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トヨタ自、ミネベア、スクエニHDなど

2017/8/7 15:56 FISCO
<7703> 川澄化工 799 +100ストップ高。製薬・化学関連の国内企業16社は「iPS細胞」を使った血小板量産技術を世界で初めて確立したと報じられている。大学発ベンチャーのメガカリオンの事業に大塚製薬グループや同社などが協力。来年にも臨床試験を始め、2020年の承認を目指すもよう。国内市場規模は薬価ベースで約700億円、米国は日本国内の3倍以上の市場規模とされ、同社の他シミックHD<2309>など関連銘柄に物色が向かう展開。 <7203> トヨタ自 6339 +123反発。先週末に発表した18年3月期第1四半期の営業利益は前年同期比10.6%減の5743億円で、5500億円レベルの市場予想はやや上回った。通期見通しは1兆6000億円から1兆8500億円に引き上げているが、2兆円超の市場コンセンサスには達してない。通期予想は保守的で決算のサプライズも乏しいとみられる。本日は円安など外部環境が好転、マツダ<7261>との業務資本提携に対する期待感なども先行。 <6479> ミネベア 1915 +71大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、ポジティブ視された。営業利益は171億円で前年同期比2.4倍、市場予想を30億円程度上回った。通期計画は560億円から670億円に上方修正、市場予想を50億円程度上回る水準となっている。バックライトのシェア上昇、採算改善などが収益上振れの背景とみられる。上方修正後の数値も依然として保守的との見方も多いようだ。 <6619> WSCOPE 1800 -500ストップ安。先週末に発表した上半期、通期の業績下方修正がネガティブサプライズとなった。営業利益は上半期が10億円から3.5億円、通期が24億円から10億円に修正。第1四半期以上に収益水準が落ち込む形に。中国市場における販売数量の減少に加えて、生産ラインの改修工事による一時的な生産性低下や費用増が背景。来期以降の回復期待は高いが、高成長期待銘柄の大幅下方修正にはマイナス反応が強まりやすい。 <4848> フルキャストHD 1650 +228急伸で一時上昇率トップ。先週末に発表した決算がポジティブサプライズに。上半期営業利益は21.3億円で前年同期比72.7%増益、従来予想の14.5億円を大幅に上回っている。通期予想も従来の32.3億円から40億円に上方修正。短期業務支援事業における主力サービスの「アルバイト紹介」及び「代行」が伸張したことが背景。第1四半期に続き4-6月期も大幅増益の格好となり、良好な事業環境が確認される形にも。 <6723> ルネサス 1074 +34反発。野村証券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も950円から1280円に引き上げている。決算発表後は、自動車向けの需要減速懸念が高まりつつあったが、こうした不安感の払拭に繋がっている。野村証券では、40nmマイコンの販売貢献によるシェア回復、規制強化による自動車の電動化、自動運転化加速の可能性、買収シナジー効果への期待などから、短・中期の業績予想を上方修正している。 <5302> 日カーボン 3985 +505急反発。先週末に第2四半期の決算を発表、営業利益は4.7億円で前年同期比2.5倍となり、従来予想の2億円を上回る着地となった。また、通期予想は従来の10億円から13億円に上方修正、人造黒鉛電極の販売価格上昇やファインカーボンの堅調推移などが背景。先週末は決算発表を控えて出尽くし感などを警戒する動きにもなっていたため、その反動も強まる形となっているようだ。 <8358> スルガ銀 2446 -271大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、純利益は107億円となり、通期計画に対する進捗率は25%となっている。決算数値はほぼ市場予想線とも捉えられる。ただ、貸出金利回りが3.58%と、前年同期の3.59%や17年3月期通期の3.62%に比べて低下に転じていることがネガティブ視されている。6月末のカードローン貸出残高は3月末比で減少しており、今後も利回りの低下が続くと懸念されているもよう。 <9684> スクエニHD 3735 +220大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は前年同期比43.9%増の128億円、市場予想は100億円程度だった。「NieR:Automata」など前期に発売したタイトルのリピート販売、スマートデバイス向けコンテンツにおける既存タイトルの好調、「FINAL FANTASY XV」関連タイトルのロイヤルティの一時収入計上などが背景。通期計画レンジの中央値に対する進捗率は約47%と非常に高い。 <3271> グロバル社 770 +100ストップ高比例配分。先週末に発表した決算がポジティブサプライズにつながる。17年6月期営業利益は18.4億円で前期比6.5%増益、従来予想の17億円を上回り、一転して増益決算となった。第3四半期累計では前年同期比74.2%減と大幅減益であったため、上振れ着地には意外感が強まる。また、18年6月期は前期比69.5%増の31.1億円の予想、一部季刊誌予想などを大幅に上回る水準となっている。 《DM》
関連銘柄 12件
2,644
3/27 15:00
+12(0.46%)
時価総額 50,035百万円
医薬品開発支援(CRO)が柱。医薬品営業支援も。MBO発表し、今年1月にTOBが成立。同社株は3月28日付で上場廃止に。24.9期1Qは医薬品受託製造子会社の連結除外影響やコロナ関連需要剥落などで足踏み。 記:2024/02/08
3271 東証スタンダード
646
11/27 15:30
-21(-3.15%)
時価総額 18,286百万円
首都圏で分譲マンションや収益物件の開発・販売を行う。「ウィルローズ」などのブランドで展開。建物管理事業、ホテル事業等も。配当性向30%以上目処。分譲マンション事業ではウィルローズ府中宮町等を引き渡し。 記:2024/06/25
1,437
11/27 15:30
-7(-0.48%)
時価総額 53,867百万円
短期人材サービスの提供を行うフルキャストを中核とする持株会社。アルバイト紹介、BPOが主力。営業支援事業、警備請負サービス等も。総還元性向50%目標。短期業務支援事業は顧客需要の取り込みなどに注力。 記:2024/07/05
5302 東証プライム
4,395
11/27 15:30
-45(-1.01%)
時価総額 52,006百万円
1915年創業の炭素製品メーカー。1927年に日本で初めて人造黒鉛電極を製造。炭素繊維製品や特殊炭素製品、リチウムイオン電池用負極材等を手掛ける。電極材関連製品は製造コスト削減、適正売価による販売に注力。 記:2024/08/06
6479 東証プライム
2,415
11/27 15:30
-26(-1.07%)
時価総額 1,031,401百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6619 東証プライム
308
11/27 15:30
-15(-4.64%)
時価総額 16,983百万円
リチウムイオン二次電池用セパレータの製造、販売を行う。イオン交換膜事業等も手掛ける。売上構成比は車載向けが6割超。欧米、アジア地域のEV用電池メーカーなど新規顧客開拓図る。製品競争力の強化等にも注力。 記:2024/07/28
1,961
11/27 15:30
-39.5(-1.97%)
時価総額 3,668,276百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
7203 東証プライム
2,571
11/27 15:30
-96.5(-3.62%)
時価総額 40,608,912百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7261 東証プライム
944.8
11/27 15:30
-55.1(-5.51%)
時価総額 596,928百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
7703 東証2部
1,695
10/27 15:00
±0(0%)
時価総額 38,897百万円
医療機器や医薬品の開発、製造、販売。血液バッグやステントグラフト、ステント等の血液や血管内輸血や関連、透析関連を手掛ける。21.3期1Qは構造改革による撤退品が影響。生理食塩液等の販売も足踏みとなった。 記:2020/08/25
8358 東証プライム
1,006
11/27 15:30
-3(-0.3%)
時価総額 198,322百万円
静岡県東部地盤の地銀。神奈川県にも多くの店舗を有す。投資用不動産ローンや住宅ローンに強み。クレディセゾンと資本業務提携。貸出金は復調傾向。中計の26年3月期純益目標を110億円から135億円に上方修正。 記:2024/08/17
6,075
11/27 15:30
-24(-0.39%)
時価総額 744,382百万円
スクウェア・エニックス、タイトーなどを傘下に収める持株会社。ファイナルファンタジー、ドラゴンクエストなどRPGで存在感。配当性向30%が基本方針。開発体制の整備、新作タイトルのデジタル販売強化等に注力。 記:2024/07/05