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日新製鋼、太陽誘電、科研製薬など

2015/2/6 16:34 FISCO
<7731> ニコン 1467 -85売り気配スタート。前日に発表した決算内容が嫌気されている。第3四半期累計営業利益は267億円で前年同期比32%減益、通期予想は従来予想の530億円から360億円に下方修正している。実績値はコンセンサスを若干程度下回ったに過ぎないものの、通期のコンセンサスは500億円強の水準であったため、想定以上の下方修正の形となっている。露光装置の下振れが背景のようだ。野村では今期以降の業績予想を大幅下方修正するとして、投資判断を「ニュートラル」から「リデュース」に格下げしている。 <5413> 日新製鋼 1433 +226急伸。昨日の引け後に発表した決算内容が好感されている。第3四半期累計営業利益は154億円で前年同期比23%増益、通期予想は195億円から220億円に上方修正している。通期予想の市場コンセンサスは200億円レベルであったとみられる。鉄鉱石やニッケル価格の下落がマージンの拡大に寄与したもよう。また、通期の配当金は前期の15円から40円にまで引き上げを発表、利回り妙味なども高まる格好に。 <5471> 大同特殊鋼 532 +44買い優勢。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も430円から580円に引き上げている。来期は原料安、原油安というダブル安によって、営業利益は12.3期並みの水準に回帰すると予想、風向きが逆風から追い風に一気に変化した現在は投資好機と判断しているようだ。16.3期営業利益は300億円を予想、260億円強レベルの市場コンセンサスを大きく上回ると考えている。 <6996> ニチコン 987 +75決算発表後は一段高。第3四半期累計営業利益は30.2億円で前年同期比4%増、市場コンセンサスは僅かに下回る水準に。ただ、同時に発表した自己株式の取得実施を好感する展開になっている。発行済み株式数の2.80%に当たる200万株を上限としており、来週から4月27日までを取得期間としている。需給改善への期待が先行へ。また、来期に65周年記念配当を年間2円実施するとも発表している。 <4739> 伊藤忠テクノ 4760 +380大幅高、高寄り後も上げ幅を広げる展開になっている。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は154億円で前年同期比62.4%増益、市場コンセンサスを30億円程度上回る格好になっている。収益は1-3月期に集中する傾向であるものの、昨年11月以降は株価の調整色が強まっていたこともあり、ストレートに上振れ決算を評価する動きとなっているもよう。 <4521> 科研製薬 3175 +396大幅高。前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は78億円で前年同期比75%増、累計営業利益はほぼ通期計画を達成する水準となっている。とりわけ、大和では爪白癬治療剤が想定を大きく上回る立ち上がりでポジティブサプライズと評価している。関連売上高は下半期38億円と予想していたが、10-12月期で30億円程度であった可能性があると指摘。 <6976> 太陽誘電 1303 -169大幅安。前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は57億円、コンセンサスは若干下回る格好に。通期予想は為替レートを円安方向に修正しているものの、140億円を据え置いている。比較的、電子部品セクターには来年度の収益鈍化懸念が強く、好決算を発表しても利食い売りが優勢になりやすい状況。こしたなか、ポジティブインパクトが乏しい内容にはネガティブな反応も強まりやすいようだ。 <7581> サイゼリヤ 2137 +218強い動きが目立つ。ゴールドマンが投資判断を「中立」から「買い」に格上げしており、買い材料につながる格好になっている。目標株価も1550円から2300円に引き上げへ。国内事業に底打ちの兆しが見られているほか、アジア事業の急成長を業績予想に織り込んだもよう。とりわけ、中国事業の躍進は目覚ましいと指摘しているようだ。なお、ゴールドマン・サックス(GS)では小売セクターの中でABCマートも格上げしている。 <2432> DeNA 1414 -123下げ目立つ。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は52億円と会社計画の56億円を下回ったもよう。通期計画は248億円で前期比53%の大幅減益予想、コンセンサスは270億円程度であったとみられる。コイン消費の底打ちなど明るい兆しが出ているとの見方もあるが、業績数値面での物足りなさは強いようだ。UBSでは、IP 活用ネイティブタイトルでの単発の成功だけでは「同社として」大きな利益成長を実現しにくいと指摘。 <3861> 王子HD 467 +6決算発表後は売り先行後に切り返す。第3四半期累計営業利益は320億円で前年同期比30%減益、通期予想は580億円から500億円に下方修正している。実績値はコンセンサスを20-30億円下回っており、通期でも市場予想は560億円レベルであった見られる。ただ、円安進行などに伴うコスト増など、業績懸念は強かったため、目先の売り一巡後は買い戻しも優勢に。 《FA》
関連銘柄 10件
2432 東証プライム
1,713
10/4 15:00
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時価総額 223,051百万円
ゲームの自社開発・運営、協業タイトル等を手掛けるゲーム事業、「Pococha」等のライブストリーミング事業が柱。横浜DeNAベイスターズを傘下に持つ。ライブストリーミング、スポーツ事業等で成長投資行う。 記:2024/08/02
3861 東証プライム
585.1
10/4 15:00
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時価総額 593,515百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
4521 東証プライム
3,860
10/4 15:00
-8(-0.21%)
時価総額 177,328百万円
医療用医薬品メーカー。理化学研究所を前身として1948年に設立。外用爪白癬治療剤「クレナフィン」でトップシェア。関節機能改善剤「アルツ」等も。25.3期はアルツ、原発性腋窩多汗症治療剤等の増収見込む。 記:2024/06/28
4,315
11/30 15:00
±0(0%)
時価総額 1,035,600百万円
伊藤忠傘下のシステムインテグレータ大手。マルチベンダー対応に強み。今年8月に親会社が完全子会社化に向けたTOBを発表。TOB価格は1株4325円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2023/09/14
5413 東証1部
1,258
12/25 15:00
-77(-5.77%)
時価総額 138,184百万円
高炉メーカー。新日鐵住金傘下。表面処理鋼板など薄板部門に特化。ステンレスや表面処理など高い技術力が強み。売上原価等は増加。台風21号等の影響で一部設備が損傷。操業停止等もあり、19.3期2Qは業績苦戦。 記:2018/11/24
5471 東証プライム
1,390
10/4 15:00
-7.5(-0.54%)
時価総額 301,969百万円
特殊鋼専業メーカー。1916年創業。構造用鋼等の特殊鋼鋼材、ステンレス鋼等の機能材料・磁性材料が柱。自動車業界が得意先。27.3期営業利益600億円以上目標。機能材料・磁性材料、自由鍛造品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6976 東証プライム
2,957.5
10/4 15:00
-69.5(-2.3%)
時価総額 385,120百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6996 東証プライム
988
10/4 15:00
-5(-0.5%)
時価総額 77,064百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
7581 東証プライム
5,900
10/4 15:00
+130(2.25%)
時価総額 308,405百万円
イタリアンカジュアルレストラン「サイゼリヤ」をチェーン展開。中国中心に海外でも事業展開。価格競争力などが強み。店舗数は1500店舗超。メニュー再構築や主力商品の改善、食材の供給体制再構築などに取り組む。 記:2024/08/06
7731 東証プライム
1,549
10/4 15:00
+16(1.04%)
時価総額 586,044百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28