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注目銘柄ダイジェスト(前場):大崎電、GSユアサ、スポーツフィールなど

2023/11/21 11:35 FISCO
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):大崎電、GSユアサ、スポーツフィールなど Vテク<7717>:2336円(+118円) 大幅反発。フォトマスク製造装置の受注残が、24年3月期中間決算において過去最高額を更新し、約75億円になったと前日に発表している。半導体・フォトマスク装置事業全体の受注残などは決算で明らかになっているが、成長期待分野の目先の拡大期待などがあらためて材料視される状況となっているもよう。検査時間が短縮でき、省スペースである欠陥検査装置「ディオーネ」が受注残の増加を牽引しているようだ。 シャープ<6753>:1120円(+90.5円) 大幅続伸。親会社である鴻海グループとの関係強化を含めた中期経営計画を来年発表すると呉社長が従業員向けメッセージで明らかにしたと前日の引け間際に伝わっている。直後に株価が上昇していたが、本日も期待感が継続する展開となっているようだ。新産業への参入戦略や構造改革などについて議論を重ねているもようであり、大型パネルの生産子会社「堺ディスプレイプロダクト」などの改革期待に関心が向かっているようだ。 大崎電<6644>:681円(+60円) 大幅反発。いちよし証券ではレーティングを「B」から「A」に変更、フェアバリューも700円から800円に引き上げている。国内スマートメーター好調で会社側が通期予想を上方修正しているが、さらなる上振れ余地があるとみているもよう。24年3月期営業利益は会社計画43億円に対して50億円、前期比2.2倍を予想。国内ソリューション事業や海外での上位系システムとのセット販売増加など、今後の成長期待も高いとみているようだ。 AZ丸和HD<9090>:1750円(-190円) 大幅続落。755万株の公募増資、900万株の売出、最大245万株のオーバーアロットメントによる売出を行うと発表している。発行価格・売出価格は11月29日から12月4日までの間に決定。売出人は複数の既存株主となっている。調達資金は物流センターの建設資金などに充当。株式売出の目的は流通株式比率のプライム市場上場維持基準充足を図るためとしている。7.8%の株式価値希薄化、並びに当面の需給悪化を警戒する動きに。 GSユアサ<6674>:2222円(-268円) 大幅続落。1521万9400株の公募増資、228万2900株を上限とするオーバーアロットメントによる売出、並びに、ホンダを割当先とする249万7700株の第三者割当増資を行うと発表している。発行価格・割当価格は11月29日から12月5日までの間に決定する。BEV用リチウムイオン電池向け新工場の設備投資など、今後の成長資金に振り向けられるようだ。新株発行は最大で現在の発行済み株式数の24.8%となり、株式価値の希薄化をマイナス視。 GENDA<9166>:2495円(+334円) 一時ストップ高。24年1月期の営業利益予想を従来の43.00億円から50.00億円(前期実績42.44億円)に上方修正している。既存店売上高が順調に推移していることに加え、新規出店数や新たな旗艦店が好調なため。また、映画配給事業のギャガ(東京都港区)の子会社化、日本ポップコーン(東京都目黒区)の全株式を保有するINP(同)の子会社化などについて開示している。 アクリート<4395>:1145円(+75円) 大幅に3日続伸。シンデン・ハイテックス<3131>と業務提携すると発表している。両社の顧客先や事業ネットワークを活用して相互に相手方の製品やサービスの販売拡充に協力する。また、共同して新たな製品やサービス、プロジェクトを開発するほか、取引先の製品の拡販についても情報提供を含む各種サポート業務の提供など営業協力を行う。23年12月期業績への影響については、事業の進捗に応じて精査するとしている。 スポーツフィール<7080>:1643円(+230円) 大幅に反発。23年12月期の期末配当予想を従来の無配から30.00円(前期末実績は無配)に増額修正している。配当方針を変更し、配当性向20%を基準として継続的かつ安定的な配当を行うと改めたことに伴う措置。13日に公表済みの業績修正で23年12月期は売上高、各段階利益ともに過去最高を更新しており、配当検討開始の目安としていた自己資本比率50%超、純資産10億円超を達成する見込みとなっていた。 《ST》
関連銘柄 9件
3131 東証スタンダード
2,508
11/7 15:18
+48(%)
時価総額 5,292百万円
電子部品専門商社。メモリ等の半導体製品、液晶モジュール等のディスプレイ製品、通信モジュール、電池関連商品などを扱う。トップメーカーとの強固な関係などが強み。システムソリューション販売の強化等に注力。 記:2024/10/03
4395 東証グロース
583
11/7 15:30
+21(%)
時価総額 3,436百万円
SMS(ショートメール)配信サービスを展開。学校安心メール、防犯・防災危機管理緊急連絡システム「自治体安心メール」等も。大量のSMSを安全に配信できる自社システムに強み。非SMS領域拡大などに取り組む。 記:2024/05/08
6644 東証プライム
772
11/7 15:30
+20(%)
時価総額 37,262百万円
計測制御機器メーカー。電力量計で国内トップシェア。スマートメーターに強み。計器用変成器、配電自動化機器等も手掛ける。海外計測制御事業ではオセアニア向け出荷の増加見込む。27.3期売上高1000億円目標。 記:2024/06/09
2,809
11/7 15:30
-26(%)
時価総額 282,153百万円
電池専業メーカー。日本電池、ユアサコーポレーションが経営統合して誕生。京都府京都市に本社。オートバイ用バッテリーで世界トップシェア。26.3期売上高6000億円以上目標。BEV用電池の開発などに注力。 記:2024/08/06
6753 東証プライム
901
11/7 15:30
±0(%)
時価総額 586,017百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
7080 東証グロース
566
11/7 15:30
±0(%)
時価総額 4,167百万円
体育会・スポーツ学生向け就職支援サイト「スポナビ」を運営。新卒者向けイベント事業が主力。新卒者、既卒者向け人財紹介事業なども手掛ける。ユニーク紹介学生数及び紹介企業数は増加傾向。スポチャレは成長。 記:2024/07/04
7717 東証プライム
2,457
11/7 15:30
+4(%)
時価総額 24,713百万円
光配向膜露光装置などのFPD装置事業、半導体・フォトマスク装置事業を手掛ける。シリコンウェーハ用検査装置で高シェア。トマトを軸とするアグリビジネスも。半導体・フォトマスク装置事業は受注残高が増加。 記:2024/06/17
1,018
11/7 15:30
-11(%)
時価総額 140,469百万円
3PLサービス、輸配送サービス「桃太郎便」などを手掛ける丸和運輸機関を中核とする持株会社。マツキヨココカラ&カンパニー、アマゾンジャパンなどが主要取引先。ラストワンマイル事業では配送エリアが拡大。 記:2024/08/27
9166 東証グロース
2,936
11/7 15:30
+86(%)
時価総額 202,754百万円
GiGO等のアミューズメント施設、カラオケチェーン「カラオケBanBan」の運営等を行うエンタメ・プラットフォーム事業が柱。エンタメ・コンテンツ事業も。アミューズメントは積極的な新規出店、M&Aに注力。 記:2024/10/05