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新興市場銘柄ダイジェスト:HAPiNSは大幅に続落、PSOLが大幅に続伸

2020/11/24 16:01 FISCO
*16:01JST 新興市場銘柄ダイジェスト:HAPiNSは大幅に続落、PSOLが大幅に続伸 <2226> 湖池屋 5070 +150 年初来高値。主要株主の異動があり、日清食品ホールディングス<2897>の子会社になると発表している。湖池屋の代表取締役会長である小池孝氏と同氏が出資する会社が計56万3885株を譲渡する。日清食品HDの議決権所有割合は34.54%から45.11%に上昇する一方、小池氏の所有割合は16.62%から6.42%に低下し、主要株主ではなくなる。異動により、日清食品HDグループの商品開発や海外事業などのノウハウを活かす。 <4450> PSOL 2655 +164 大幅に続伸。1万8000株(0.50億円)を上限とする自社株取得を行うと発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.32%。取得期間は24日から21年6月30日まで。経営環境に応じた機動的な資本政策遂行や株主利益向上が目的。また、20年12月期の営業利益予想を1.17億円から0.48億円(前期実績3.47億円)に下方修正している。新型コロナウイルスの影響による受注遅延などが響く見通し。 <7963> 興研 2496 +48 大幅に3日ぶり反発。新型コロナウイルス対策としてマイクロ飛沫の拡散を防止する医療用陰圧デバイス3種を東邦大学医学部などと共同開発したと発表している。気管挿管・抜管用陰圧フード、病原体検査用陰圧BOXは12月1日に、検体採取用陰圧ブースは同月下旬に発売開始する予定。マイクロ飛沫の拡散防止製品は医療機関のニーズが期待できるとの見方から、買いが入っていた。 <7577> HAPiNS 302 -10 大幅に続落。東証が24日から信用取引に関する規制措置を強化し、新規の売付及び買付に係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)としたことが嫌気されている。日証金も貸借担保金率を50%(うち現金20%以上)とする増担保金徴収措置を実施した。HAPiNS株は18日に年初来高値(439円)を記録するなど短期間に急騰しており、利益確定売りも続いていたようだ。 <4579> ラクオリア創薬 1014 +22 大幅に続伸。韓国のHKイノエン社へ導出した胃食道逆流症治療薬のtegoprazanについて、同社がフィリピン、モンゴル、シンガポールのアジア3カ国でサブライセンス契約を締結したとの連絡を受けたと発表している。ラクオリア創薬はライセンス契約に基づく一時金を受領することが確定したほか、tegoprazanにより得た収益に応じてロイヤルティ収入を受領する予定。 <6862> ミナトHD 460 +10 大幅に続伸。10万株(0.30億円)を上限とする自社株買いを実施すると発表している。発行済み株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.28%。取得予定期間は24日から21年3月31日まで。資本効率の向上と経営環境の変化に対応した柔軟な資本政策の遂行を図ることが目的としている。200日移動平均線を下値支持線として株価が底堅く推移していたことも買い安心感につながっていたようだ。 《ST》
関連銘柄 7件
2226 東証スタンダード
4,785
11/26 15:30
+20(%)
時価総額 51,056百万円
スナック菓子メーカー。ポテトやコーンを原料としたスナック菓子やタブレット菓子を製造、販売。日清食品HD傘下。スコーン、カラムーチョなど人気ブランド多数。高付加価値商品伸びる。値上げで原材料吸収。海外も拡大。 記:2024/10/08
3,902
11/26 15:30
-12(%)
時価総額 1,204,099百万円
即席麺大手。「チキンラーメン」や「カップヌードル」、「どん兵衛」など有力ブランド多数。海外開拓を強化。医薬品の研究開発も行い、冷凍食品や菓子、シリアルも展開。明星食品は傘下。国内外で伸長し、原料高こなす。 記:2024/06/05
4450 東証グロース
1,191
11/26 10:36
-6(%)
時価総額 3,488百万円
金融機関向け業務コンサルティング、システムの受託開発、運用保守サービスを手掛ける。RPAソフトウェアのライセンス販売等も。野村證券などが主要取引先。既存取引先である金融機関からの受注拡大などに注力。 記:2024/10/11
4579 東証グロース
466
11/26 15:30
-2(%)
時価総額 10,084百万円
旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19
6862 東証スタンダード
870
11/26 15:30
-17(%)
時価総額 6,861百万円
組み込み向け電子デバイス等のデジタルデバイス、テレワークソリューション等のICTプロダクツが柱。デバイスプログラミング事業、システム開発事業等も。既存事業領域の拡大図る。27.3期売上高480億円目標。 記:2024/10/10
7577 JQスタンダード
220
3/29 15:00
-9(%)
時価総額 3,300百万円
RIZAPグループ傘下で再建中のインテリア雑貨・生活雑貨専門店。PB拡充やEC販売を推進中。21.3期3Q累計はコロナ禍で売上減も経費削減で増益に。今4月にRIZAP傘下2社と統合へ。継続前提に重要事象。 記:2021/03/21
7963 東証スタンダード
1,540
11/26 15:30
-15(%)
時価総額 7,860百万円
防塵・防毒マスクなど労働安全衛生保護具の製造・販売を行う。防塵マスクで国内トップシェア。オープンクリーンシステム「KOACH」なども手掛ける。産業用マスクの拡販、オープンクリーンシステムの営業強化図る。 記:2024/08/12