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日本エンター、クオール、シャープなど

2015/11/20 16:36 FISCO
<5727> 東邦チタニウム 1397 -166大幅反落。前日は大阪チタニウムの株価上昇に連れ高する展開となったが、本日は前日の説明会を受けて戻り売りが優勢の展開となっている。顧客の展伸材メーカーが従来想定より低い水準まで在庫を圧縮しようとしている可能性が示されたようだ。同社スポンジチタンの販売数量の抑制要因になるとの警戒感につながっている。 <2269> 明治HD 10330 +310買い優勢。本日は目標株価引き上げの動きが複数で観測されている。みずほ証券では目標株価を12450円から12800円に、JPモルガン証券(JPM)では11000円から12500円に、バークレイズ証券では10400円から11200円に引き上げている。国内の生産体制見直しに本格着手などで、一段の収益改善が期待できるとの見方になっているようだ。 <6183> ベルシステム24 1405本日東証1部に新規上場。初値は1478円、公開価格1550円を5%下回るスタートに。寄り付き後も売りが先行する展開となっている。公開規模が580億円強となる大型案件であるほか、上場後も米投資ファンドによる保有株売却が警戒されるなど、需給懸念は強い状況のもようだ。同社は電話などを利用したコールセンター業務、治験支援業務等を展開している。2005年に上場廃止となり、今回は再上場の形となっている。 <6753> シャープ 132 +6買い先行。前日にテレビ事業の収益強化策を発表している。2015年度の4Kテレビの国内生産台数を10万台弱と、前年度に比べて倍増させるとしている。好調分野の強化に伴う今後の収益改善期待が高まる形にもなっているようだ。また、日証金では貸借取引申し込み停止措置を実施しており、信用売り方の買戻しにつながっているとの見方も多いようだ。 <4829> 日本エンター 289 +29賑わう。クルーズ(2138)が運営する「フリマアプリ」サービスを譲受すると発表している。これにより、競争が激化するフリマアプリ市場へ初期投資を抑えながら短期間で参入できることになるほか、同社が運営するヘルスケアアプリと連携することで、あらゆるライフステージで女性の健やかな暮らしを支援する“ライフサポートプラットフォーム”形成の促進が可能になるとしている。ビジネスチャンスの広がりを期待する動きが先行へ。 <6723> ルネサスエレク 761 +74急伸で一時ストップ高。米紙では、独の半導体メーカーであるインフィニオンが出資に関心を示していると伝わっている。同社は産業革新機構の保有株の行方が注目されていた。出資の実現性は不透明ながら、シナジー効果への期待感、並びに、需給懸念の後退などを思惑視する動きが先行しているようだ。 <6989> 北陸電気工業 178 +16急伸。東京大学などと連携、日常の動きのわずかな振動エネルギーで発電する回転型の発電装置を開発したと報じられている。持ち運ぶだけで自律的に高効率で発電するため、充電などが不要のようだ。同社のMEMS技術などが活用されている。ウエアラブル機器のほか、スマホ市場などに販路を拡大していく方針のようだ。 <3034> クオール 1645 +128大幅高。厚生労働省と財務省では、市販薬を一定以上買うと所得税を減らすことが出来る制度を設ける方針と伝わっている。市販薬による治療を促すことにし、医療費の削減につながる考えのようだ。同社など調剤薬局やドラッグストア業界にとっては、ビジネスチャンスが広がるといった期待感が先行しているもよう。 <8050> セイコーHD 828 +51買い優勢。野村證券では投資判断「バイ」を継続、目標株価を950円から1000円にまで引き上げている。インバウンド需要拡大の恩恵を受け、国内向けの完成品販売や小売事業が好調に推移していると評価。また、中長期的にも、グローバル市場におけるブランド強化や高付加価値モデルの海外展開で、高い利益成長が続くと見ているもよう。本日はインバウンド関連株の強い動きなども支援に。 <4922> コーセー 12770 +730大幅続伸。クレディ・スイス証券(CS)では投資判断「アウトパフォーム」を継続、目標株価を13000円から14500円に引き上げている。インバウンドテーマは十分株価に織り込み済みだが、16年から本格的に日本で拡大する予定の都市型DFS、アジア圏の越境EC拡大と日本製の輸出増加見込み、好業績に伴う株主還元向上と株式分割の可能性などが今後のカタリストになると指摘しているようだ。 《XH》
関連銘柄 10件
2269 東証プライム
3,195
11/28 15:30
+1(0.03%)
時価総額 937,602百万円
牛乳・乳製品、菓子、食品の製造・販売等を行う明治が中核の持株会社。ヨーグルトやチョコレート、プロテインで国内トップシェア。医薬品事業も。総還元性向50%以上目安。食品部門では高付加価値商品の投入図る。 記:2024/08/05
1,465
11/28 15:30
+8(0.55%)
時価総額 56,993百万円
保険薬局を全国展開するクオールを中核とする持株会社。薬局事業が主力。店舗数は940店舗超。後発医薬品等の製薬事業、BPO事業も展開。第一三共エスファを子会社化。薬局事業ではM&Aや新規出店で規模拡大図る。 記:2024/10/11
4829 東証スタンダード
106
11/28 15:30
+1(0.95%)
時価総額 4,085百万円
法人向けシステムの受託開発・運用等を行うソリューション事業が主力。コンテンツサービスや法人向け「ビジネスサポートサービス」等のクリエーション事業も。システム開発サービスでは受託開発、ラボ型開発を推進。 記:2024/10/29
4922 東証プライム
6,757
11/28 15:30
+152(2.3%)
時価総額 409,427百万円
大手化粧品メーカー。1946年創業。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリークなど有力ブランド多数。アジアなど海外でも事業展開。アルビオンを傘下に持つ。グローバル展開加速、独自商品の積極的な開発等に取り組む。 記:2024/10/14
5727 東証プライム
986
11/28 15:30
+4(0.41%)
時価総額 70,273百万円
チタンメーカー。スポンジチタンやチタンインゴッド、高純度チタンの提供に加え、プラスチック等の製造用触媒等を手掛ける。ENEOSホールディングスの連結子会社。金属チタンは航空機向け等堅調。中国向け製品は低調。 記:2024/10/28
1,258
11/28 15:30
+5(0.4%)
時価総額 92,781百万円
国内コンタクトセンター大手。カスタマーサポートやセールスサポート、BPO等のCRM事業が主力。伊藤忠商事が筆頭株主。通信系企業との取引比率が高い。配当性向50%目標。基礎業務のクライアント数は順調に拡大。 記:2024/07/02
1,975
11/28 15:30
+14(0.71%)
時価総額 3,694,465百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6753 東証プライム
983.5
11/28 15:30
-2.6(-0.26%)
時価総額 639,675百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6989 東証スタンダード
1,578
11/28 15:30
+4(0.25%)
時価総額 14,596百万円
電子部品メーカー。富山県富山市に本社。モジュール製品、各種抵抗器が柱。湿度などの各種センサ、金型・機械設備等も手掛ける。自動車向け売上比率が高い。アセアン拠点の拡充や生産設備の増強などに取り組む。 記:2024/08/06
8050 東証プライム
4,085
11/28 15:30
-45(-1.09%)
時価総額 169,135百万円
セイコーウオッチ、セイコーインスツル、セイコーソリューションズなどを傘下に収める持株会社。1881年創業。ウオッチ事業は海外における高級品の売上拡大の加速が課題。クロック事業では高級クロックなどに注力。 記:2024/10/08