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【注目銘柄ダイジェスト】:エイチームが大幅急伸、古河電池は大幅反落

2020/12/7 16:51 FISCO
*16:51JST 【注目銘柄ダイジェスト】:エイチームが大幅急伸、古河電池は大幅反落 <3193> 鳥貴族 1507 +34 大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は1.7億円の赤字で、前年同期比6.7億円の損益悪化となっている。業績予想は引き続き非開示としている。新型コロナウイルス感染拡大による営業時間の短縮要請などが影響へ。ただ、前四半期の2.8億円の赤字からは赤字幅が縮小しており、収益のボトムアウト感は意識される形になっている。なお、営業外での受取清算金計上により経常損益は黒字を確保している。 <9503> 関西電力 925.3 -39.3 年初来安値を更新。大飯発電所3、4号機の設置変更許可取り消しを命じる判決を大阪地裁が下したと伝わっている。原子力発電所に対する司法リスクの拡大が意識される展開となっている。1月以降に定期検査が終了する予定であったが、今後の展開に対する不透明感が強まる流れに。先行きの収益懸念や配当政策に対する影響などが警戒されているようだ。本日は電力株全面安の展開にも。 <6923> スタンレー電 3410 +60 大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も3000円から3900円へ引き上げている。自動車用ヘッドランプに関して、ハロゲンよりも単価の高いLEDの普及により、完成車の生産台数成長を上回る増収率の継続が見込まれるとしている。また、総還元性向35%以上を目標とするなど株主還元に積極的であることも評価材料としている。21年3月期営業利益は会社計画300億円を上回る323億円を予想。 <6937> 古河電池 1580 -400 大幅反落で下落率トップ。先週末にEV駆動用リチウムイオン電池事業を行っていないと公表、主力事業は自動車用鉛蓄電池や産業用蓄電池・電源装置事業であり、リチウムイオン電池については衛星向けなどであるとしている。足元でEV関連銘柄が幅広く人気化する中、同社も関連銘柄の一角と位置付けられ、先週末に向けては一段高の展開となっていたことから、失望売りが集まる状況に。 <3116> トヨタ紡織 1576 +76 大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1400円から1800円に引き上げている。SUVモデルが好調なトヨタ向けに供給する部品企業は数量ミックスでのメリットをきく享受すると指摘。トヨタ株式売却を機に株価は弱含みも、ビジネスでの関係に影響はなく、投資チャンスとしている。中期ではトヨタ関連OEMへの供給増加がポジティブと。 <6905> コーセル 1189 +9 大幅反発。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の10.6億円から17.3億円、前年同期比2.3倍に上方修正。売上の増加に加えて、人件費の低減や経費支出の先送りなどが収益上振れ要因のもよう。第1四半期の水準から上振れ期待は高かったが、修正幅の大きさがインパクトにつながる形へ。通期予想は据え置きだが、上振れ余地は大きいとの見方にもなっているようだ。 <9678> カナモト 2268 +96 大幅反発。先週末に20年10月期の決算を発表、営業利益は142.5億円で前期比20.1%減益、第3四半期決算時に下方修正した数値137億円をやや上回る着地になった。一方、21年10月期は150億円で前期比5.3%増と増益に転じる見通し。年間配当金も65円から70円への増配を計画しており、業績回復への自信とも受け止められている。相対的な株価の出遅れ感が意識される中で、増益見通しに買い安心感が強まる展開になっている。 <7911> 凸版印 1608 +103 大幅続伸。先週末に発表した自社株買いの取得実施が買い材料視されている。発行済み株式数の4.62%に当たる1600万株、200億円を上限としており、12月7日から21年9月30日までを取得期間としている。約12年ぶりの自社株買い実施となり、インパクトも強まる展開のようだ。先に発表したリクルート株の売却益などが原資となるようだ。なお、21年3月期最終利益も220億円から500億円に上方修正している。 <3662> エイチーム 1112 +150 ストップ高。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は3.8億円で前年同期比2.5倍と急拡大している。据え置きの通期計画は5億円で前期比60.7%の大幅減益であり、第1四半期の収益水準にはポジティブなサプライズが強まる形へ。会社側では、売上高は概ね予想通りとしているが、「ナビナビキャッシング」の順調な回復によるユーザー獲得効率の向上、エンターテインメント事業における効率運用の進展などで、収益は計画を上振れとしている。 <2353> 日駐 141 +10 大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は11.1億円で前年同期比26.1%増益、上半期計画16億円、同19.7%減に対する進捗率は69%にまで達している。テーマパーク事業の急回復、並びに、スキー場事業の収益改善が好業績の背景。新型コロナによるマイナス影響が強いとみられていた中、想定以上の早いタイミングでの収益回復を評価へ。また、発行済み株式数の1.21%に当たる400万株を上限とする自社株買いの発表も好感。
関連銘柄 10件
2353 東証プライム
238
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+1(%)
時価総額 82,919百万円
駐車場の管理・運営等を行う駐車場事業が主力。スキー場や那須ハイランドパークの運営等も手掛ける。国内駐車場の運営総台数は4万5000台超。スキー場事業ではソラグランピングリゾートが高い稼働率を維持。 記:2024/05/06
3116 東証プライム
1,875.5
10/9 15:00
+1(%)
時価総額 351,968百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
4,050
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時価総額 47,069百万円
料金均一の居酒屋チェーン「鳥貴族」を運営。国産チキンバーガー専門店「TORIKIBURGER」、やきとり大吉なども。グループ店舗数は1138店舗。24.7期2Qは大幅増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/13
3662 東証プライム
604
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時価総額 11,953百万円
引越し比較・予約サイト「引越し侍」、車査定・車買取サイト「ナビクル」等の運営を行うライフスタイルサポート事業が主力。ゲームアプリの運営、EC事業等も。M&Aでデジタルマーケティング領域を強化図る。 記:2024/08/23
6905 東証プライム
1,160
10/9 15:00
+13(%)
時価総額 47,776百万円
スイッチング電源標準品で国内トップクラス。ノイズフィルタも。18年に北欧の同業を買収。24.3期3Q累計は受注残解消に向けた増産対応を継続。人件費増や経費増をこなして大幅増収増益に。配当性向は35%目安。 記:2024/04/09
6923 東証プライム
2,715.5
10/9 15:00
-12(%)
時価総額 469,782百万円
自動車ランプ大手。1920年創業。ヘッドランプやフォグランプなど自動車機器が主力。車載用LEDや液晶用バックライト等も。深紫外線技術などが強み。コンポーネンツ事業では非可視光製品のビジネス拡大に取り組む。 記:2024/04/30
6937 東証プライム
1,378
10/9 15:00
-1(%)
時価総額 45,198百万円
古河電気工業傘下の二次電池メーカー。自動車用などの鉛蓄電池、アルカリ蓄電池、リチウムイオン電池等を手掛ける。小惑星探査機「はやぶさ2」などで納入実績。トヨタなどが主要取引先。鉛電池の収益向上を図る。 記:2024/06/29
7911 東証プライム
4,492
10/9 15:00
+58(%)
時価総額 1,570,879百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
9503 東証プライム
2,626
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時価総額 2,465,113百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17
9678 東証プライム
2,931
10/9 15:00
-7(%)
時価総額 113,553百万円
建設機械レンタル大手。地盤改良など土木向けに強み。レンタルアイテム数は約62万点。鉄鋼製品販売、情報機器事業も。レンタル単価の適正化、営業拠点の選択と集中等に取り組む。楽フロンなど新商材の取り扱いを開始。 記:2024/05/06