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日本通信、ミネベア、保土谷など

2015/11/26 16:48 FISCO
<4980> デクセリアルズ 1363 -105軟調。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げしている。目標株価も1850円から1500円に引き下げ。光学ソリューションや接合材料が伸び悩み、今期営業利益は会社計画を2割弱下回ると考えているようだ。上場間もない中での業績未達は市場で嫌気される公算と。 <6740> JDI 380 -31下げきつい。アップルがiPhoneに有機ELを採用と伝わっていることが警戒材料視されている。有機ELの採用は一部で、液晶と平行して販売する案が有力とされているものの、将来的には販売数量の減少につながる可能性は高いとの見方。また、ソニー<6758>やパナソニック<6752>などと有機ELを手掛ける合弁会社を展開しているもの、先行している韓国メーカーとの技術格差は現状で大きいとの見方にも。 <1963> 日揮 2129 +96買い優勢。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も1800円から2600円に引き上げている。現在が受注の最悪期であり、今後は徐々に受注モメンタムが改善していくと見込んでいるもよう。今期の受注高は3419億円と予想しているが、来期は従来予想の5100億円から7100億円へと引き上げているようだ。 <4112> 保土谷 231 +50急伸でストップ高。アップルの有機EL採用報道を受けて、有機EL関連の低位材料株として短期資金の関心が高まる展開になっている。同社は有機EL材料として、正孔輸送材料、電子輸送材料などを手掛けている。また、有機EL材料を手掛けている子会社のSFC社には、サムスンのベンチャー投資会社のSVIC社が出資しているなど、有機ELで先行するサムスン電子との関係の強さなども妙味に。 <6479> ミネベア 1324 -108大幅安。アップルが「iPhone」に有機ELを採用すると伝わっている。今後、液晶から有機ELへの材料シフトが進むとの思惑なども高まる状況に。液晶材料を手掛ける銘柄には先行きへの警戒感が強まっているが、同社も液晶用のバックライトを手掛けており、先行き業績へのマイナスインパクトが警戒される形に。 <9424> 日本通信 370 +53急伸。総務省では、MVNOが提供する「格安スマホ」について、音声定額サービスや割安な国際ローミングなど多彩なサービスを提供できるように検討に入ったと伝わっている。格安スマホの普及を促すことにつながるため、MVNOの先駆企業でもある同社などには、メリットの享受が期待される状況のようだ。 <4514> あすか製薬 1442 +131大幅続伸。肝性脳症治療薬として来月申請予定の「リファミキシン」に関して、IBSなどへの適応拡大に向けた臨床試験を2016年度にも始める考えを明らかにしたと報じられている。主力製品への成長期待などを高める動きにも。また、本日には1億総活躍社会の実現に向けた緊急対策取りまとめが予定されているが、「希望出生率1.8の実現」に向けては不妊治療の支援拡充なども盛り込まれるとみられている。同社では来年をめどに不妊治療に使われるプロゲステロンの製造に参入する計画であり、関連銘柄としての関心も。 <3436> SUMCO 1294 -83下げ目立つ。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げしている。目標株価も1300円から950円へと引き下げ。300ミリウエハの需給失調による価格低下から、16年度は減益見通しに見方を変更しているようだ。コンセンサス予想も大幅に切り下がっていくと考えているもよう。 <6103> オークマ 1081 +33しっかり。クレディ・スイス証券(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も900円から1400円に引き上げている。新たな補助金効果、欧米および中国の受注回復、スマホ投資回復などから、工業会ベースの月次受注高は足元の1000億円強から1400億円水準へ再加速すると考えているもよう。つれて、同社業績に関しても、来期は従来の減益予想から増益予想へ変更している。 <8057> 内田洋行 453 -6売り優勢。前日に発表した第1四半期の決算内容が弱材料視される展開。営業利益は3.9億円で前年同期比39%減益となっている。第1四半期は不需要期であるものの、想定外の大幅減益にネガティブなインパクトが先行へ。公共関連事業における前期の大型案件の反動、人件費の増加などが背景となっているようだ。 《XH》
関連銘柄 12件
1963 東証プライム
1,308.5
11/27 15:30
-16.5(-1.25%)
時価総額 339,711百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
3436 東証プライム
1,210
11/27 15:30
-22.5(-1.83%)
時価総額 423,712百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4112 東証プライム
3,780
11/27 15:30
-55(-1.43%)
時価総額 31,805百万円
1916年創業の化学メーカー。有機EL材料やイメージング材料などの機能性色素が主力。ウレタン塗膜防水材、過酸化水素等の工業薬品、農薬等も手掛ける。25.3期は増収増益計画。機能性色素などの販売増を見込む。 記:2024/08/01
4514 東証1部
1,471
3/29 15:00
±0(0%)
時価総額 44,958百万円
産婦人科、内科、泌尿器科領域に特化する医薬品メーカー。後発薬を主体に新薬開発も。21.3期上期は他社から継承の子宮筋腫薬などが売上に貢献。費用減も効き大幅増益に。通期計画の利益水準に到達も上方修正はせず。 記:2020/12/22
4980 東証プライム
2,447
11/27 15:30
-62.5(-2.49%)
時価総額 442,107百万円
機能性材料メーカー。前身はソニーケミカル。ディスプレイ向け中心に、接合材料、光学材料、電子材料など製造、販売。ディスプレイ向け異方性誘導膜、光学弾性樹脂で世界トップシェア。異方性導電膜等が伸長。円安追い風。 記:2024/06/12
6103 東証プライム
3,035
11/27 15:30
-105(-3.34%)
時価総額 204,893百万円
1898年創業の大手工作機械メーカー。愛知県丹羽郡に本社。マシニングセンタが主力。NC旋盤、複合加工機、NC研削盤等も。海外売上比率は6割超。スマートマシン、スマートファクトリーソリューションを強化。 記:2024/08/06
6479 東証プライム
2,415
11/27 15:30
-26(-1.07%)
時価総額 1,031,401百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6740 東証プライム
19
11/27 15:30
±0(0%)
時価総額 73,727百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も。eLEAP、HMO、メタバースなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/20
1,479
11/27 15:30
-39(-2.57%)
時価総額 3,630,126百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6758 東証プライム
3,018
11/27 15:30
+35(1.17%)
時価総額 18,841,670百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
8057 東証プライム
6,810
11/27 15:30
-80(-1.16%)
時価総額 70,953百万円
法人向けERP・業務システム等を手掛ける情報関連事業が柱。1910年創業。教育ICT環境構築等の公共関連事業、オフィス家具等のオフィス関連事業も。クラウド型会議室運用支援サービス等のICTサービスは順調。 記:2024/08/12
9424 東証プライム
136
11/27 15:30
-3(-2.16%)
時価総額 22,566百万円
MVNO事業者。2001年に世界で初めてデータ通信MVNO事業を開始。SIM事業、FPoS事業、ローカル4G/5G事業を手掛ける。日本通信SIMの契約回線数は順調増。FPoSの評価定着、事例拡大図る。 記:2024/07/05