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後場に注目すべき3つのポイント~一時39000円台回復も上値重い

2024/12/20 12:34 FISCO
*12:34JST 後場に注目すべき3つのポイント~一時39000円台回復も上値重い 20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は6日ぶりに反発、一時39000円台回復も上値重い ・ドル・円は軟調、米金利の失速でドルに調整売り ・値上がり寄与トップはTDK<6762>、同2位はソニーグループ<6758> ■日経平均は6日ぶりに反発、一時39000円台回復も上値重い 日経平均は6日ぶりに反発。前日比76.37円高(+0.20%)の38889.95円(出来高概算11億株)で前場の取引を終えている。 19日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は15.37ドル高の42342.24ドル、ナスダックは19.93ポイント安の19372.77で取引を終了した。寄り付き後は上昇。連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げペースの減速を示したことを受けた前日の急落は行き過ぎとの見方から買い戻しの動きが出た。朝方発表された7-9月期国内総生産(GDP)は上方修正され、新規失業保険申請者数も減少と経済活動の拡大が示されたことで長期金利が上昇、相場の重しとなり伸び悩んだ。引けにかけて売りが優勢となり、ナスダックは下落に転じた。 米国株は高安まちまちも為替の円安推移を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。日経平均は一時39000円台を回復する場面も見られた。ただ、昨日の植田和男日本銀行総裁の記者会見での発言から、来年1月利上げも難しいとのムードが強まり、メガバンクなど金融株が下落。買い一巡後の日経平均の上値は重く、前日終値水準でのもみ合いとなった。 日経平均採用銘柄では、日銀の「ハト派」方針を材料に、住友不動産<8830>、三菱地所<8802>、東急不HD<3289>、三井不動産<8801>など不動産株の上げが目立ったほか、KADOKAWA<9468>の株を10%保有する筆頭株主となると発表したソニーグループ<6758>は買われた。一方、KADOKAWAは買収プレミアムがはく落しストップ安売り気配。このほか、三越伊勢丹<3099>、ZOZO<3092>、鹿島建設<1812>、バンナムHD<7832>、太陽誘電<6976>などが上昇した。 一方、りそなHD<8308>、三菱UFJ<8306>、コンコルディア<7186>、みずほ<8411>、ふくおか<8354>、三井住友<8316>など銀行株の下げが目立ったほか、第一生命HD<8750>も売られた。このほか、TOPPANホールディングス<7911>、HOYA<7741>、IHI<7013>、資生堂<4911>なども下落した。 業種別では、不動産業、石油・石炭、輸送用機器、建設、サービスなどが上昇した一方、銀行、その他製品、空運、精密機器、電気・ガスなどが下落した。 為替は1ドル157円台と円安ドル高推移が強まっていたが、朝方、加藤財務大臣による軽い口先介入を受けて円安基調は一服した。日米中銀会合を通過するなど重要イベントをこなしたこともあり、東京市場は商いが徐々に減少しそうだ。海外の機関投資家はクリスマス休暇入りしていることから、後場の日経平均は前日終値水準で方向感に乏しい展開となろう。 ■ドル・円は軟調、米金利の失速でドルに調整売り 20日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、157円92銭から156円88銭まで1円超下落した。日米中銀の政策決定でドル高・円安が進んだが、上昇ピッチの速さからドルに調整売りが出やすい。日本政府の円安牽制で一段の円売りも抑制された。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円88銭から157円92銭、ユーロ・円は152円58銭から163円66銭、ユーロ・ドルは1.0359ドルから1.0368ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・グッドライフカンパニー<2970>、GFA<8783>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはTDK<6762>、同2位はソニーグループ<6758> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・11月全国消費者物価指数(生鮮食品除く) :前年比+2.6%(予想:+2.6%、10月:+2.3%) 【要人発言】 ・加藤財務相 「為替動向は一方的で急激な動きがみられる」 <国内> 特になし <海外> ・16:00 英・11月小売売上高(自動車燃料含む)(前月比予想:+0.5%、10月:-0. 7%) 《CS》
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1812 東証プライム
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時価総額 1,411,247百万円
1840年創業のゼネコン大手。国内初の超高層ビル「霞が関ビル」を手掛けるなど超高層ビルに強み。六本木ヒルズ森タワーなどで実績。スエズ運河橋など海外でも実績。不動産開発事業など成長領域の拡大に注力。 記:2024/10/10
2970 東証スタンダード
2,885
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時価総額 12,400百万円
投資用新築一棟賃貸マンション「LIBTH」の設計、施工、仲介、賃貸管理等を行う不動産投資マネジメント事業が主力。福岡県、熊本県、沖縄県が拠点。エネルギー事業も展開。積極的な用地取得、顧客層の拡大に注力。 記:2024/08/09
3092 東証プライム
4,840
1/24 15:30
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時価総額 1,454,294百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も手掛ける。女性のアクティブ会員比率は7割超。「ZOZOCOSME」に注力。 記:2024/11/10
2,470
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時価総額 964,090百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。百貨店業では外商顧客へのアプローチ強化などに取り組む。 記:2024/11/12
966.8
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-8.6(%)
時価総額 695,933百万円
東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブルなどを傘下に収める持株会社。渋谷エリアの商業施設、オフィスビルの開発・運営に強み。オフィスビル・商業施設の空室率は低水準維持。分譲マンション販売は順調。 記:2024/12/15
4911 東証プライム
2,566.5
1/24 15:30
-22.5(%)
時価総額 1,026,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。26.12期コア営業利益率7%目標。グローバルでコスト構造改革図る。 記:2024/12/15
6758 東証プライム
3,251
1/24 15:30
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時価総額 20,296,312百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。ゲーム&ネットワークサービス分野は売上堅調。自社制作以外のゲームソフトウェア販売の増加などが寄与。 記:2024/12/08
6762 東証プライム
1,926
1/24 15:30
+11.5(%)
時価総額 3,743,874百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6976 東証プライム
2,299.5
1/24 15:30
+28(%)
時価総額 299,436百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。高信頼性商品の販売に注力。自動車、情報インフラ、産業機器向け売上比率の向上図る。 記:2024/11/11
7013 東証プライム
8,620
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時価総額 1,333,342百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
861.8
1/24 15:30
-2.6(%)
時価総額 1,042,447百万円
横浜銀行、東日本銀行の経営統合で誕生した持株会社。預金残高、貸出残高は地方銀行でトップクラスの規模。総資産は23.8兆円超。貸出金利回りは改善。三井住友トラスト・ローン&ファイナンスを子会社化へ。 記:2024/12/08
7741 東証プライム
21,290
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時価総額 7,471,917百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30
3,637
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時価総額 2,400,420百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。トイホビー事業ではガンダムシリーズのプラモデルなどが順調。 記:2024/12/07
7911 東証プライム
4,440
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-38(%)
時価総額 1,415,055百万円
国内印刷大手のTOPPANを中核とする持株会社。デジタルビジネス、BPO、セキュアメディア関連等の情報コミュニケーション事業が主力。マーケティングDXは順調。建装材関連では家具向け化粧シートの拡販図る。 記:2024/12/22
1,907
1/24 15:30
±0(%)
時価総額 25,328,764百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。金利上昇で利ザヤ拡大。ウェルスナビを完全子会社化へ。 記:2024/12/20
8308 東証プライム
1,137
1/24 15:30
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時価総額 2,729,914百万円
りそな銀行を中核とする大手金融持株会社。クレジットカードや信用保証、リース事業等も。埼玉りそな銀行、関西みらい銀行なども傘下に持つ。収益・コスト構造改革の加速図る。26.3期当期純利益1700億円目標。 記:2024/10/28
3,750
1/24 15:30
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時価総額 14,716,995百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
4,043
1/24 15:30
-21(%)
時価総額 772,771百万円
福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行などを傘下に収める持株会社。国内最大規模の地域金融機関。総資産は32兆円超。スマホ専業のみんなの銀行などを育成。デジタルチャネルの拡充などに取り組む。 記:2024/08/01
3,986
1/24 15:30
+23(%)
時価総額 10,121,451百万円
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4,110
1/24 15:30
+31(%)
時価総額 4,238,844百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
8783 東証スタンダード
669
1/24 15:30
-17(%)
時価総額 7,371百万円
ファイナンシャル・アドバイザリーなどの金融サービス事業を展開。サイバーセキュリティ事業、宿泊施設の運営等を行う空間プロデュース事業、運送事業等も。サイバーセキュリティ事業はOPSWAT製品で大型案件受注。 記:2024/12/20
8801 東証プライム
1,326
1/24 15:30
+12.5(%)
時価総額 3,728,345百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
8802 東証プライム
2,177.5
1/24 15:30
±0(%)
時価総額 2,768,203百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。インカムゲインの増加などにより、コマーシャル不動産事業は順調。 記:2024/12/20
8830 東証プライム
5,059
1/24 15:30
+17(%)
時価総額 2,408,519百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。リフォーム等も。既存ビルの収益改善等により、不動産賃貸事業部門は順調。 記:2024/12/20
9468 東証プライム
3,241
1/24 15:30
+29(%)
時価総額 459,522百万円
旧KADOKAWAとドワンゴが経営統合。出版・IP創出事業が主力。アニメ・実写映像事業、ゲーム事業、通信制高校の運営等も。中計では28.3期売上高3400億円目標。出版IP数の拡大などに取り組む。 記:2024/06/13