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買い一巡後は次第にこう着感が強まる相場展開か

2023/11/8 8:24 FISCO
*08:24JST 買い一巡後は次第にこう着感が強まる相場展開か  8日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まる相場展開になりそうだ。7日の米国市場はNYダウが56ドル高、ナスダックは121ポイント高だった。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁など、米連邦準備制度理事会(FRB)高官がインフレを目標値に戻すことが最優先課題で、必要とあれば利上げを実施する姿勢を維持したほか、利下げを否定したため警戒感から売られる場面も見られた。しかし、良好な主要企業の決算を受けた買いのほか、原油価格の下落や長期金利が低下したことが下支えとなり上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、日中大阪比210円高の32480円。円相場は1ドル150円30銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。昨日の日経平均は急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるなか、香港ハンセン指数の下落などが重荷となり、400円超の下落となった。ただし、直近4営業日で2000円超上昇したこともあり、調整幅もそれなりに大きくなりやすいところであり、過熱を冷ますうえでは理想的な調整であろう。支持線に変わった75日線に接近してきたことから、同水準からのリバウンドが意識されそうだ。  また、日経225先物はナイトセッションで一時32200円まで下げる場面も見られたが、ボリンジャーバンドの+1σ水準からのリバウンドを見せている。週末にオプションSQを控えていることから積極的な売買は手控えられる可能性はあるものの、ヘッジ対応に絡んだショートカバーなどは入りやすい需給状況と考えられる。下値の堅さが意識されやすいなか、押し目待ち狙いの買いが入りやすいだろう。  もっとも、買い一巡後はこう着感が強まりやすいと考えられ、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせやすい。また、原油相場の下落影響からエネルギー株は手掛けづらく、米長期金利の低下を受けてハイテク株などに資金がシフトしそうだ。そのほか、グロース250指数は小幅ながらもリバウンドを見せてきている。相対的に出遅れ感のある中小型株の一角には修正リバウンドを想定した個人主体の資金が向かいやすいとみておきたい。  なお、決算に絡んだところではGSユアサ<6674>、DNC<4246>、大阪チタ<5726>、タスキ<2987>、シミックHD<2309>、任天堂<7974>、ニップン<2001>、スズキ<7269>、アズビル<6845>、マツダ<7261>などが注目される。 《NH》
関連銘柄 10件
2001 東証プライム
2,268
5/17 15:00
-13(-0.57%)
時価総額 178,773百万円
製粉国内2位。業務用を軸に家庭用も。冷食はパスタに強み。24.3期3Q累計は業務用商品や家庭用冷食が堅調。値上げも進展。通期計画を修正し、最高業績の見通しに。増配予定。新製粉工場は26年2月稼働を目指す。 記:2024/03/11
2,644
3/27 15:00
+12(0.46%)
時価総額 50,035百万円
医薬品開発支援(CRO)が柱。医薬品営業支援も。MBO発表し、今年1月にTOBが成立。同社株は3月28日付で上場廃止に。24.9期1Qは医薬品受託製造子会社の連結除外影響やコロナ関連需要剥落などで足踏み。 記:2024/02/08
2987 東証グロース
1,429
3/27 15:00
+28(2%)
時価総額 19,704百万円
不動産サービス会社。東京23区で新築投資用IoTマンションを開発。不動産投資型クラウドファンディングや中小企業向け不動産融資サービスも手掛け、仕入情報管理のDX支援も展開。リファイニング好調で1Qは増収。 記:2024/02/06
4246 東証プライム
705
5/17 15:00
+15(2.17%)
時価総額 52,097百万円
プラスチック部品メーカー。バンパーやバックドアなど自動車樹脂部品に加え、バスユニット部材などの住宅設備機器も。日本は堅調。主要顧客の生産台数増やOEM各社への販売増が寄与。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
2,491
5/17 15:00
-105(-4.04%)
時価総額 91,669百万円
航空機用スポンジチタンで世界首位。高純度チタンも。日本製鉄、神戸鋼が大株主。高機能材料事業は苦戦だが、チタン事業は輸出スポンジチタン中心に大幅増収。24.3期3Qは大幅増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/07
3,008
5/17 15:00
-42(-1.38%)
時価総額 288,224百万円
自動車用鉛電池で世界大手。車載用Li電池や産業電池電源も。国内は新車用電池の販売数量が増加。産業電池電源では蓄電用リチウムイオン電池は販売が増加。24.3期3Q累計は大幅増益。通期利益予想を上方修正。 記:2024/03/05
6845 東証プライム
4,457
5/17 15:00
+25(0.56%)
時価総額 640,475百万円
計測制御機器大手。ビル空調自動化や工場省エネ化に強み。ガス機器や水道機器、医薬品製造向けソリューション等も。ビルディングオートメーション事業は収益好調。既設建物向け分野等が堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/16
7261 東証プライム
1,573
5/17 15:00
-1.5(-0.1%)
時価総額 993,828百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
7269 東証プライム
1,786
5/17 15:00
+1(0.06%)
時価総額 3,508,751百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7974 東証プライム
8,503
5/17 15:00
-97(-1.13%)
時価総額 11,042,761百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27