マーケット
10/7 15:15
39,332.74
+697.12
42,352.75
+341.16
暗号資産
FISCO BTC Index
10/7 17:19:56
9,435,565
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

東京電力、クボテック、ファナックなど

2014/10/27 16:41 FISCO
<6954> ファナック 17910 -805売り先行。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は1383億円で前年同期比85%増益、9月に上方修正した従来予想の1375億円をやや上回る着地となった。通期予想は前期比63%増益の2680億円を据え置き。受注高は前年同期比1.6倍の3554億円であった。上半期実績値、受注高ともにコンセンサス並みの水準で、決算にはほとんどサプライズがない状況である。期待感が先行していたこともあって、短期的な出尽くし感が強まる格好になっている。また、株主還元策の強化などに対する期待感も一部ではあったとみられる。 <6753> シャープ 265 -6さえない。上半期営業利益は300億円弱となり、前年同期比1割程度の減益になったもようとの観測報道が伝わっている。従来は4%の増益予想であった。電子部品や太陽電池事業の不振が業績下振れの背景となっているようだ。市場コンセンサスも340億円レベルであったとみられる。第1四半期も市場予想を下回る着地となっており、順調な収益回復に対する不透明感などが改めて強まる形にも。 <6632> JVCケンウッド 223 -19下げ目立つ。メリルリンチ(ML)では投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げしている。目標株価は300円から240円に引き下げへ。足元の業績回復の鈍さ、円安負担などを考慮して業績予想を減額修正、大幅な構造改革断行にも関わらず収益回復が想定ほど進んでおらず、追加構造改革の必要性も出てきたと指摘。、今期営業利益は71億円の予想から54億円に下方修正しているようだ。なお、MLではクラリオン<6796>の投資判断も格下げへ。 <6504> 富士電機 465 +11しっかり。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を580円と設定している。電気・熱エネルギー関連設備を産業界へ供給する同社にとって、生産設備の老朽化や電気料金上昇による設備更新機運の高まりは好機になるとの判断。業績成長は今後も続き、来期の営業利益は過去最高の470億円に到達すると予想しているようだ。 <4829> 日本エンタープライズ 483 +80ストップ高。企業向けのチャットアプリを開発した報じられている。「LINE」の感覚で業務連絡できるもようだ。開発した「ビズトーク」は、顧客企業の社員がスマホにダウンロードして利用、アップルの「iOS」、グーグルの「アンドロイド」などに対応のようだ。潜在需要の掘り起こしにつながるなどといった期待感が優勢に。 <7709> クボテック 311 +56急伸。先週末に上半期の業績予想を上方修正している。営業損益は従来予想の1.6億円の赤字から0.7億円の黒字に増額修正、画像処理外観検査装置の受注・販売の好調、損益構造の改善進展などが背景に。第1四半期はほぼ前年並みの赤字水準であったことから、7-9月期に入って急回復する格好となっている。比較的、株価のボラティリティが高まりやすい銘柄でもあり、短期資金の値幅取りの動きが活発化する状況にも。 <9501> 東京電力 395 +56強い動き。今期単独経常損益は1250億円程度の黒字を確保できる見通しとの観測報道が伝わっており、買い材料視されているようだ。7月の柏崎刈羽原発の再稼働を前提に、今期経常利益を1677億円としていたが、今期中に再稼働も再値上げも出来なければ、150億円の赤字に陥る見通しであったもよう。想定以上の収益改善に安心感が強まる格好に。また、福島県知事選通過も安心材料と捉えられる形に。 <8129> 東邦HD 1521 -203下落率トップ。先週末に上半期業績予想の下方修正を発表している。営業利益は65億円の従来予想から26億円にまで下方修正へ。薬価の引下げに伴って長期収載品の売上が想定以上に落ち込んだほか、駆け込み需要の反動や天候不順による受診抑制なども響いたもよう。SMBC日興証券では、想定以上の減額修正はネガティブサプライズとして、投資判断を「1」から「2」へ格下げ、目標株価も2200円から1800円に引下げている。 <7421> カッパクリエイト 1026 -81大幅安。コロワイド<7616>がTOBの実施を表明、TOB価格は1048円としており、前週末株価からはディスプレミアムの状況に。コロワイドの買収報道が伝わって急伸した経緯もあり、失望感が優勢となる展開になっている。筆頭株主の神明HDがTOBに応じるもようであり、TOBは成立する公算である。現在はTOB価格を下回る水準にあり、子会社化後の収益拡大を織り込む動きは先行していない。 <4185> JSR 1835 +74決算発表後は上げ幅を広げる。上半期営業利益は179億円で前年同期比0.5%増益、従来予想の170億円を上回り、増益をキープする格好になった。市場予想は会社計画をやや上回る水準であった。通期予想は従来計画を据え置いている。堅調な業績ではあるものの、数値的にはインパクトが乏しい状況とみられる。ただ、同時に発表した自社株買いが評価材料に。発行済み株式数の2.11%に当たる500万株が上限、取得期間は明日から来年の1月21日までとしている。 《FA》
関連銘柄 12件
4185 東証プライム
4,335
6/24 15:00
±0(0%)
時価総額 903,414百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
4829 東証スタンダード
114
10/7 15:00
-8(-6.56%)
時価総額 4,393百万円
法人向けシステムの受託開発・運用等を行うソリューション事業が主力。コンテンツサービスや法人向け「ビジネスサポートサービス」等のクリエーション事業も展開。システム開発サービスではラボ型開発が伸びる。 記:2024/05/17
6504 東証プライム
8,424
10/7 15:00
+116(1.4%)
時価総額 1,257,678百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
6632 東証プライム
1,298
10/7 15:00
+13(1.01%)
時価総額 212,872百万円
カーナビ等の車載機器、無線システム、音響機器等を手掛ける電機メーカー。日本ビクターとケンウッドの経営統合により誕生。中計では26.3期売上高3700億円以上目標。ゲーム・アニメ事業の強化等に取り組む。 記:2024/06/04
6753 東証プライム
1,019.5
10/7 15:00
+6(0.59%)
時価総額 663,090百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6796 東証1部
2,495
3/22 15:00
+1(0.04%)
時価総額 141,090百万円
車載機器メーカー。カーナビ、カーオーディオ、車載用カメラ等を手掛ける。日立グループ。業務用車載システムはバス機器分野でトップシェア。仏フォルシアの子会社がTOB開始。日本低調。19.3期3Qは業績苦戦。 記:2019/01/30
6954 東証プライム
4,265
10/7 15:00
+111(2.67%)
時価総額 4,305,718百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7421 東証プライム
1,688
10/7 15:00
+4(0.24%)
時価総額 83,413百万円
コロワイド傘下の回転寿司チェーン。大型店の郊外出店に特徴。コンビニ向け寿司・菓子パンの製造も。300店舗超展開。フルオーダータイプの店舗へ改装進める。回転寿司事業は増収。合理化推進で魚価高止まりを吸収。 記:2024/07/05
7616 東証プライム
1,702
10/7 15:00
-2(-0.12%)
時価総額 176,845百万円
牛角等を展開するレインズインターナショナル、かっぱ寿司等を展開するカッパ・クリエイト、ステーキ宮等を展開するアトムなどを傘下に収める持株会社。総店舗数は2500店舗超。アジア諸国、北米で事業強化図る。 記:2024/06/17
7709 東証スタンダード
207
10/7 15:00
-2(-0.96%)
時価総額 2,863百万円
画像処理外観検査装置を製造・販売。CAD/CAMソフトやネットワーク機器、高画像映像伝送システム等も。米国でも事業展開。画像処理外観検査装置、米国において3Dソリューションシステム製品の拡販を図る。 記:2024/04/30
8129 東証プライム
4,855
10/7 15:00
+81(1.7%)
時価総額 380,001百万円
大手医薬品卸会社の東邦薬品を中核とする持株会社。調剤薬局事業、医薬品製造販売事業等も手掛ける。仕入先は約1100社。取引先は11万軒超。卸売事業及び調剤薬局事業の変革、顧客支援ビジネスの進化等に注力。 記:2024/07/04
685.4
10/7 15:00
-2.2(-0.32%)
時価総額 1,101,450百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13