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ハイテク株などの押し目狙い

2023/11/9 8:34 FISCO
*08:34JST ハイテク株などの押し目狙い  9日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まる相場展開になりそうだ。8日の米国市場はNYダウが40ドル安、ナスダックは10ポイント高だった。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が参加予定の国際通貨基金(IMF)会合での発言を警戒し、利食い優勢となった。ただし、原油価格の下落や長期金利低下でハイテクの売りは限定的となり、相場を支えた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比190円高の32330円。円相場は1ドル150円90銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。昨日の日経平均は買い先行で始まったが、その後はバリュー株中心に持ち高調整の動きが強まり、一時32049円まで下げる場面が見られた。75日線が支持線として意識される格好となったが、同線を支持線とした反発が期待されそうだ。ただし、米長期金利が低下傾向となり、原油先物相場の下落基調のなか、銀行株やエネルギー株への持ち高調整の動きが意識されやすい。  昨日はファーストリテ<9983>やアドバンテスト<6857>などが日経平均を支える格好となったが、東証プライムの7割超の銘柄が下落しており、相対的にTOPIX型の弱さが目立っていた。バリュー株の持ち高調整に対して、グロース株を買い戻す形でのリバランスの動きが続く可能性もあるため、全体としてはこう着感が強まることになりそうだ。そのため、ハイテク株などの押し目狙いのスタンスに向かわせやすく、レーザーテック<6920>辺りに個人主体の資金も向かいやすいだろう。  また、決算発表が本格化するなか、業績面を手掛かりとした短期的な資金流入も見られているが、下方修正が嫌気された川重<7012>が7%を超える急落となるなど、過剰な反応も目立っており、決算期待からの先回り的なトレードは避けたいところである。なお、昨日の引け後に決算を発表したところでは、洋電機<6655>、日空ビル<9706>、東陽テクニカ<8151>、TOWA<6315>、エムティーアイ<9438>、ホクト<1379>、NOK<7240>、フジプレアム<4237>、カシオ計<6952>などが注目される。 《AK》
関連銘柄 13件
1379 東証プライム
1,824
5/2 15:00
-4(-0.22%)
時価総額 60,847百万円
キノコ生産大手。国内トップのエリンギとブナシメジに強み。シイタケを育成。キノコ使用の加工品も。海外きのこ事業は2桁増収。米国は値上げ効果などで堅調。増収効果等により、24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/03/05
4237 東証スタンダード
373
5/2 15:00
+2(0.54%)
時価総額 11,110百万円
PDP用光学フィルターなどを製造する化学品メーカー。独自の精密貼合技術や素材の複合化技術に定評。超軽量高効率太陽光モジュールの実現に意欲。精密貼合及び高機能複合材部門の伸び悩みで、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/29
6315 東証プライム
9,810
5/2 15:00
+280(2.94%)
時価総額 245,574百万円
半導体製造装置メーカー。後工程用で大手。モールディング装置やシンギュレーション装置を製造、販売する。半導体製造装置用の精密金型も手掛ける。今期3Q累計はPCやスマートフォン等の民生品向けが足踏みとなった。 記:2024/03/07
6655 名証メイン
774
5/2 13:53
+4(0.52%)
時価総額 3,633百万円
制御機器・装置メーカー。国内首位のエレベータ用センサに強み。変圧器や搬送制御装置も。海外は中国とタイに拠点。24.3期3Q累計は総じて需要が回復。原価率や販管費率も改善して黒字に。通期でも黒字復帰を計画。 記:2024/02/14
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(-0.68%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
40,670
5/2 15:00
+920(2.31%)
時価総額 3,834,612百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6952 東証プライム
1,307.5
5/2 15:00
-10(-0.76%)
時価総額 325,595百万円
大手電子機器メーカー。時計や電卓、楽器等を製造、販売。時計は「G-SHOCK」ブランドを国内外で展開。電子辞書は伸び悩むが、関数電卓は売上増。楽器は欧州で回復の兆し。24.3期3Q累計は増収確保。 記:2024/02/22
7012 東証プライム
4,855
5/2 15:00
+33(0.68%)
時価総額 815,261百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7240 東証プライム
2,268.5
5/2 15:00
-11.5(-0.5%)
時価総額 392,766百万円
オイルシールメーカー。国内全自動車メーカーが同社製品を採用し、オイルシールの国内シェアは70%。世界でもトップシェア。フレキシブルプリント基板でも世界首位。シール事業の好調で、3Q累計は増収・営業増益。 記:2024/03/22
8151 東証プライム
1,487
5/2 15:00
-12(-0.8%)
時価総額 38,788百万円
計測機器商社。情報通信や機械制御、エネルギー、EMC、海洋、ソフトウエア開発、医療の領域で、測定ソリューションを提供する。今期1Qは米国の大型案件の寄与により、機械制御/振動騒音事業が大幅に伸長した。 記:2024/03/31
9438 東証プライム
739
5/2 15:00
-1(-0.14%)
時価総額 45,262百万円
コンテンツ配信サイトや健康管理アプリを提供。薬局向けクラウド薬歴も。24.9期1Qは動画配信のスポット売上剥落。だがクラウド薬歴や子育てDXが好調。販管費抑制も効き計画以上の利益に。営業外の持分法益拡大。 記:2024/03/11
9706 東証プライム
5,594
5/2 15:00
+39(0.7%)
時価総額 521,053百万円
羽田空港国内・国際ターミナルビルのオーナー。羽田、成田などの空港で免税店・売店の運営も。24.3期3Q累計は旅客数増に伴って施設利用料収入や店舗売上が回復。販管費増こなして黒字に。配当性向は3割以上目安。 記:2024/04/11
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(-0.9%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27