーズの新作発表会を8月26日に行うことも改めて材料視される格好に。なお、同発表会では複数タイトルが発表されるもよう。 <5411> JFE 2059 -94大幅続落。業種別でも鉄鋼が下落率トップ。トヨタ自<7203>が系列部品メーカーに支給する自動車用鋼材の2017年度下期(17年10月~18年3月)の価格が上期(4~9月)に比べて下落する見通しになったと報じられた。引き下げは1年半ぶりで、下げ幅は1トン当たり5千円前後とみられる。トヨタが支給する鋼材価格は幅広い製造業の価格交渉に影響を与えるため、鉄鋼各社の収益悪化に繋がるとの懸念が強まった。 <6773> パイオニア 207 +8大幅高。同社が車載用の曲がる有機EL照明を開発したと報じられている。車の形状に合わせたデザイン性の高い照明を実現できるという。自動車メーカーの要求を満たしながら、寿命を従来の2倍の10年程度に延ばしたようだ。コニカミノルタ<4902>との共同出資会社に技術を移管して、2020年の実用化を目指すもよう。自動運転車などのテールランプへの搭載を狙っており、業績期待が先行する展開に。 <4324> 電通 4565 -155年初来安値更新。23日のロンドン株式市場では、通期売上高見通しを引き下げたことが嫌気された他、アナリストが目標株価を引き下げたことも売り材料となり、広告世界最大手のWPP社の株価が約11%下落した。同社は13年に英イージスを買収するなど、海外比率が高まっていることもあり、WPP社の通期見通し引き下げをネガティブ視する動きが先行。 <4917> マンダム 6290 +200上場来高値更新。9月30日を基準日(実質的には9月29日)として、1株につき2株の割合で実施する株式分割について発表。投資単位あたりの金額を引き下げることで、投資家層の拡大及び株式の流動性の向上を図る。これに伴い、18年3月期の期末配当予想も従来の49..00円から24.50円(分割前換算で49.00円のため、実質的な変更はなし)に修正している。なお、効力発生日は10月1日。 《DM》
関連銘柄 10件
4061 東証プライム
2,135.5
11/26 15:30
-4.5(-0.21%)
時価総額 189,111百万円
1915年設立の総合化学メーカー。クロロプレンゴム、球状シリカと世界トップシェア。電子回路基板や半導体工程用材料、ワクチン、肥料、ABS樹脂等も手掛ける。アセチレンブラックの生産・販売体制の強化に注力。 記:2024/10/08
4324 東証プライム
3,787
11/26 15:30
+1(0.03%)
時価総額 1,023,115百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
4902 東証プライム
693.2
11/26 15:30
+8.2(1.2%)
時価総額 348,447百万円
カラー複合機、ITサービス等を手掛けるデジタルワークプレイス事業が主力。デジタルカラー印刷機、X線関連機器に強みを持つヘルスケア事業等も展開。オフィスユニットではコスト低減等で収益力の強化を図る。 記:2024/07/05
4917 東証プライム
1,295
11/26 15:30
+52(4.18%)
時価総額 62,508百万円
男性化粧品で国内シェアトップクラス。1927年創業。ギャツビー、ルシード、女性向けブランド「ビフェスタ」などが主要ブランド。インドネシアなど海外でも事業展開。中計では28.3期売上高1000億円目標。 記:2024/09/02
5411 東証プライム
1,716.5
11/26 15:30
-30(-1.72%)
時価総額 1,097,595百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
5706 東証プライム
4,757
11/26 15:30
+29(0.61%)
時価総額 272,966百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
2,645.5
11/26 15:30
+30.5(1.17%)
時価総額 638,171百万円
セガ、サミーが2004年に経営統合して誕生した持株会社。ゲームコンテンツ等のエンタテインメントコンテンツ事業が主力。遊技機事業等も。総還元性向50%以上が基本方針。コンシューマ分野等への投資進める。 記:2024/06/29
6702 東証プライム
2,744.5
11/26 15:30
-49.5(-1.77%)
時価総額 5,684,156百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
6773 東証1部
65
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 125,017百万円
カーナビ等カーエレクトロニクス事業が主力。家電AV機器事業から撤退。車載関連ビジネスの成長等に注力。地図事業を強化。香港投資ファンドの完全子会社化により、同社株は上場廃止予定。19.3期2Qは業績苦戦。 記:2019/01/21
7203 東証プライム
2,667.5
11/26 15:30
-27(-1%)
時価総額 42,133,128百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01