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市光工業、飛島建設、川崎重工など

2016/3/11 16:40 FISCO
<1928> 積水ハウス 1911.5 +83.5しっかり。前日に前1月期の決算を発表している。営業利益は1496億円で前期比2.1%増益、従来予想の1600億円を下回る着地となった。今期は1700億円で同13.6%増益の見通し。市場コンセンサスは16.1期が1620億円程度、17.1期が1750億円程度であったと見られる。ただ、前期下振れの背景は中国関連事業での損失計上、タイミングには意外感も規模は想定どおりとの見方が多いようだ。また、今期の増配見通しや自己株式の取得も発表しており、ポジティブな見方が先行する形に。 <2379> ディップ 2569 +122急伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。通期営業利益は従来予想の60億円から71.6億円に上方修正、期末配当金も従来予想の10円から17円に引き上げている。高い求人需要が継続していること、積極的な広告宣伝投資の効果などを背景に、求人情報サイトの「バイトル」、「はたらこネット」などが好調に推移しているもよう。今期2度目の上方修正となる。 <8233> 高島屋 912 -50売り優勢。みずほ証券では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価も1300円から1000円に引き下げている。セクター内での株価の出遅れ感は概ね解消したと判断しているもよう。低採算事業の見直しなど、継続的なROE向上につながる施策が打ち出される可能性は現時点では低いと予想しているほか、衣料品の不振や販促経費の増加によって足元業績も伸び悩んでいるとの指摘。 <4587> ペプチドリーム 5100 +705ストップ高。みずほ証券では投資判断「買い」継続で、目標株価を5070円から9230円に引き上げている。前日終値との比較では2倍強の水準であり、インパクトが強まっているとみられる。みずほ証券では、同社と契約する製薬企業数は今期既に5社増加しているほか、米リリー社との技術ライセンス契約は、同社技術の「青田刈り」とも考えられると評価している。 <5196> 鬼怒川ゴム 680 +100ストップ高比例配分。政策投資銀行が非上場化を前提にTOB提案と伝わり、寄り付きから売買停止措置が取られていたが、売買再開後はストップ高買い気配となっている。会社側では提案を受けて協議しており、今日の取締役会に付議としている。本日の報道によると、政策投資銀行では500億円程度で全株の取得を目指すと伝わっており、前日の時価総額390億円からみて相応のプレミアムが付与されるとの期待が先行する状況のようだ。 <1805> 飛島建設 182 +22急伸。期末配当金予想を従来の無配から特別配当金1円を加えた2円にすると発表、1991.3期以来の復配となる。同時に優先株式の消却を発表、財務体質の改善が進んで復配に向けた環境が整ったと判断しているようだ。復配期待はそれほど織り込まれていなかったともみられ、久方ぶりの復配をストレートに評価する流れとなっている。 <7244> 市光工業 207 +23人気化。クレディ・スイス証券(CS)では目標株価を350円に引き下げているものの、投資判断は「アウトパフォーム」を据え置いている。商品開発の説明会を受けて、次世代技術の開発状況が確認できたとしている。Valeoとのシナジー効果、それに伴う業績拡大への期待が高まったとしているようだ。なお、今期営業利益予想17億円に対して、来期は34億円を予想しているもよう。 <4680> ラウンドワン 669 -40軟調。前日には2月の月次動向が発表されている。既存店売上高は前年同月比3.5%減、15ヶ月連続でのマイナス成長となっている。各部門ともに来場客数が減少する格好に。前月には減少率が0.8%にまで縮小、先月はうるう年効果もあってプラス転換への期待も高かったと見られ、失望売り圧力が強まる状況となっているもよう。 <7012> 川崎重工 325 -6売り優勢。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も480円から300円に引き下げている。為替前提の変更に伴い業績予想を下方修正、16.3期営業利益を951億円から855億円に、17.3期を933億円から700億円にしている。航空宇宙事業は円高の影響が大きいほか、モーターサイクル・エンジン事業、精密機械事業も依然不透明な状況であり、今後業績を牽引する柱が見出しにくいと判断。 《XH》
関連銘柄 9件
1805 東証プライム
1,439
9/26 15:00
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土木に強い中堅ゼネコン。防災関連工事や不動産開発に力注ぐ。収益4Q偏重傾向。24.3期3Q累計は受注、完工高が堅調。だが販管費増が利益の重石に。総還元性向5割目標。今年10月メドに持株会社体制に移行予定。 記:2024/04/15
1928 東証プライム
3,586
11/26 15:30
+2(0.06%)
時価総額 2,455,273百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業、賃貸住宅管理事業、国際事業が柱。建築・土木事業、仲介・不動産事業等も展開。戸建住宅事業では大空間リビング、次世代室内環境システムなどが好評。 記:2024/10/22
2379 東証プライム
2,546
11/26 15:30
-7(-0.27%)
時価総額 153,116百万円
アルバイト求人情報サイト「バイトル」の運営等を行う人材サービス事業が柱。中堅・中小企業のDX化を支援するDX事業も。27.2期営業利益200〜250億円目標。生成AI活用の対話型バイト探しサービスを開始。 記:2024/06/04
4587 東証プライム
2,838
11/26 15:30
+29(1.03%)
時価総額 368,968百万円
東京大学発の創薬ベンチャー。創薬開発事業、放射性医薬品の研究開発、製造・販売等を行う放射性医薬品事業を展開。ペプチド創薬開発プラットフォームなどが強み。Novartis社とペプチド創薬における提携を拡大。 記:2024/08/26
4680 東証プライム
1,031
11/26 15:30
+9(0.88%)
時価総額 297,099百万円
屋内型複合レジャー施設「ラウンドワン」の運営等を行う。アミューズメント部門の売上高比率が高い。クレーンゲーム専門店の運営等も。米国はスポッチャ収入が好調。新サービス開発や海外の新規出店などに注力。 記:2024/06/18
5196 東証1部
782
10/20 14:59
+1(0.13%)
時価総額 52,629百万円
車体シール部品、防振部品、ホース部品、ブレーキ・型物部品などを手掛ける。建設機械用部品も。日産向けのウェイト高い。日本政策投資銀行がTOB実施。10月20日付で上場廃止。グローバル営業体制の構築を図る。 記:2016/11/14
7012 東証プライム
5,885
11/26 15:30
-335(-5.39%)
時価総額 988,221百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
7244 東証プライム
426
11/26 15:30
-1(-0.23%)
時価総額 41,051百万円
1903年創業の自動車用ランプメーカー。仏ヴァレオ傘下。トヨタ自動車、日産自動車などが主要納入先。自動車用バルブ、ワイパー等の製造・販売も。ミラー事業は23年に譲渡。価格転嫁で原材料費増への対応図る。 記:2024/09/03
8233 東証プライム
1,205.5
11/26 15:30
+6(0.5%)
時価総額 394,988百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益600億円目標。事業ポートフォリオの最適化図る。 記:2024/10/24