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【注目銘柄ダイジェスト】:ニチモウが急伸、エーザイは続落

2021/12/20 16:40 FISCO
*16:40JST 【注目銘柄ダイジェスト】:ニチモウが急伸、エーザイは続落 <8306> 三菱UFJ 617.4 -19.7 大幅続落。本日はメガバンクの下げがきつく、銀行株は総じて売り優勢の展開に。米国の金融株安を受けて、国内関連銘柄にも売りが波及する状況となっている。米国市場では、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレー、ウェルズ・ファーゴなどが3%を超える株価下落に。米国では短期金利が上昇する一方で長期金利が低下、長短金利差の縮小によって利ザヤの悪化が想定される流れになっているもよう。 <8091> ニチモウ 2315 +215 急伸。プライム市場の上場維持基準の適合に向けた計画書、並びに、中期計画を発表。流通株式時価総額、1日平均売買代金などがプライム基準未達となっているが、市場認知度向上による成長期待醸成で流動性改善を図っていくとしている。中期計画では、25年3月期営業利益33億円(22年3月期計画28億円)などの数値目標を掲げている。今後も株価上昇に向けた積極策がとられていくとの期待感が先行へ。 <3023> ラサ商事 968 +41 大幅続伸。今期配当金の引き上げを先週末に発表。期末配当金は従来計画21円から29円に引き上げ、年間では前期比12円増の50円にする見込み。先週末終値をベースとすると配当利回りは5.4%となり、利回り妙味が高まる状況に。また、発行済み株式数の7.17%に当たる92万6162株の消却を発表、将来的な希薄化の可能性低下につながり、株主還元の一環としてポジティブ視されている。 <8591> オリックス 2239.5 -55 大幅続落。保有する弥生の全株式をKKRに売却し、子会社株式売却益1632億円を計上する見込みと発表、つれて、通期純利益は従来予想の2500億円から3100億円に上方修正。今後、年間配当金計画78円の引き上げも想定される状況に。ただ、弥生の2000億円超での年内売却はすでに観測報道が伝わり、株価に反映されていたとみられる。むしろ、最終損益の上方修正幅は想定よりも小幅との見方が優勢にも。 <8233> 高島屋 1021 -15 続落。9-11月期営業損益は10億円程度の黒字になったもようとの観測報道が伝わっている。営業黒字は7四半期振りとなる形に。緊急事態宣言解除で客足が戻り、既存店売上高が10月以降に回復、コートなど冬物衣料などの販売が伸びているようだ。ただ、もともと上半期20億円の赤字に対し通期予想は60億円の黒字となっており、足元での黒字転換は想定線として反応は限定的。今後のオミクロン株の感染動向なども不透明感との見方。 <7545> 西松屋チェ 1335 -69 大幅続落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は107億円で前年同期比1.8%減益となっている。9-11月期は42.6億円で同4.5%減益となり、上半期実績の微増益から減益に転じている。広告宣伝費などの経費増をカバーできるまで売上が拡大できていない形に。通期計画137億円、前期比13.3%増は据え置いているが、未達懸念にもつながっているもよう。 <4523> エーザイ 6876 -98 続落。アルツハイマー病新薬「アデュヘルム」について、欧州医薬品庁の評価委員会では販売承認しないと勧告している。もともと、下部組織の欧州医薬品評価委員会が見送りを勧告していたことからも、大きなサプライズにはつながっていないが、製造販売が承認されている米国での投与実績もまだ低調などとされているなか、22日に予定されている厚生労働省の承認可否審議にネガティブな影響を与えるとの懸念も出ているようだ。 <7267> ホンダ 3086 -117 売り優勢。鈴鹿製作所の12月の生産台数が当初計画に比べ約1割減る見通しを明らかにしたと伝わっている。新型コロナウイルスの感染再拡大の影響で、半導体など東南アジアで作る部品の調達が滞っているもよう。国内全体での生産はほぼ計画通りとなるようだが、新型コロナ変異型「オミクロン株」出現による部品調達の不透明感は今後も続くとの見方につながっているようだ。 <5110> 住友ゴム 1137 -65 大幅安。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も1400円から1150円に引き下げている。原材料市況再上昇やコンテナ不足の影響が続く公算のほか、販売面でもコロナによる市販用タイヤの特需の反動が懸念されるとの見方。内的要因でも、地産地消比率の低さによるコンテナ不足の影響が業界内で相対的に大きくなる可能性と指摘。今期以降の業績予想を下方修正。
関連銘柄 9件
3023 東証スタンダード
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時価総額 17,700百万円
資源や産業機械、環境設備を扱う専門商社。鉱産物や建機、ポンプ、プラント機器等を扱う。24.3期3Qは産機・建機関連が堅調。ポンプ関連が引き続き好調。環境設備関連では官庁、民間ともに整備需要が堅調。 記:2024/04/13
4523 東証プライム
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時価総額 1,630,229百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
5110 東証プライム
1,573.5
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-2.5(%)
時価総額 413,898百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
7267 東証プライム
1,568.5
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時価総額 8,523,676百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7545 東証プライム
2,492
10/4 15:00
+20(%)
時価総額 173,416百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。1109店舗展開。公式オンラインストアは売上伸長。24.2期通期は増収増益。25.2期は2桁増益見通し。 記:2024/04/17
8091 東証プライム
1,898
10/4 15:00
+29(%)
時価総額 17,099百万円
1910年創業の水産専門商社。すり身やカニ、凍魚、鮭鱒などを扱う食品事業が主力。漁網・漁具資材、建材用・内外装向けフィルム、衛生資材なども。陸上養殖の事業化、バイオマス漁網の実用化などに取り組む。 記:2024/06/17
8233 東証プライム
1,184
10/4 15:00
+14(%)
時価総額 387,944百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06
1,480
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+31.5(%)
時価総額 19,657,353百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
8591 東証プライム
3,348
10/4 15:00
+1(%)
時価総額 4,212,711百万円
大手金融サービス。自動車やICT関連機器等のリース・レンタル、不動産開発・賃貸管理、企業投資、環境エネルギー、生命保険、銀行など多角的に事業展開。輸送機器、不動産運営、コンセッションは回復傾向続く。 記:2024/07/07