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前場に注目すべき3つのポイント~引き続きレーザーテックなど半導体関連に関心が集まりやすい~

2023/10/12 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~引き続きレーザーテックなど半導体関連に関心が集まりやすい~ 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■引き続きレーザーテックなど半導体関連に関心が集まりやすい ■イオン、2Q営業利益 22.7%増 1176億円 ■前場の注目材料:日立、ヘルスケア事業本部を日立ハイテクに移管、来年4月1日付 ■引き続きレーザーテックなど半導体関連に関心が集まりやすい 12日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まる相場展開が見込まれる。11日の米国市場はNYダウが65ドル高、ナスダックは96ポイント高だった。9月の生産者物価指数(PPI)の伸びが予想を上回ったほか、米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事がインフレ抑制で追加利上げの必要性を指摘し、タカ派姿勢を維持するなど高官の見解が分かれるなか、下落する場面も見られた。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、インフレ抑制で高金利を当面維持していく必要性が強調されたが、政策を慎重に進める姿勢が示されたため下値も限定的となった。その後は米長期金利が連日で低下するなかで買い直される展開に。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比90円高の31990円。円相場は1ドル149円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開で始まることになりそうだ。日経平均は昨日の上昇で節目の32000円を一時回復しており、いったんは達成感から利益確定の動きが意識されやすいだろう。ただし、昨日は指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均をけん引した半面、バリュー株や中小型株への持ち高調整の動きが強まっており、東証プライムの値下がり数は7割を超えていた。日経平均は続伸となったが、全体としては神経質な相場展開である。 米長期金利が連日で低下するなか、これまで積み上がっていたバリュー株の持ち高調整に対して、相対的に低迷していたハイテク株などを買い直すといったリバランスの動きと考えられ、本日も昨日同様の需給が意識されやすいだろう。また、米国では9月の消費者物価指数(CPI)の発表が控えている。足もとではFRBによる追加利上げ観測は後退しているものの、CPIの結果次第では再び追加利上げへの警戒が高まる可能性もあることから、積極的な売買は手控えられやすく、持ち高調整にとどまりそうだ。 物色としてはレーザーテック<6920>など半導体関連に関心が集まりやすいだろう。また、ロシアのプーチン大統領はモスクワで開かれた会合で、OPECプラスの協調減産が続くとの見解を示したと報じられている。25年以降も原油の供給が制約されるとの考えを示唆した。中東情勢の緊迫の影響も警戒されているなか、原油高を意識したエネルギー株や防衛関連などが断続的に物色されよう。 ■イオン、2Q営業利益 22.7%増 1176億円 イオン<8267>が発表した2024年2月期第2四半期業績は、営業収益が前年同期比5%増の4兆7113.35億円、営業利益は同22.7%増の1176.23億円だった。高付加価値商品と値ごろ感のある商品への消費の二極化が顕著となる中で、全報告セグメントが増収となった。ウエルシアホールディングス及び同社連結子会社では、コロナ対策関連などは減少したが、行動規制緩和を受けたインバウンド需要には回復の兆しも見られる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(31936.51、189.98) ・NYダウは上昇(33804.87、+65.57) ・ナスダック総合指数は上昇(13659.68、+96.83) ・1ドル=149.00-10円 ・シカゴ日経先物は上昇(31990、大阪比+90) ・SOX指数は上昇(3537.83、+25.75) ・VIX指数は低下(16.09、-0.94) ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・日立<6501>ヘルスケア事業本部を日立ハイテクに移管、来年4月1日付 ・丸紅<8002>パートナー企業と英クリーンエネ開発に1.8兆円投資、政府と覚書 ・オムロン<6645>JMDCを連結子会社化、TOB終了 ・太陽誘電<6976>SOFCセル開発、電解質材を薄型化 ・TIS<3626>UXデザインコンサルサービス提供、事業創出・業務改善支援 ・JTOWER<4485>NTT東と、分散型アンテナでローカル5G構築 ・NEC<6701>社会インフラで稼ぐ、宇宙・通信など新事業育成 ・住友金属鉱山<5713>エヌ・イーケムキャット、溶液中の貴金属を効率除去、シリカ型吸着剤開発 ・東京建物<8804>寺院・ホテル・商業一体型、大阪市中央区に複合施設 ・大王製紙<3880>車部品にCNF複合樹脂、展示会に試作続々 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 9月国内企業物価指数(前年比予想:+2.4%、8月:+3.2%) ・08:50 8月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:+0.6%、7月:-1.1%) ・10:30 野口日銀審議委員あいさつ <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
3626 東証プライム
3,771
10/11 15:00
-13(%)
時価総額 947,128百万円
独立系総合ITサービス会社。広域ITソリューション、産業IT等を展開。クレジットカードなど金融向けに強み。ビジネスパートナーは3000社超。オファリングサービスは順調。27.3期売上高6200億円目標。 記:2024/06/13
3880 東証プライム
895.8
10/11 15:00
-1.5(%)
時価総額 151,402百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期3Q累計は紙・板紙の需要が振るわず。中国の紙オムツも苦戦。だが価格改定が進んで黒字に。北越コーポと業務提携の検討開始。 記:2024/04/16
4485 東証グロース
3,595
10/11 15:00
-10(%)
時価総額 92,255百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
5713 東証プライム
4,388
10/11 15:00
-14(%)
時価総額 1,276,092百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6501 東証プライム
3,942
10/11 15:00
+7(%)
時価総額 18,277,355百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6645 東証プライム
6,636
10/11 15:00
+76(%)
時価総額 1,368,642百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6701 東証プライム
13,680
10/11 15:00
+30(%)
時価総額 3,732,588百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6920 東証プライム
24,000
10/11 15:00
-250(%)
時価総額 2,262,864百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6976 東証プライム
2,870
10/11 15:00
-47.5(%)
時価総額 373,726百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
8002 東証プライム
2,432.5
10/11 15:00
-6(%)
時価総額 4,179,551百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8267 東証プライム
3,618
10/11 15:00
+76(%)
時価総額 3,154,625百万円
流通大手。総合スーパーを軸に食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを展開。アセアンなどアジアでも事業展開。連結配当性向は30%目標。ヘルス&ウエルネスの進化、アジアシフトの加速等に取り組む。 記:2024/05/06
8804 東証プライム
2,416.5
10/11 15:00
-30(%)
時価総額 505,454百万円
1896年創業の総合不動産デベロッパー。旧安田財閥系。東京・八重洲、日本橋周辺が最重点エリア。マンションはBrilliaブランドで展開。配当性向30%以上目安。保有オフィスビルは40棟超。稼働率は高水準。 記:2024/07/07