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【注目銘柄ダイジェスト】:日電硝が急騰、アシックスがストップ高

2020/3/25 16:43 FISCO
*16:43JST 【注目銘柄ダイジェスト】:日電硝が急騰、アシックスがストップ高 <6754> アンリツ 2000 +69 大幅続伸。全体相場の急落前、2月21日の株価水準を回復している。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も1900円から3000円にまで引き上げている。、5G向け通信測定器需要期が長期化する前提にストーリーを見直したことで、5Gピークアウト後の業績低迷懸念が大きく後退したと判断しているもよう。5Gの需要期間を従来の5-6年程度から7-10年程度へ前提を変更したようだ。 <5214> 日電硝 1516 +138 急騰。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価は1940円としている。業績予想は下方修正しているものの、PBRや配当利回りの観点から株価は割安と判断しているようだ。資本に厚みがあり大幅減配リスクなどは小さいとの考え。今期業績予想は会社計画を大きく下回る水準に下方修正しているものの、来12月期はユーザーの生産活動再開に伴い、3割超の営業増益を予想している。 <9735> セコム 8840 +800 急伸。ジェフリーズ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に、目標株価も9550円から9850円に引き上げた。新型コロナウイルスの感染拡大を起因とした信用不安での株価下落局面は、買いの好機になると判断している。警備業界では、機械警備の緩やかな浸透、利益率改善などの基調が今後も続くとみられ、とりわけ、利益成長はリーマンショック時にも増収を続けた非常に景気耐性の高いものであると指摘している。 <7936> アシックス 1008 +150 ストップ高。新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、今夏の東京五輪開催は1年延期することで合意と伝わっている。同社の五輪関連売上高は100-200億円程度と想定されていたため、今12月期業績の下振れ要因につながる。ただ、今夏の五輪開催の不透明感は十分に反映されてもいたため、来年の盛り上がりの高まりを期待する動きが先行しているようだ。厚底シューズでの劣勢の挽回などに対する期待感も。 <7818> トランザク 785 +100 ストップ高。マスクの生産及び供給体制の再構築を行い、事業者向けに約400万枚のマスクを緊急輸入することはすでに発表しているが、申し込みが入荷予定数を超えており、追加で事業者向けマスク約500万枚を緊急輸入すると発表している。また、一般消費者向けにも、3月25日より併せて販売を開始するようだ。依然としてマスクの需給がひっ迫している中、短期的な業績への寄与などが想定される状況のようだ。 <3134> Hamee 929 +150 ストップ高。前日に発表した自社株買いの実施が好感される。発行済み株式数の1.70%に当たる27万株、2億円を取得上限とし、取得期間は4月1日から5月31日までとしている。前回の自社株買いは昨年5月にかけて上限25万株を取得している。目先の底値到達感も強まりつつあったなか、株価のリバウンド本格化につながっていくとの期待が先行へ。 <2427> アウトソシング 517 +80 ストップ高。特に新規材料は観測されないものの、株価の底打ち感からショートカバーの動きが引き続き優勢になったもよう。全体相場の下落が始まった2月21日からの株価下落率が一時は約65%にまで達し、相対的にみても調整が目立っていた。また、中期的な収益成長率の高さにもかかわらずPBRは1倍水準を割り込み、株価の売られ過ぎ感は極めて強い状況であった。製造業派遣ではUTグループ<2146>も本日急伸。 <6222> 島精機 1556 +127 大幅続伸。前日に業績予想の下方修正を発表、営業損失は従来の36億円から48億円に、主力の中国市場における生産活動縮小の影響が背景。投資有価証券評価損の計上、繰延税金資産の取り崩しによって、最終損失は24億円から76億円赤字に拡大。期末配当金予想も25円から15円に引き下げた。ただ、もともと1-3月期の本業ベースの収益回復は困難ともみられており、短期的な悪材料出尽くし感につながっている。 <6135> 牧野フライス 3080 +375 一時ストップ高。本日はDMG森精<6141>やオークマ<6103>なども10%以上の株価上昇と、工作機械大手の強い動きが目立った。前日に日本工作機械工業会は2月の受注確報を発表、受注額は772億円で前年同月比29.6%減、一段と悪化はしたものの、内需中心に比較的底堅かったとの見方も優勢のようだ。ウイルス感染拡大の影響で今後の警戒感は残るが、中国などでは底打ちの可能性も指摘されているようだ。 <9726> KNTCT 804 -23 伸び悩んで反落。前日に業績予想の下方修正を発表、通期営業損益は35億円の黒字から33億円の赤字に、最終損益は20億円の黒字から98.9億円の赤字に。新型コロナウイルスの感染拡大で、個人、団体旅行ともキャンセルや旅行の出控えが相次いだ。第3四半期までは41億円の営業黒字であった。悪材料出尽くし感から買い先行も、来期のGW期間の動向などにも不透明感が残り、自己資本の毀損などに懸念が強まる形へ。
関連銘柄 13件
2146 東証プライム
2,110
1/16 15:30
+1(%)
時価総額 84,079百万円
製造業中心に人材派遣・請負等を行うUTエイムなどを傘下に収める持株会社。半導体、自動車関連企業などが取引先。構造改革ソリューションの提供等も。技術職社員数は5万2000名超。製造派遣分野に経営資源集中。 記:2024/08/13
2427 東証プライム
1,749
6/5 15:00
-1(%)
時価総額 220,288百万円
製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを活用して国内外で事業拡大。昨年12月に発表したMBOの一環として米投資ファンドのベインが1株1755円でTOB実施。今年3月にTOBが成立し、同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/10
3134 東証スタンダード
1,251
1/16 15:30
-1(%)
時価総額 20,384百万円
スマートフォンアクセサリーを取り扱うモバイルライフ事業が柱。コスメティクスブランド「ByUR」、SaaS型システム「ネクストエンジン」なども。モバイルライフ事業ではiFaceシリーズの拡販などに注力。 記:2024/09/03
5214 東証プライム
3,321
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-46(%)
時価総額 330,516百万円
薄型パネルディスプレイ用ガラスや電子デバイス用ガラス、ガラスファイバ等を手掛ける。FPD用ガラス、自動車部品用ガラス繊維で高シェア。28.12期売上高4000億円目標。高付加価値製品の開発、事業化推進。 記:2024/10/20
6103 東証プライム
3,340
1/16 15:30
+125(%)
時価総額 225,483百万円
1898年創業の大手工作機械メーカー。愛知県丹羽郡に本社。マシニングセンタが主力。NC旋盤、複合加工機、NC研削盤等も。海外売上比率は6割超。スマートマシン、スマートファクトリーソリューションを強化。 記:2024/08/06
6135 東証プライム
11,600
1/16 15:30
-120(%)
時価総額 288,770百万円
大手工作機械メーカー。1937年創業。NCフライス盤、マシニングセンタを国内で初めて開発。金型・精密部品向けマシニングセンタ、放電加工機に強み。営業拠点の拡大図る。半導体製造装置関連は引き合い増加傾向。 記:2024/10/29
6141 東証プライム
2,315.5
1/16 15:30
±0(%)
時価総額 328,699百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。ミュンヘン欧州本社は26年以降に開所予定。サービス・補修部品の受注額は順調。 記:2024/12/08
6222 東証プライム
983
1/16 15:30
-1(%)
時価総額 35,191百万円
コンピュータ横編機が主力の機械メーカー。和歌山県和歌山市に本社。コンピュータ横編機は全世界で高シェア。自動裁断機「P-CAM」等も。中計では27.3期営業利益70億円目標。横編機事業の再生などに注力。 記:2024/12/08
6754 東証プライム
1,302
1/16 15:30
+22.5(%)
時価総額 176,904百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。ネットワーク高速化向け測定需要は順調。27.3期売上高1400億円目標。 記:2024/11/26
7818 東証プライム
1,952
1/16 15:30
+6(%)
時価総額 57,340百万円
エコプロダクツ、ライフスタイルプロダクツが柱のファブレスメーカー。衛生用品のウェルネスプロダクツ等も手掛ける。オリジナル雑貨に強み。25.8期は増収増益計画。BtoB、DtoCサイトの売上拡大などに注力。 記:2024/10/24
7936 東証プライム
3,324
1/16 15:30
+24(%)
時価総額 2,524,518百万円
スポーツ用品メーカー。各種スポーツ用品の製造・販売等を行う。ランニングシューズに強み。オニツカタイガーブランドなども展開。海外売上高比率が高い。国内はパフォーマンスランニング、オニツカタイガーが順調。 記:2024/12/20
9726 東証スタンダード
1,119
1/16 15:30
-8(%)
時価総額 30,583百万円
近鉄グループの大手旅行会社。近畿日本ツーリスト、クラブツーリズムなどを傘下に持つ。労働者派遣事業、商事・保険事業等も。中計では27.3期当期純利益80億円目標。事業ポートフォリオの再設計などに取り組む。 記:2024/12/13
9735 東証プライム
5,183
1/16 15:30
+20(%)
時価総額 2,418,388百万円
国内初の警備保障会社。事業所向け・家庭向けオンライン・セキュリティシステム、常駐警備、現金護送等を手掛ける。防災事業、メディカルサービス事業等も。システムセキュリティ、入退室管理システム等の拡販図る。 記:2024/08/01