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アルテック、前澤工業、大林道路など

2015/4/14 16:51 FISCO
<9984> ソフトバンク 7501 +148買い先行。足元での相対的な底堅さに短期資金の関心も向かう格好となっているようだ。特に明確な材料は観測されていないが、日経平均の一時2万円乗せ後は全般的に利益確定の動きが強まってきており、相対的な出遅れ感の強さが注目されている状況と見られる。なお、アップルウォッチの販売拡大期待、印の出資企業スナップディールの米国上場期待などを手掛りとする向きもあるようだ。 <8001> 伊藤忠 1365 +23買い優勢。16.3期純利益は3300億円、前期比1割程度増加する見通しなどとの観測報道が伝わっている。今後は成長に合わせて株主還元を強化の方針、今期配当は4円増の50円程度になる見通しとも。18.3期には純利益を4000億円規模にまで増加させ、60円の配当を目指すとも。16.3期の市場コンセンサスは3000億円前後と見られ、想定以上の好業績見通し、株主還元策の強化などを評価する動きが先行へ。 <3659> ネクソン 1651 +148大幅高。野村が投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げしており、買い材料視される格好に。パイプラインが明らかになり、欧米市場の実績を積み上げてきた点などを評価、モバイルゲーム売上高を大きく積み増しているもよう。それに伴う中期的な成長率の高まりを格上げの背景と。とりわけ、「Dungeon&Fighter」のモバイル展開に最も期待としているようだ。 <9972> アルテック 290 +80ストップ高と急伸。リコー<7752>では、製造現場向けの3Dプリント関連サービスの販売を開始すると発表している。サービス提供にあたり、ストラタシス社の国内販売代理店である同社と協業するとしている。同社にとっては、リコーの新サービスの販売拡大などが期待されるほか、リコーとの協業による中期的なメリット期待などが高まる展開のようだ。 <6897> ツインバード 400 +80ストップ高。後場に決算を発表、今期の急回復見通しがポジティブなサプライズを誘う形となっている。今期営業利益は8.8億円で前期比4.1倍の見通し、四季報予想の3億円などを大幅に上回る格好に。前日には前期業績予想を修正、営業利益は7.2億円から2.2億円に大幅な下方修正を行っていたため、収益モメンタムは急回復の状況となっている。 <6489> 前澤工業 400 +40急騰。前日に発表した第3四半期決算が買い手掛かり材料に。第3四半期累計営業利益は2.7億円で前年同期比9.3億円の収益改善となっている。12-2月期では同6.7億円の増益に。通期予想は9.5億円を据え置きだが、3-5月期は前年同期比で大幅減益となる前提だけに、上振れの可能性は高まったとの見方が優勢に。なお、期末配当金も3円から5円に引き上げている。 <1896> 大林道路 697 +47後場は急伸。前引け後に業績予想を上方修正、通期営業利益は従来予想の65億円から84億円に上方修正、前期比23%増益と一転しての増益となったもよう。年間配当金も12円から16年に引き上げへ。前期は2度目の上方修正となる。不採算工事の減少や業務効率化に努め、採算性が向上したもよう。株価の出遅れ感が強かったことで、インパクトも強まる格好へ。 <3101> 東洋紡 172 +7出来高伴い続伸。東北大学と共同で、骨再生誘導材を使った治験を6月から開始すると発表している。骨の移植手術が不要となるため、より患者負担の少ない方法で骨再生が行えることになる。展開分野の広がりに伴うライフサイエンス事業の拡大期待が高まる方向に。2018年度をメドに本格販売を目指しているようだ。 <8050> セイコーHD 619 +34上げ目立つ。今期営業利益は前期比約2割増の160億円程度になる見通しとの観測報道が伝わっている。インバウンド需要に加えて、円安による採算改善なども収益拡大に寄与する見通し。前期は130億円の見込みとされている。今期の観測数値は市場コンセンサスをやや上回っており、ポジティブに捉える動きが優勢に。あらためてスイスフラン急騰による優位性の高まりなどを好望視する動きも。 <5714> DOWA 1054 +27買い優勢。前期経常利益は前期比17%増の410億円超となり、従来予想を30億円上回ったもようと伝わっている。今期も増収増益が続き、07.3期の最高益497億円に迫る可能性があるとも。前期の市場コンセンサスは415億円レベルでインパクトは乏しいが、今期は450億円レベルにとどまっており、ポジティブなインパクトにつながる。ちなみに、中期計画では18.3期経常利益500億円を目指している。 《FA》
関連銘柄 11件
1896 東証1部
938
9/6 15:00
±0(0%)
時価総額 43,916百万円
大林組の子会社で道路・舗装工事の大手。土木工事・建築工事等を請け負う。大林道路に対して、親会社の大林組が17年5月11日から6月21日に1株当たり940円でTOBを実施。同社株は9月7日に上場廃止に。 記:2017/09/09
3101 東証プライム
942
11/26 15:30
-3(-0.32%)
時価総額 83,884百万円
包装用フィルム等のフィルム部門、エンジニアリングプラスチック等の環境・機能材部門が柱。1882年創立。VOC処理装置、海水淡水化用逆浸透膜に強み。総還元性向30%目安。包装用フィルムは海外への拡販図る。 記:2024/09/03
3659 東証プライム
2,113
11/26 15:30
-18(-0.84%)
時価総額 1,829,590百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
4,496
11/26 15:30
-87(-1.9%)
時価総額 278,703百万円
非鉄金属メーカー大手。1884年創業。廃棄物処理事業や土壌浄化事業、半導体事業、伸銅品事業等も。高純度ガリウム、磁気記録材料等で世界トップシェア。環境・リサイクル関連サービスは堅調な受注が続く見通し。 記:2024/07/02
6489 東証スタンダード
1,199
11/26 15:30
+6(0.5%)
時価総額 25,227百万円
上下水道用機器・水処理装置メーカー。1937年創業。上下水道用バルブ・ゲート、浄水場や下水処理場等の設備・システム等を手掛ける。27年5月期に売上高403億円、営業益53億円目指す。配当性向30%目安。 記:2024/10/15
6897 東証スタンダード
445
11/26 15:30
±0(0%)
時価総額 4,853百万円
冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、掃除機等を手掛ける家電製品事業が主力。ワクチン用運搬庫等も。新潟県燕市に本社。匠プレミアム等のブランドが軸。業績は4Qに偏重する傾向。全自動コーヒーメーカー等は売上順調。 記:2024/10/26
7752 東証プライム
1,724.5
11/26 15:30
+36.5(2.16%)
時価総額 1,012,263百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
8001 東証プライム
7,450
11/26 15:30
-90(-1.19%)
時価総額 11,807,430百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8050 東証プライム
4,180
11/26 15:30
-20(-0.48%)
時価総額 173,069百万円
セイコーウオッチ、セイコーインスツル、セイコーソリューションズなどを傘下に収める持株会社。1881年創業。ウオッチ事業は海外における高級品の売上拡大の加速が課題。クロック事業では高級クロックなどに注力。 記:2024/10/08
9972 東証スタンダード
226
11/26 15:30
+1(0.44%)
時価総額 3,425百万円
産業機械・機器中心の商社。印刷機や容器・包装機、化粧品の製造・充填設備、水処理関連装置等を扱う。ペットボトル用プリフォームの製造販売等も。3Dプリンター向け最新ソフトウェア「CASTOR」の販売を開始。 記:2024/06/03
9984 東証プライム
8,844
11/26 15:30
-30(-0.34%)
時価総額 13,000,636百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17