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【注目銘柄ダイジェスト】:花王が大幅続落、エムスリーは急伸

2020/7/30 16:53 FISCO
*16:53JST 【注目銘柄ダイジェスト】:花王が大幅続落、エムスリーは急伸 <2413> エムスリー 5430 +310 急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は113億円で前年同期比26.4%増益、市場コンセンサスを20億円弱上回る水準となった。新型コロナを契機に製薬会社向けマーケティング支援が拡大し、メディカルプラットフォーム事業が急拡大しているもよう。また、海外でもアジア地域が好調推移のようだ。通期計画は未定としているが、好調な立ち上がりを受けてコンセンサス水準は切り上がる状況とみられる。 <4452> 花王 7860 -428 大幅続落。前日に上半期決算を発表、営業利益は745億円で前年同期比13.8%減益、第1四半期の同2.8%増に対して、4-6月期は同26.9%減と落ち込んだ。市場予想も100億円近く下振れとみられる。通期予想は従来の2200-2300億円のレンジから1900億円に減額修正、一転して前期比10.3%減と減益見通しになった。メイクアップ品の需要減少など化粧品事業が想定以上の悪化となっているようだ。 <8604> 野村 501.4 +21.6 大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、純利益は1425億円で前年同期比2.6倍と急拡大、1000億円程度であった市場コンセンサスも大きく上振れている。ホールセール部門が極めて好調だったほか、リテール部門も日本株取引などが好調で想定よりも底堅い推移に。第1四半期業績の好調推移を受けて、上半期決算時における株主還元策への期待感なども高まる展開となっているもよう。 <7735> スクリーンHD 5230 -200 続落。前日に第1四半期決算を発表している。営業損益は18.6億円となり、前年同期44億円の赤字からは改善した。市場想定線での着地とみられる。一方、通期見通しは180億円で前期比43.3%増益としているが、市場予想は50億円程度下振れるレベルに。第1四半期の半導体製造装置受注高は430億円で会社想定をやや下振れとみられる。採算改善も期待ほどではないとみられ、ネガティブな反応が先行する形に。 <3962> チェンジ 9160 +740 急反発。前日に第3四半期決算の速報値を発表している。正式発表は8月12日の予定。累計営業利益は33.2億円で前年同期比4.1倍と急拡大のもよう。国内経済活動が全般停滞する中で、第3四半期としては過去最高益を更新したもよう。第3四半期決算時には通期計画上方修正の公算ともしている。「ふるさとチョイス」運営子会社の取扱寄附額が順調に伸長したことや手数料率の向上が業績拡大の背景となっている。 <4519> 中外薬 4968 -29 続落。ロシュが海外で進めているアクテムラの新型コロナウイルス治験結果について、十分な効果を示せなかったと前日の後場に発表している。その後株価は軟化して、本日も売り優勢の展開に。アクテムラとレムデシビルとの併用試験は続行しており、近いうちに結果が公表される見込みであるが、こちらの期待感もやや後退する方向とみられる。高まってきていた期待感の反動が強まる形に。 <5857> アサヒHD 3635 +520 急騰。前日に第1四半期決算を発表、営業益は52.6億円で前年同期比56.5%の大幅増益となった。つれて、上半期計画は従来の67億円から108億円に、通期では160億円から210億円に上方修正した。貴金属回収量の確保や貴金属価格の上昇、北米の貴金属精錬分野における製品加工・販売や金融取引の増加が上振れ要因に。年間配当金も140円から160円に引き上げ、利回り妙味も高まった。 <3099> 三越伊勢丹 503 -57 急落し年初来安値を更新。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は90億円の赤字前年同期比170億円の損益悪化となっている。一部費用は特別損失に振り替えられており、実質的には211億円程度の営業赤字であったもよう。通期計画も公表、380億円の赤字見通しとしている。悲観的な前提に立っている印象ではあるが、赤字幅は市場予想を200億円程度上回っており、ネガティブに捉える動きが優勢のようだ。 <2440> ぐるなび 482 -99 急落。前日に第1四半期決算を発表、営業損益38.2億円の赤字で、前年同期比39億円の損益悪化となっている。減免・休会措置によるストック型売上の減少、外食需要低下に伴うネット予約手数料売上の減少などが響く。通期見通しは引き続き未定としている。市場コンセンサスは50億円程度の赤字となっているが、第1四半期の赤字幅、足元での感染者数再拡大などから、一段の赤字拡大も意識される形に。
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時価総額 1,181,342百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
2440 東証プライム
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時価総額 17,960百万円
国内最大級の飲食店情報サイト「楽天ぐるなび」を運営。楽天グループが筆頭株主。訪日外国人向け観光情報サイト「LIVE JAPAN」の運営等も。楽天ID連携会員数は870万人超。飲食店運営のDX支援強化図る。 記:2024/08/02
2,355
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三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
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時価総額 98,277百万円
企業や自治体のDX化支援ビジネス等を手掛ける。IT人材の育成、ふるさとチョイスの運営等も。イー・ガーディアンなどを傘下に収める。公共DX、セキュリティ再編に集中。LoGoチャットは有償自治体数が増加傾向。 記:2024/05/08
4452 東証プライム
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-8(%)
時価総額 3,345,425百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4519 東証プライム
6,949
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時価総額 11,667,774百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
5857 東証プライム
1,800
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-3(%)
時価総額 143,476百万円
電子基板や半導体装置部品などから貴金属を回収して販売。産業廃棄物処理も手掛ける。産業廃棄物処理施設の稼働率は安定。貴金属事業は増収。国内の金販売量、北米の精錬収入の増加が寄与。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/14
10,420
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-125(%)
時価総額 1,058,568百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8604 東証プライム
793.2
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+2.2(%)
時価総額 2,564,862百万円
国内最大級の総合証券「野村證券」を中核とする持株会社。野村アセットマネジメント、野村信託銀行等も傘下に持つ。預り資産は153兆円超で業界トップ。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が過去最高。 記:2024/06/17